象気功

仙骨凝縮メソッド
裏丹田覚醒の法




丹田覚醒の効果とは・臍下丹田凝縮4


さて、裏丹田覚醒の前に、臍下丹田凝縮を掘り下げるわけである。

つまり裏丹田覚醒のための準備運動といってもいいのであるが、いずれにしても古来より重要とされる臍下丹田の凝縮なしに裏丹田覚醒もないもんであるというのが、あたしのこじつけである。



こじつけかよ。

まあ、つまらん話はともかく、誰がつまらん話だ、ハイハイ、ということで、臍下丹田凝縮の効果は今更言い立てることでもないが、精神状態を安定させるためには実に有用性のあるメソッドである。

精神を安定させるために精神でなんとかするというのは実に無理があるわけである。

精神不安のものが自分の精神でそれを安定させようとしてもどうにもならないのである。

たとえば結婚式のスピーチを頼まれた時など、失敗がシャレにならない場合、誰でも上がるのは当然である。

失敗しないように脳がフル回転になるからである。

脳がフル回転になれば当然氣が上がって精神はパニック状態である。

そんなときに精神で落ち着こうなんて思っても落ち着けるわけがないのである。

その時が臍下丹田の出番である。

臍下丹田が凝縮していればそこに意識を持って行っただけで、あーら不思議、気持ちは落ち着いてスピーチが立て板のごとく出てくるではありませんか、

なんてことになるかあああああっ。


ひさびさに赤字でわめいたわけであるが、「なんてこと」にはならんが、丹田が凝縮していれば、いつもの象気功タームの「やらないよりマシ」の範囲内で気持ちが落ち着くことは確実である。

しかし、これは臍下丹田が凝縮してる場合のことであって、丹田がどこやらわからん場合はあやふやな部位に意識を置くだけであるので、それでもさらにやらないよりマシであるとしてもお寒い限りの効果となるのである。

つまり、丹田の氣道が明確に感覚としてとらえられるぐらい拡張していることが重要であるわけである。

大丹田への道、豪快豪放磊落人生の幕開けということである。

もちろんそれで誰もが大丹田への道程を辿るわけではないが、その方向に向かうのは確実である。

とにもかくにも小丹田でもないよりマシである。

丹田が感覚としてとらえられなければ意識の置きようもないのである。

丹田覚醒の第一は丹田氣道拡張である。

その拡張の第一の法が丹田に「氣を集める」ということである。

これまでに解説したように、関元を中心として10㎝ぐらいの範囲の氣道に氣を集めるのである。

この段階で気界穴などが開いていわゆる「チャクラ活性化」で氣が溢れて、体調が回復したり、病状が一時的に改善したりすることもある。

これを尾てい骨周辺に意識を置いて行った場合はクンダリニー覚醒あるいは暴発となることもあるわけである。

その膨大にあふれた氣で人によっては狭窄した氣道が開いて思わぬ体調や能力の改変改善を体験する場合もあるが、「人によっては」であるので、氣が溢れるだけでたいした変化がない場合や、それ以前にチャクラ活性化もへったくれもなしでなんの変化もない場合もあるのは言うまでもないことである。

さて、臍下丹田凝縮のための第二の法は次回のお楽しみである。

続く。

(2021/11/29)



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