象気功

気功修練

気の悩み相談室
回答室


心臓の部位の気道のバランス
名前:みと君   日付:12月7日(月) 10時1分
おはようございます。この間は質問に答えて頂きましてありがとうございます。 また質問なんですが 不動明王の真言で心臓の部位の気道のバランスも変わるでしょうか?あとその内気は丹田に集まってくるのでしょうか? 下半身が開くとはわかりますが上がりきった気が見事に下がると書いてありましたので。心臓の部位につきましては私は昔から心臓のドキドキがひどくてこれは ICNシステムでしたっけ?心臓の部位が開きすぎているのかなとならば不動で気を下げバランスを変えればいいのかなと思いまして。あと気を下げれば脳の交通渋滞を回避できるしかしそれと頭のよさは違うと認識しております。そこで最近逆立ちを毎日3分しております。これは脳の血流を増し脳内血流を改善しようと言うのが理由です。音読や速聴なども主な効果は脳の血流が増すのが目的みたいな事書いてありますし ウィンウェンガーも天才と凡人は脳の血流の差 天才の方が血流が多いみたいな事ネットで書いてありました。逆立ちは脳にもよろしいでしょうか? 以前師匠におつむの調子をなんとかしろと言われまして質問した次第です。あとおつむの調子を良くしたいならやっとけみたいな事ありましたらご指南下さい 長い文章読んで頂きましてありがとうございました。失礼致します。

お答え
象師匠    日付:12月11日(金) 11時43分
まあ、そうですねえ、もちろん、不動明王の真言で氣を下げれば、「身体全体の氣道の開き具合のバランス」が変わりますので、「その内氣が丹田に集まってくる」わけではありませんが、下半身の氣道が唱える前よりは開きますので、当然、心臓に集まっていた氣は唱えるよりは唱えた方が下半身に下りるわけです。
しかし、それで、心臓の部位の開いた氣道が閉じるわけではありませんので、それでいきなりあなたの「心臓のドキドキ」がなくなって、泰然自若、豪放磊落の豪傑になるということではないのであります。
まあ、あなたの前回のご質問でもお答えした内容と同様に、「唱えないよりは唱えた方がいくらかましになる」ということであります。
次のご質問の「逆立ち」については、まあ、たとえば、体操の選手やサーカスの皆さんは1日にものすごい時間にわたって、逆立ちの練習をするわけですが、とくにその中から「おつむの調子」がすこぶる良くなって、大科学者が出たとか、大天才が出たとかの話はまったく聞かないわけです。
つまり、「逆立ち」では「おつむの調子」は良くならないということであります。
まあ、それで、最後のご質問の「おつむの調子を良くしたいならやっとけみたいな事」についてですが、脳というのは使うとその部位が活性化して大きくなり、神経細胞、シナプスの形成も促され、脳内物質の伝達が良くなり、「おつむの調子」が良くなるわけです。
ですから、計算能力を高めたいなら、毎日、計算、暗算などをすれば脳のその部位が活性化され大きくなって、計算能力が高まるわけです。
また、お金儲けをしたいなら、市場経済、商法、商売などの勉強をして、その正しい実践をつめば、お金儲けの脳の部位が活性化され、人によっては「大金持ち」になることができるわけです。
しかし、それも、これも、最近の研究では3歳までにその脳の神経細胞、シナプスの形成の基礎が決定されますので、両親のDNA、また、その育つ環境によって「おつむの調子」も決定されておりますので、その「おつむの調子」が良くなる度合いは個人個人で、ものすごく差があるわけです。
しかし、これも、やらないよりはやった方がもちろん「おつむの調子」がその人なりによくなるわけですから、氣や真言などの具にも付かないくだらないことに血道をあげてるよりは、お勉強、お仕事、スポーツなどに励んだほうが「おつむの調子」が良くなるわけです。
ご理解いただけましたでしょうか。