象気功

気功修練

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正座と精神安定
名前:gkbr男   
またまた質問です。
椅子に座ったとき、あぐらをかいたとき、正座をしたときでそれぞれ精神の安定度に差を感じ、正座のときが一番精神状態が安定し、どっかりとした気持ちになるのですが、これはチャクラとは関係あるのでしょうか?
正座をすることで下半身に気が流れやすくなるという人もいるようですが

よろしくお願いします<(_ _)>


お答え
象師匠   
確かに「正座のときが一番精神状態が安定し、どっかりとした気持ちになるのですが」、これは「あぐら」に比べて、腰が入り、姿勢が正されて、任脈督脈に代表される体の前面後面の正中線の周囲の氣道の通りが良くなり、とくに体躯前面の任脈の周囲の氣道の通りがよくなって、氣が丹田まで下がり易くなるからですねえ。
氣道の通りは正しく立っているときが一番理想的なわけです。
正座の場合、腰から上は、この「立っているとき」に近いわけです。
「あぐら」の場合は、どうしても、前かがみになって、腰も曲がり任脈督脈ともに通りが悪くなりますので、氣は分散して下がる感じはあまりないわけです。
ただ、ご存知のとおり、正座は脚部の血行が極端に悪くなって、足がしびれて、脚部には大変よろしくないという問題があるので、長時間座り続ける、禅やヨーガのメディテーションなんかでは、結跏趺坐やあぐらを用いるのであると思いますが、まあ、気功では椅子に座って静功を行いますので、この方が合理的であると思いますが、苦しいことが大好きな皆さんもおられますから、まあ、好みの問題でしょうか。