功法解説4 つーことで、本日も、昇降練氣の4回目である。 まあ、前回に台湾の大せんせーによる実技の動画で、昇降練氣のだいたいのビジュアルを脳に焼き付けた人も、右脳が機能していなくて、まるっきりとんちんかんに理解した人も、さてその効果はいかにということをさらに解説して行くわけである。 まあ、開合功は命門を含めたチャクラ・丹田の各部位を個別に直接刺激して開くわけであるが、昇降練氣がそうでもないことは、試した皆さんには実感いただけると思うわけである。 まあ、そうは言っても、体内の氣感がないと、なかなか、中で何が起きてるかはわからないのであるが、わからない人もやってりゃそのうちわかるのである。 それで、そのわからない人もわかるように懇切丁寧に説明するのが象気功の真骨頂であるわけである。 象形流昇降練氣では身体の前の象管の中を、手を上げ下げして氣をつかみ、素粒子を反応させて振動波動を増幅するわけである。 象管は身体の前にあり、あなたの任意の太さで、宇宙とつながり、いわば宇宙の氣道であり血管であるのである。 その宇宙の氣道である血管から数限りなく枝分かれした毛細血管の先にあなたという細胞が存在し生命活動を営み、エネルギーを作り、宇宙に還元し、この次元の存在を進化させているわけである。 だから、あなたの組成は宇宙の組成と同じである。 その象管は、あなたの前に手を置き上下させてみれば忽然とその存在を表すのである。 象管の内部は濃密な氣で満たされ、その濃密な氣は宇宙の氣道に満ちているのである。 あなたの氣道の進化は宇宙の氣道の進化の一部であり全部である。 あなたは氣であり、宇宙も氣である。 だから、あなたが寿命を終えて生命活動を止めると、その存在は宇宙と一体化し、霊魂もへったくれもないのである。 あなたがもともと宇宙そのものであるのであるから、個というものは存在しないし、誰々の生まれ変わりだの、あるいは前世だの後生だの因果応報だのてなことは、ナンセンスな笑い話である。 えーとなんだっけ? ホラを吹きすぎて、本筋を見失ってしまったのである。 まあ、とにかく、身体の前で手を上げ下げすると、体内の氣が増幅されるのである。 これは開合功のように個々のチャクラあるいは丹田を個別に開くというわけではなく、気道全体に圧力がかかるのである。 開合功で命門も含めてチャクラ・丹田を個別に開くと、その個々の部位の氣に対する容量が小さいので、その部位が短時間で限界になり、それをさらに継続すると炎症を起こして、続行が不可能になるのである。 まあ、不可能というのは語弊があるが、炎症を起こしたまま続行すれば、その先には偏差あるいは暴発を起こして、あらしまったという状況になって、人生の大事な時間を膨大に棒に振る場合もあるのである。 開合功は個別に各チャクラ・丹田の活性化には多大な効果がある反面、その部位の許容量の関係で偏差を起こしやすいわけである。 これを解決するのが頭部から臍下のあたりまでの手の平の上げ下げによる象形流昇降練気である。 昇降練気は体内の気道全体に圧力をかけるため、部分的な炎症が起こりにくく、偏差も起きにくいのである。 もちろんこれは直接チャクラ・丹田を開く開合功に比較しての話である。 偏差を起こしにくい昇降練気にしても、過剰にこれでもかと練功を延々行えば、当然、気道の圧力が限界を超えて炎症を起こして偏差となるのは言うまでもないことである。 その限界が個人個人の氣の許容量や熟練度や氣のつかみ具合・氣感によって違うため、一概に何回あるいは何分何時間とは言えないので、身体の反応、状態、異変を精査しながら、慎重に気道の拡張拡大をお楽しみいただくしかないわけである。 つーことで、宇宙ネタの慢談放談も交えて、本日のネタ見せ興業は大団円ということで、明日は明日の風が吹くのである。 まあ、人生はなるようにしかならんということである。 結局はそこかよ。 続く。 |
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