象気功

象気功

気功天意
念力


念力によるチャクラの開発覚醒

パドマ・プラーナーヤーマとクンダリニー覚醒



人の迷惑かえりみず、やってきましたあのねのねったらそのねのね。

超能力マニア神霊マニア解脱マニアお悟りマニアの夢と希望を木端微塵に打ち砕く、氣の世界唯一の正直者、大覚聖者クリシュナムルティ象師匠である。


さて、サハスラーラの上の蓮華にパドマ・プラーナーヤーマにより氣を送り込んで開くと、いわゆる大周天となるわけであるが、それでは、ムラダーラ・股間の下の蓮華を開くと何が起きるのかつーことである。

まあ、気功マニア好事家愛好家オタク物好き阿保パ~の皆さんにはすでにご推察のことと思うが、もちろんクンダリニー覚醒である。


これ、クンダリニー覚醒といっても、いわゆる尾骶骨におらっしゃる3回とぐろを巻いた赤い蛇さんが目覚めて、爆発的にシャクティがスシュムナーに沿って上昇しサハスラーラを覚醒させ大覚解脱に至るなんておおげさな大仰なことは起きなくても、誰でも常時、大小多少強弱の差はあれ、氣シャクティ波動プラーナであるエネルギーがムラダーラ・チャクラから発生し、氣道・ナディ・経絡に循環しているのである。


まあ、血液ではないので、循環というのは正しくないのであるが、氣道・ナディ・経絡に常に圧力がかかっているということである。

その圧力によりナディが開き、それに連動して毛細血管が開き、神経細胞も含めた全身60兆の細胞に栄養・酸素が送られ、生命活動を行っているわけである。

これが、生きるということである。


この圧力・密度がいちばん高いのが生まれたての新生児乳幼児である。

氣の分かる方はご存知の通り、子供の氣の溢れる量は、大人とは比べ物にならない量である。


それが、成長するとともにその圧力・密度が下がり、加齢老化とともに、どんどん氣道がへろへろになって、細胞に酸素・栄養素が行き渡らなくなり、免疫細胞が十分に機能しなくなり、お病気がちになり、さらには、がん・脳梗塞・心筋梗塞などの病気を発症したりして、しまいにはお亡くなりになるわけである。


その氣道の圧力を少しでも上げて、毛細血管を開き、全身の細胞に酸素・栄養を行き渡らせて、健康を維持し、少しでも老化を遅らせようというのが気功法の類いの氣のメソッドの目的であるのである。

解脱も悟りも至高体験も精神浄化も昇華も高次元もへったくれもないのである。


なーにが解脱者大覚者大吾者聖者だよつーことである。

えらそーなこと言っても、身体の具合が悪くて、へろへろで寝たきり垂れ流しになって、点滴オマル紙おむつのお世話になって、なーにが解脱か大悟か心の在り方かつーことである。

超常至高体験よりもあの世体験になっちまうのである。


人間、何はなくとも元気なうちが華つーことであるのである。

健康第一、免疫力向上、老化防止である。

まあ、この元気なうちが華の逆で、人間の悩み苦しみは「生老病死」と言われるわけであるが、生は悩み苦しみではなく、そのセットの労・病・死がお悩み苦しみである。


生の本来根本は悩み苦しみではなくお楽しみである。

そのお楽しみである生をできる限り長く保つために、老と病と死をなんとかしたいわけである。

たとえば、仙人をめざすための仙道術の究極の目的は不老不死である。


長い激烈な修行を経て、その結果めでたく仙人になると、人里離れた仙境山奥で、高齢のためにわけのわからなくなった白いひげのおじーさんが雲霞を食って永遠に生きるわけである。

もちろんナンセンスの極みであるが、この不老不死、つまり老化防止が気功法の目的でもある。

まあ、雲霞というのは氣である。

んなアホなである。


雲霞だけで人間は生命を維持できないのである。

当たり前であるが、メシも食わなきゃ死んじまうので、実際にはとにもかくにもメシを食って、その栄養素を雲霞である氣で氣道に圧力をかけて十分に全身の細胞に行き渡らせて、健康を成就し、しいてはご長寿になろうてな当たり前の話が、メシを食わなくても雲霞を食うだけで生きられるようになるなんてとんちんかんなホラ話になってしまったわけである。


まあ、仙人の悪口はともかく、ムラダーラあるいは尾骶骨つまり、肛門周辺からは、何もしなくても、どなたもそれなりに氣が発生していて、常に全身の氣道の圧力調整の一部として機能しているのである。

古来より経験から、このムラダーラ会陰の開き具合がいまひとつで、圧力が小さいやつを、いわゆるけつの穴の小さいやつてなことをゆーわけである。


それをフル稼働して、一気に能力を高めようというのが、クンダリニー・ヨーガであるわけであるが、クンダリニー覚醒だなんて大仰なことになっても、クンダリニー症候群だのなんだのと具合が悪くなるだけで、たいした能力は出ないのである。


