仙骨凝縮メソッド・裏丹田覚醒の法「凝縮」【気功の穴・象気功】

凝縮

「仙骨凝縮メソッド」であるから、まずはここで言う「凝縮」とはなんであるかということから説明しないと始まらんわけである。

「凝縮は、大きく広がっていたものを小さく固めること、または、一点に集中させること。圧縮は、圧力を加えて、物体を小さくすること。凝縮は、圧縮にくらべると、内容が濃いという意味を含んでいる。（ goo辞書）」てなことであるので、凝縮は圧縮と類似しているが濃縮という意味合いも含むということである。

また、文学的には「こり固まってちぢまること。趣旨・内容などを一点に集中させること。『作者の心情がこの一行に凝縮されている』」（デジタル大辞林）てなことであるが、文学とは関係ないのはいうまでもないことである。

さらに、化学的には「気体が冷却または圧縮されて液体に変わる現象。凝結。」（デジタル大辞林）てなことであるが、氣は気体ではないし、もちろん液体になるということではないのはいうまでもないことである。

まあ、かくのごとく凝縮についてはあれこれ解釈はあるが、ここでいう凝縮とは「氣を意識で圧縮し気圧を高める」ということである。

すべては意識あるいは氣感によって行われるメソッドであるので、氣がわからないと困難であるとは思うが、氣のわからない初心者もイメージで行えばそれなりの効果はあるわけである。

氣は意識によりコントロールされる波動あるいは振動の集積である。

もちろんこの世のすべてが振動あるいは波動でできているのであるから、究極的には意識でこの世のすべての事象をコントロールできるということである。

しかし、そうなると各自がてんでんばらばらの欲望に任せてこの世に影響を与えて、この世宇宙の仕組みがわやくちゃになるので、神と言う名のプログラマーによってそうは問屋が降ろさないようにできているのはいうまでもないことである。

物質あるいは物として固定されているものをコントロールするには桁違いの膨大なエネルギーが必要であるので、空想妄想の小説や映画やお漫画の世界以外にはありえないのである。

意識でコントロールできるのは氣のみである。

氣は波動あるいは振動の集積であるが、科学的には未だになんだかわからんし、氣道も感覚としてはとらえられるが、解剖しても実態があるわけではないのである。

氣は意識によりコントロールされ、さらに習熟すると他者の氣もコントロールできるのである。

それは人間に限らずあらゆる生命体の氣をコントロールできるのであるが、そんなことをすればろくなことはないのである。

他者の氣を扱う者は早死にである。

神のプログラミングは実に巧妙でうまくできているのである。

コントロールして良いのは自分の体内の氣のみである。

その氣を意識でコントロールすることにより圧縮し気圧を高めるのが凝縮である。

続く。
(2021/10/13）