象気功
象気功

本日の御神託


夏祭り

まあ、ここんとこ、毎日35度を超える猛暑が戻ってきて、残暑てなことでもないとは思うのであるが、引き続き夏の話題であるのである。

まあ、夏といえば夏祭りであるのである。

あたしが子供のころ、近所の神社の境内にはテキヤさんの露店がずらーっとならんで、これ、子供心にはたまらない夢見心地の世界であるのである。


まあ、これ、最近はいろいろな事情で、テキヤさんではなく、町内会の役員が縁日の露店のレンタルセット借りてきて店を出したりしてるのでなんともいえないのであるが、まあ、あたしが子供のころ夢見心地になったのは、あのテキヤさん独特の少し危うい雰囲気のある露店が並ぶ光景であるのである。

とにかく、神社の入り口の露店の焼きそばを買って、食いながらあちこちの店にたかって、輪投げだの、わけのわからないくじだの、金魚すくいだの、ヨーヨー釣りだのを見てるだけでも、もう、これ、めまいがするぐらの極楽気分であるのである。


なんで子供のころはすぐこの極楽気分になれるのか象気功で何度か解説しているわけであるが、まあ、子供はほっとけば普段からα波怒涛の放出状態で、ものすごくドーパミンもベータエンドルフィンも放出しやすい状態なので、何かというとまあ、いわゆる「お悟り」状態になるわけである。

なーにしろ、この「お悟り」状態は脳内覚○剤のドーパミンと脳内麻○のβエンドルフィンをいっしょにやるわけであるから、この世にこれ以上気持ちの良いことなんかないというぐらいの気持ちよさであるわけである。


このように「お悟り」状態はものすごく気分がよろしくて、なんとも言いようのない高揚感と、どう表現していいのかわからんが、一種のエクスタシーに似た感覚があるのである。

あたしは子供のころはアスファルトに蝋石(ろうせき)で絵を書いてるだけでも、この「お悟り」状態になる始末で、何かというと気分はあの世極楽に誘(いざな)われて、まあ、はたから見るとアホの子供であったわけである。


これが、さらに、夏祭りの人いきれと露店の目もくらむ色合いとにぎわいを見ると、これもう、精神状態はすっかり昇天して、天国の回廊を歩いているような、まあ、言ってみれば、まさに「夢の世界」にいるわけである。

しかし、常時この状態では、日常生活に支障をきたすので、幼児期から、躾(しつけ)だの教育だのといろいろ枷(かせ)をかけて、α波放出を押さえ込んで、β波優位の精神状態を醸成するので、どなたも、大人になると、この気持ちよさをすっかり忘れてしまい、恐怖のホルモンのアドレナリンも怒りのホルモンのノルアドレナリンも大放出の夢も希望もないおじさんおばさんになるわけである。

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