象気功

象気功

開合功



チャクラを開く2


さて、なんだ、あれだ、いよいよ、おまたせの開合功によるチャクラ覚醒の実践である。

あるいは丹田解放である。

解放と言っても、丹田をどこかへスタコラサッサと逃がすわけではなくて、丹田に凝縮されている氣・プラーナ・エナジーを解放して、氣道・ナディ・経絡に圧力を掛けて閉塞していた部位を本来の太さにして氣の総体の量を拡大する、あるいは閉塞していた部位を開通させて、本来の状態に戻すことにより身体を正常な状態にするということである。

氣の総体の量が増えれば、精神的・対外的に、それ以前よりは優位に立てるわけであるし、氣道・ナディ・経絡の閉塞しているところが開通すれば、お病気が平癒する方向に向かう可能性もあるわけである。

閉塞していた部位の解放について言えば、たとえば、気功治療師による治療効果を自分で体現しようという香ばしいカリキュラム・メソッドである。


その気功治療効果については、閉塞していることにより障害あるいは不具合が出ている病状に関して回復の可能性があるということであって、原因が細菌やウイルス罹患による疾病であるとか、事故による身体の障害であるとかが神がかりに治るということではないのは言うまでもないことである。

たとえば、氣による治療では、単なる風邪でも治らないのである。

もちろん、インフルエンザやコレラてな伝染病を気功治療に頼って治そうなんて思った日には、うっかりしてると手遅れになってお亡くなりになっちまうし、さらにはその気功師本人がその伝染病にかかって入院して治療点滴する事態になるのである。

氣では食い過ぎの腹痛や下痢さえも治らんのである。

言ってみればなんの役にも立たないわけである。

しかし、その人の氣の総体の量が増えれば、たとえば、気が小さくて人前で話すことなんかとてもできなかった人が、普通に話すことができるようになるてな可能性は十分にあるのである。

あるいは、氣道が閉塞していることにより、身体に変調・不具合が出ている場合は、それが治癒する方向に行く可能性もあるのである。

これは可能性であって、誰もがやれば同じことになるとは言えないのはもちろんである。


さらには、その解放により何か人知を超えた能力が出るとか、いきなり大人物になって、日本いや世界のリーダーになるてな、空想妄想が実現する可能性はぜんぜんないのである。

基本的には氣道・ナディ・経絡をその人本来の太さに回復するということであるので、言い方を変えると、個体別に設定されているDNAの範囲内で、幼児期の環境その他の不具合により閉じているスイッチを入れるということである。

まあ、これは適切ではないかもしれんが、猫がライオンになるということではないのである。

さて、猫がライオンには絶対にならない開合功によるチャクラの開き方である。

まず、開合功の基本は、站椿功の立ち方で、前足部に首の付け根を乗せて立ち、臍の前で命門に意識を置き、手を開閉するわけである。

そのことにより、背骨の氣道の中心である命門から、全身の氣道に氣を送り込み、氣道・ナディ・経絡の閉塞している部位を開くわけである。

さらに、それを各チャクラ・各丹田の位置で行うのである。

その部位の「位置」あるいは「高さ」で手の開閉を行うのである。

これには、象気功オリジナルタームの象管を理解出来た人は、その象管を人体として、その位置・高さの部位を意識して手の開閉を行うとすればよろしいのである。


象管は人体の前にあり、人体を宇宙とつなげる氣の管である。

象管があなたの本体であり、人体は表層であり空であり仮のものである。

宇宙・現世は象管により構成されており、つまりは人体の氣道・ナディ・経絡が宇宙における象管である。

象管を宇宙の血管あるいは氣道と考えてもいいのである。

毛細血管の先に細胞があるように、あるいは氣道の先にその一部としての細胞があるように、象管の先あるいはその一部としてのあなたの存在があるのである。

あなたという存在は、宇宙の氣道である象管の一部である氣の細胞ということである。

あるいは象管そのものであり、宇宙という存在そのものである。

細胞も氣道の一部であるということである。

その宇宙の氣道上の細胞の表層としての感覚の存在があなたの身体感覚である。

象管が本体であり、あなたが感じているあるいは認識しているあなたは、そこに映し出される映像であるということもできるのである。

開合功によりその本体である象管に氣を送り込み開くわけである。


話が限りなくややこしくなるので、元に戻して、臍の前で手を開閉して氣を送り込むことにより命門を開くのと同様に、たとえば臍の少し下のスヴァシスターナ・気海丹田の前で手の開閉を行い氣を送り込むことにより、その部位が開くのである。

その際、意識をそこに置けばさらに効果的である。

これには、まず基本である、命門に意識を置き、手の開閉を行い、命門が開く感覚を掴むと、他の部位についても同様に開くことができるようになるのである。

氣がわからない初心者の場合でも、各部位の前で手の開閉を行えば、その部位が開く感覚がわかるようになるので、まあ、ぜんぜん分からん人も諦めずに人間の可能性を追求していただきたいが、チャクラ・丹田を開き始め、宇宙の深淵に触れたところで本日もお時間となりましたので続きは次回をわくわくときめいてお待ちいただきたい。

開合功により各チャクラ・各丹田を刻々と開くことにより、130億光年かなた宇宙の果ての巨大銀河ヒミコとオロチに連なる象管が、あなたの存在は宇宙の存在そのものであるということを教えてくれるのである。

ナニ言ってんでしょうね。

続く。

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