象気功

象気功

開合功



チャクラを開く5


まあ、なんだ、「チャクラを開く4」で、開合功でチャクラを開く方法を解説したわけである。

その開き方は、頭頂部・百会のサハスラーラを頂点として、会陰のムラダーラを底辺とする三角形にするというところまで、解説したわけである。

それで、まあ、そのためにはどーするかとゆーことを解説するわけである。

これは解説するまでもないというよーなわかりきったことであるが、下位のチャクラに行くほど多く開けばいいわけである。

まあ、最初に基本である身体の中心としての命門を氣道に氣が充足充満するまで開き、そのあとサハスラーラ・百会を1回開き、アジナー・印堂を2回開き、ビシュダー・天突を3回開き、アナハータ・膻中を4回開き、マニピューラ・気海を5回開き、スヴァシスターナ・関元を6回開き、ムラダーラ・会陰を7回開く、てなことを行えばいいわけである。


まあ、それで、氣道にまだ余裕があれば、さらにそれを2倍、3倍、4倍、5倍、あるいは10倍にすればいいわけである。

これを逆に、最初にサハスラーラからムラダーラまでを開いて氣道を氣で充満充足して、その後の「少し無理」の範囲内で命門を開くことで圧力を掛けるということでもいいのである。

要は氣道を氣で満杯にして、さらに、「少し無理」の範囲内で、追加の圧力をかけるわけである。

いわば破れやすくて細くて長いゴム風船を膨らませて、さらに、それを破裂しないように少しづつ息を吹き込んでいくという作業である。

まあ、ゴム風船と違うところは、膨らむ太さに限界がないのである。

さらにはそのゴム風船が数限りなく枝分かれして、末端はナノ単位の細さで、さらに破れやすくなっているということである。


とのかく脆くて破れやすくて、限界を過ぎるとほんの少ししか余裕がないので、膨張拡張拡大には膨大な時間がかかるのである。

効果を焦って、いきなり膨らませるとすぐ破裂してしまうのである。

薄紙を重ねる如く、ほんの少しづつ、様子を見ながら膨らませて行かなければならないのである。

いずれにしても、過剰になれば、氣道が炎症をおこし、あるいは、たまさかにチャクラが暴発して、重篤な偏差に陥って、その回復に数年間の人生を無駄にしてしまうので、身体の様子を慎重に観察しながら行を修祓しなければならないのである。

行者の心得であるから、ここはひとつ、はやる心を抑えつつ、やらないよりはましという観点をよーく心に刻んで、ううう、書き直しなのでものすごくてきとーになってるが、まあ、そーゆーことである。


偏差の前徴としては、頭痛、めまい、吐き気、異常な熱管、悪寒、消化器系の不調、口内炎の頻発、下痢、などであるが、まあ、普段と違うような不快な症状が出たら、とりあえず中止して様子をみることが肝要である。

それ以上続けても、氣道やチャクラ・丹田の炎症が進むだけで、その後には酷い偏差が待ち構えているだけであるので、間違っても赤い蛇の上昇なんて妄想を期待してはいけないのである。

そんなものが上昇して百会からこんにちはしても、寝たきりになる以外はなんにもいいことは起きないのである。

もしそれで、とんでもない能力が出たなんて人がいれば、CNNやBBCが放ってはおかないので、世界的な大ニュースになってるのである。

まあ、たいていは、人前では邪気に阻まれて超能力は出ないなんて言いわけをするわけであるが、シロートの邪気に負けるようなレベルで超能力が出るなんてことはなかろうし、誰も居ないところで1人でやっていてもただの馬鹿丸出しのパ~である。


まあ、とにかく、妄想迷妄法螺話に惑わされること無く、人間の本来持っている健康状態の回復と、能力回復による運気向上ということをしっかりと念頭において、慎重にことを進めるのが正しい象形流気功法の修練方法である。

合言葉は「少し無理をする」である。

「たくさん無理をする」とろくなことにならんのである。

これでもかと「たくさん無理」をしたあたしが言うんだから、間違いないのである。

完。

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