象気功

象気功

気功天意
念力


念力によるチャクラの開発覚醒

スシュムナーとピンガラ2

まあ、スシュムナーはムラダーラ・チャクラから肛門、尾てい骨を経て神経の束である馬尾を通過して脊髄円錐から脳同様の神経細胞の集合体としての神経管である脊髄に入りサハスラーラまで達する中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)と考えられるわけである。


ちなみに、神経組織の集合体である脊髄の中央には第4脳室の続きである細い中心管がみられ、脳脊髄液で満たされているのである。

脳脊髄液は、脳室系とクモ膜下腔を満たす、リンパ液のように無色透明な液体で、弱アルカリ性であり、細胞成分はほとんど含まれず、略して髄液とも呼ばれるのである。


中枢神経系を機械的衝撃から保護し、頭蓋腔内圧を調節し、中枢神経の分解不用物質を除去する機能を有するのである。

つまり、脳脊髄液は脳の水分含有量を緩衝したり、形を保つ役に立っており、脳漿(のうしょう)とも呼ばれる液体である。


脳脊髄液は、おもに、脳室内の脈絡叢(そう)で生産し分泌され、全量は100~150ccあり、脊髄部で吸収されるのである。

つまり、脊髄の中央には脳からの配水管があり、脳を保護している脳脊髄液により、脳に次いで重要な脊髄の中の神経組織を保護しているわけである。


対して、イダとピンガラは脊髄脊椎の両サイド左右にあり、ほぼ頭蓋骨の底部から尾骨まで縦走する「交感神経幹(こうかんしんけいかん)」であると考えられるのである。

この脊髄脊椎の左右を縦走する交感神経幹は神経線維の束でこの線維束の中に交感神経の神経節が並んでいるのである。


交感神経幹の上端は、さらに上行して頸動脈管から頭蓋内に入り、内頸動脈上に神経叢を形成し、また下端は尾骨の前方を走行して他方の神経幹と合わさり、不対神経節と呼ばれる構造を形成するのである。


交感神経は脊髄の左右の交感神経幹を走るというはわかったが、それじゃ、副交感神経はいったいどこを走るのかとゆー疑問がわいてくるのである。

交感神経は脳脊髄神経とは別個に脊髄の左右の交感神経幹を走るが、副交感神経は脳脊髄神経の中を走るのである。

自律神経系とナディの関連を考えた場合に、スシュムナーが副交感神経系であり、イダ・ピンガラが交感神経系であるとも考えられるわけである。

続く。


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