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| 名前：のうまく |
とあるホームページで先祖供養の大切さについて書いてありました。
自分が今ここに生かされている事に感謝し、供養を行う事で運気が上昇
するとのことです。
しかし象気功では、すべての生命体は死の瞬間、その魂（魂と表現して良いか
わかりませんが）は宇宙に吸収されると解説されてましたよね。
ということは、先祖供養によって先祖がどうのこうのなって運気が上昇するというよりも、
自分の深層意識等に影響を与えて、それによって人生が良い方向に進むと言う事なんですかね？
うーん、ホームページ何度も読んでいるのですが、的外れな質問でしたらすいません。
よろしくお願いいたします。
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お答え |
| 象師匠 |
まあ、なんですねえ、「先祖供養」とゆーのは、まあ、つまり、それやらないとご商売に差し支える皆さんが大勢おられるとゆーことなんですねえ。
あたしは某宗の檀家総代でありますので、いろいろ内情がわかるのでありますが、とくに寺院、僧侶や墓石販売や霊園関係者、仏具仏壇販売関係者の皆さんはこれがないと生活が成り立たないのであります。
また、それに乗ってカスリを取ろうとゆー、占い師や霊能ご商売の皆さんもいーろいろあの手この手で付加価値をつけたり、「先祖供養しないと、あるいはそれが間違ってると祟られて怖いぞ怖いぞ」なんてことで脅したりしてご商売に勢を出しておられるわけです。
それで、まあ、たとえば先祖供養の代表的な行事といえばお盆とお彼岸、お施餓鬼であるわけですが、お盆とお彼岸がないと、現在のように寺墓地や霊園のように管理者がいなかった、昔の自宅敷地墓地や個人墓地の場合、草ボーボー、枯葉山積みでとんでもないことになるので、いわばこれ、年に３回ぐらいはお墓の掃除をしましょうよ、てなことが本来の目的みたいなもんだったのであります。
また、仏壇や位牌なんかもこれがないとほったらかしでごみだらけほこりだらけになるので墓同様、まあ、年に３回ぐらいは大掃除しようじゃあーりませんかてなことが目的みたいなもんであります。
また、お盆、お彼岸、お施餓鬼はお寺さんへの管理費や僧侶の生活費支払いとゆーことがメインテーマでもあるわけです。
葬儀の際のお布施だけでは食べていけませんから、これらの行事がないと僧侶の皆さんは生活に重大な支障をきたすのであります。
ですから、某宗檀家総代のあたしとしては、皆さんにお盆、お彼岸、お施餓鬼は当然でありますが、亡くなられた方の一周忌３回忌７回忌１３回忌１７回忌３３回忌ぐらいまでは忘れずに執り行いご先祖供養に勢を出し、関係者の生活費の供養を切にお願いするところであります。
以上の先祖供養商売の現状をご理解いただくとお解りになると思いますが、「供養を行う事で運気が上昇する」とのたまわっておられる業者さんあるいはそのカバン持ちの方の「収入」は上昇すると思いますが、それに乗せられたあなたの「運気が上昇」するかどうかは、あなたの思い込みしだいでありますねえ。
てなことであります。 |
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Re: 先祖供養 |
| 名前：のうまく |
なるほど、管理費、生活費のためですか（笑）。
お答えありがとうございます。
風水やパワーストーンについても聞きたい事があるのですが、
最近立て続けに質問しているので、ちょっと控えます・・・。
というよりも、今回のお答えと重なる点が多そうですしね。
あと「丹田の造り方１」面白かったです。
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