まあ、実はあたしも、むちゃくちゃにいろいろと朝から晩まで夜も寝ずに昼寝してこれでもかとやってたらば、いきなりこれになって、氣が暴走して背中のどこかがドーンという大音響とともに爆発して、「うえええ、目が回る、アタマが壊れる、たいへんだ、たいへんだ、死んでしまう」つーことで、救急車に乗ってあちこちの病院をぐるぐる回ったりして、その挙句、4年ぐらい人生を無駄にしたのである。


経験上からご忠告申し上げるが、ホントに無駄になるだけである。

某クリシュナ・ゴーピさんてな某印度方面の有名なパ~の人のご本を立ち読みしたら、この人もうっかりこれになって、よせばいいのに懲りずに2度もやって、やっぱり何年も無駄になったてなことをぐじぐじとおっしゃってたので大笑いしてしまったのである。


もちろん、ゴーピさんもあたしも、超能力も出ないし、透視能力も出ないし、予知能力も出ないし、霊能力も出ないし、解脱もしないし、お悟りも得ることはないのである。

人生が何年も無駄になただけである。

ゴーピさんは詩作能力が出たなんてホラを吹いてるのであるが、べつに、クンダリニーが覚醒しなくても詩作能力が出る人はたーくさんおられるので、クンダリニーのせいではないのである。


まあ、そうはいっても、クンダリニー覚醒で蛇がお目覚めてなことになると、ムラダーラ肛門尾骶骨の近辺から無理無体な量の氣が怒涛の勢いで発生するので、それまで閉塞していた氣道が開いて、それまでの体の不具合が解決されたりすることはないではないわけであるが、それは、もともと脳を含めた人体に備わった範囲内のふつーの機能に戻ったということであって、人智を超えた能力であるとか、超常的能力なんてものは出ないのである。


もちろん、それで超人だの神人だの聖者だのになったとホラを吹くパ~はいても、CNNでもBBCでもアルジャジーラでもテレ東でも、ヨーガ・仙道術・気功法等で超能力が出た人が空中浮揚で空をお散歩してる映像で流れたなんてことは未だかつてないのである。


当たり前であるが、そんな人がいないからである。

もちろん、幻覚・妄想・錯覚・思い込みも含めて、ホラ吹き嘘つき詐欺師になった人は多々おられるのはご存知の通りである。

ううむ、違う違う、こんなことを言ってる場合ではないのである。


えーと、なんだっけ?

ああ、そうだ、ムラダーラの蓮華にパドマ・プラーナーヤーマで氣を送り込むと、ブワーッと開くわけである。

ブワーッであるがプワーッでもグワーッでもゴゴーッでもググーッでもどどんでもぺぺんでもぴぴんでもいいのである。

これ、なんと言ったらいいのか、まあ、あたしの場合は、たとえばムラダーラ・チャクラに意識を送るだけで、氣・プラーナ・シャクティてな波動・エネルギーが発生し、全身の氣道の圧力がどどんと高まるのがわかるのであるが、氣がわからん人にはわからんわけであるから、説明が困難であるつーことである。


そのムラダーラのブワーッゴゴーッググーッと開いた開敷蓮華に、さらに呼吸法によりぐいぐいと氣を送り込むのである。

ううむ、さらに解説困難である。

まあ、それで、この際に、あらかじめ、送り込む氣を気功法等により十分に作っておくことが肝要である。


氣の作り方は、タントウコウでもいいし、スワイショウでもいいし、太極拳でもいいし、五行気功でもいいし、太極気功でもいいし、振動気功でもいいし、振魂でもいいし、鳥船でもいいし、なんでもいいのであるが、とにかく氣を十分にたっぷりと満々とわんさかとぎょーさん作っておいて、それをパドマ・プラーナーヤーマの呼吸法により、ムラダーラの開敷蓮華にぐいぐいと押しこむのである。


ううむ、これ、この解説で分かる人が何人いるんだろうか?

まあ、とにかく、ぐいぐいと押し込むと、氣道に圧力がかかり、いわゆる督脈・任脈から頭部・顔面全体を含めて開き、足の氣道・手の氣道も指先までぐいぐいと開くのである。

つまり、頭部顔面から、氣道の末端の手足の指先まで開くということは、全身の氣道に圧力がかかり、頭部胴体内蔵はもとより、全身の氣道が隅々まで開くということである。


クンダリニー覚醒だの尾骶骨の蛇だのてなケチ臭いことではなく、全身の氣道・ナディ・経絡を隈なく隅々まで圧力をかけて、頭部胴体内蔵はもとより、手足の指先の微細な氣道・ナディまで開いてしまうのである。

さてさて、ムラダーラの開敷蓮華にパドマ・プラーナーヤーマにより氣をぐいぐいと押し込み送り込んで、全身の氣道が手足の指先から舌の先からあそこの先まで隈なく開いたところで、いったいこの先があるのかないのか、そんなことより女にモテるにはどーしたらいいのか、その前に赤貧極貧びんぼーをなんとかするのかしないのか、何をしたって、どーせ死んじまうのにそんなことどーてもいいのかそーでもないのか、それもこれも含めて次回のお楽しみである。

続く。

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