象気功

気功修練
気の悩み相談室
回答室


四股エクササイズ
名前:真言衆    日付:2009/12/28(月) 20:29
はじめまして。像の大神様のお告げ、および像師匠様の気の解説毎回楽しみに拝見しております。四股の事で質問させてください。私はちょっと前に貴乃花の四股エクササイズなるものを知りました。(足をがに股に開いてゆーくりと腰を下ろし、ゆーくりと腰を上げていくという運動です)ご存知なかったらすいません・・・。このエクササイズ、本格的な四股とは似て非なるものではありますが丹田を開く運動になり得るのでしょうか?ゆっくりとした運動ということで足腰の遅筋は鍛えられそうではありますが。下腹にはあまり力が入らない様なので大腰筋(丹田周囲)はダメなんでしょうか。と申しますのは個人的に住宅事情により四股を踏む(床を踏みしめる)ことができませんのでこのエクササイズで代用できないかと思ったわけであります。像師匠様的に言えばやらないよりかはやったほうがいいということだと思いますが、丹田開発に限っての優劣をご教授いただければ大変参考になります.

お答え
象師匠    日付:2009/12/30(水) 15:45
ううむ、四股に関する象気功の解説は何もご理解いただけてませんねえ。
四股の重要性は「床を踏みしめる」ことではありません。
床を元気よく踏みしめることは相撲のスポーツ、あるいは格闘技としての必要性から、骨に刺激を与えて骨密度を上げ、骨を丈夫にするという効果はありますが、「丹田を造る」ということに関しては、むしろ大きな音を立てて踏みしめる必要はぜんぜんありません。
象気功の「角力」の章をお読みになってご理解いただくとおわかりになると思いますが、四股は「ゆーっくりと足を上げ、止め」、それを下ろして「四股立ち」となり、「足をがに股に開いてゆーっくりと腰を下ろし、ゆーっくりと腰を上げていくという運動」であります。
足を床にドスンドスンと下ろすのは、相撲が神事であったことから、地の神を鎮めるてな意味合いも含めてのことでありますので、丹田を造るためには、「ゆーっくりと上げ、止める」ことと、「足をがに股に開いてゆーくりと腰を下ろし、ゆーっくりと腰を上げていく」ということが重要なのでありますから、貴乃花親方の推奨する四股エクササイズと反することは何もないと思いますねえ。