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名前:みずの |
象師匠さま。
いつも貴重なお教えをご公開いただき、ありがとうごさいます。
内輪の話で恐縮ですが、若くして脳梗塞に倒れた妹が、数日前に、末期ガンの診断を受けました。余命いくばくもないと判断され、治療ではなく、現在、緩和ケアを選択しています。
ときおり恨みがましい目つきをすることがあり、気になっています。この妹がしっかりいくところにいけるために、いま、してやれることはあるでしょうか。真言をとなえてやってもよいでしょうか。
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
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お答え |
象師匠 |
象気功のカルマの章や輪廻の章、あるいは気の悩み相談室でも何度も解説しておりますが、人間は何をしようとしまいと死ねば瞬時もこの世にとどまることなく、行くところに行くようになっております。
精霊界だの、この世にとどまり迷うと思っている霊体は、生きているあなたや家族、知人などの無意識下の想念によるエネルギー体であります。
妹さんの身体に宿っている神の分身と、妹さんの脳が作り出しているいわゆる魂とは別物であります。
魂は、人間が死ねば脳の機能が停止して消滅し、宿る神の分身が、宇宙である根本の神に戻り輪廻するわけであります。
あなたがそれを導くことなどはできません。
また、脳梗塞などの場合は、血管がもろくなっているわけでありますから、真言をなどをいいかげんに唱えた場合には、血流がその部分に増加して、ますます重篤な事態になり、死期を早めることになることもありますから、素人考えでやたらなことをするのはお止めになって、医師、あるいは、ケアの専門家の指示に従って見守ることをお薦めいたします。
お気持ちはわかりますが、くだらない真言や祈祷、気などに頼ることは、患者の病状にも、死後の行く末にも、なにも良いことはありませんので、冷静にご判断いただきたい。
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Re:
死を前にした妹について。 |
名前:みずの |
早速くお答えいただきまして、ありがとうございました。
もう一度、「カルマの章」「輪廻の章」をよく読みます。
弱いものでして、自分の問題になりますとご指摘いただきましたように冷静さを欠いてしまいます。
今後のことにも、しっかりと対処していきたいと思いました。この時期、大変に助かりました。ありがとうございました。
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