気功の穴
象気功


正中線生成プロセス


マリオネット感覚



まあ 正中線はバランスとは言っても、これも身長体重体型でバランスが違うので、その人にとって一番氣の出るバランスを自分で掴むしかないわけである。

そのバランスを掴むにはスワイショウを繰り返して、体内に最も気が充実するバランスの状態を感覚として捉えて「あーこれこれ、この感覚だ」と納得するしかないわけである。

あるいは周天あるいは外周天をチャクラ暴発寸前の具合が悪くなるまで繰り返して体のレベルを上げて どの状態が最も気を生み出すか ということをつかめばいいわけである。


それは初心者には無理だろ、日常生活ができない状態に追い込んでどーすんだよ。

まあ、命がけの困難も楽しみの一つということで。

そりゃそうだ。

違うだろ。

まあ、それで、スワイショウは言わば「最適な体のバランスを作るため」に行うわけであるが、へっぴり腰を直すために 意識的に腰を入れることにより骨盤・ 仙骨を適度に後傾してスワイショウを行うと、どうしても背中が 丸く 猫背になり 首が前に出てしまう場合があるわけである。

頭部は5キロから7キロもあるので それだけで体のバランスは崩れてしまうのである。


正中線を整えて、氣道が開き 毛細血管が開き深層筋インナーマッスルが最適に活性化するには体重が骨に集約されることが必要である。

もちろん その「骨に集約される」ということが 「正中線が整う」ということである。

体重が「骨に集約される」ということは頭部から足のくるぶしまで、全身の骨が骨に乗ってつながるということである。

体のバランスというのはつまりは骨のバランスということである。

筋肉つまり深層筋インナーマッスルの役割はつながった骨を支えるだけということである。


骨のバランスが最適に保たれることが重要である。

理想的には、深層筋インナーマッスルの支えがなくても「骨だけで立つことができる」ということに至りたいわけである。

もちろんそんなことができるわけもないので、あくまでも「理想的」ということであるが、その状態が骨盤・仙骨が立つということであり、逆に骨盤・仙骨が整えば骨が骨に乗り、骨が立つわけである。

それが とりも直さず 正中線が整うということである。

猫背になり 首が前に出るということは正中線が崩れ、 骨のバランスが崩れているということである。


当たり前である。

象気功は当たり前のことしか言わないので ある。

分かりましたから先に行ってください。

かしこまりました。

とにかく これいらねえだろ。

分かっちゃいるけどやめられません。

植木等かよ。

誰それ?

全く知りません。

嘘つけ。

申し訳ありません、 私 嘘をついて しまいました。

つまらんからやめろ。

承りました。

承るだけかよ。

うるせえよ。

もちろん それはあたしらダンサーのような無理に首を引き上げた姿勢や、軍隊式の「気をつけ」の姿勢で全身をピンと張るということではないのである。


それはそれで 正中線が崩れているということである。

とにもかくにも 脱力して立ち、「天井から頭頂部が吊り下げられている」という感覚を持つことが重要である。

「マリオネット感覚」である。

うーむ これはなかなかいい、 象気功タームの1つに入れよう。

ちゃんちゃん。

でました、ちゃんちゃん。

終わりです。

わかっとるわ。

立っても座っても歩いても、常に「マリオネット感覚」である。

なかなかいいね。

(2023/12/30)


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