<相談者:ももこさん>
「南無妙法蓮華経についてお聞きしたいのですが」
象師匠さま、はじめまして。
時々こちらを訪れ、楽しく読ませていただいてます。
あの、すみません、いくつか質問してもよろしいでしょうか?
丹田を開く言霊が書かれているページhttp://zoukikou.kanpaku.jp/
kotodama.htm に「南無妙法蓮華経」でも効果があると書かれてありましたが、このお経についてお聞きしたいのですが。。
実家が日蓮宗を信仰しており、私も時々「南無妙法蓮華経」を唱えて
いますが、ある一時期、これを唱えていたら、気が頭のほうに上がるような感じがして、額がムズムズ、頭がグルグルになり、立つとフラフラになったことがあります。
これは、仏壇が家の南に北西向きに設置してあり、自分が南のほうに向いて座るので、方位的に仏壇の位置が悪いせいなのかなとも思ったのですが、やはり、「南無妙法蓮華経」も長時間(といっても一時間位ですが)唱えすぎると弊害があるのでしょうか?
それから、これを唱えると霊が寄って来ることはあるのでしょうか?
こちらのホームページに、憑依されないようにするためには、誰にも優しい元気な気持ちで生活するといい、と書かれていた記憶がありますが、でも、その優しさにすがってくる霊もいるのかな?っと思ったのですが。。
霊のことは感じたことがありませんが、実際、このお経を唱えて生活していると、人から悩み事を相談される機会が増え、人の悩みや愚痴を聞いているうちに、しんどくなってしまったことがあったり、それに加えて上記の症状もあったので。。
でも、「南無妙法蓮華経」を唱えると活力にあふれ、前向きになる、ということも経験してるので、このお経は肉体や精神面にどういう影響があるのだろうか、と考えるようになりました。
何かアドバイスがあれば、よろしくお願いします。
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お答え:象師匠 |
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この南無妙法蓮華経というお題目は日蓮さんが「妙法蓮華経とゆーお経はすごいぞー、みんなこれに帰依しましょうね」とゆー意味で作ったものであります。
その点が能力開発のためにつくられた密教の真言とは根本的に違うわけですが、このナムミョウホウレンゲキョウという言霊はみごとに気功でいうところの下丹田(臍の下の周囲)を開くのあります。
まあ、それで、これを1時間ぐらい「ある一時期、唱えていたら、気が頭のほうに上がるような感じがして、額がムズムズ、頭がグルグルになり、立つとフラフラになったことがある」とのことですが、これがいわゆる「下丹田が開いた」状態なわけであります。
ヨーガでいうスヴァジスターナ・チャクラ付近が活性化したわけであります。
そーすると、その部位から猛烈な勢いで気が発生するわけですが、その気はなにしろ爆発的ですので、行き場がありませんのであちこちに行くのであります。
もともと足の方の気道が開いている人は、走り出したり暴れたりしますし、あなたのように上半身から頭部の方に気道が開いている人は頭がグルグル、立つとフラフラになったりするわけであります。
これは方位や仏壇の向きとはなんの関係もありません。
ものすごく当然の反応であります。
ただ、その程度が著しいと脳の血管なんかにも影響がありますので、クンダリニー・ヨーガなんかでは「修行ができていない段階でチャクラが覚醒するととんでもないことになる、気がスシュムナー菅を駆け上がって頭頂部が破裂するぞ、恐ろしい恐ろしい、気をつけろー」とむやみに注意を喚起しております。
まあ、そーゆーことで昔のヨーガのおじさんの言ってることも根拠のないことでもないのでありますが、まあ、頭が破裂するには相当気に対する反応のいい人がむちゃくちゃなことをした場合ですので、南無妙法蓮華経というおだやかなお題目はそんなことにはなりませんので安心して適度に唱えて大丈夫でありますが、反応がきつい場合はしばらく期間をおいて再開したらよろしいかと思います。
そーゆーことで、このお題目を唱えると、気の世界の基本的な目標である丹田付近が活性化しますので「唱えると活力にあふれ、前向きになる」わけであります。
精神的には気が丹田に下りますので、精神が安定してうじうじぐずぐずくだらないことを悩まなくなる人もおりますし、肉体的には丹田が活性化しますので体力がついて元気になる人もおります。
希には病気の治癒の助けになったりする人もないわけではありません。
このお題目に特別に霊を引き寄せる効果はありませんが、この寄ってくるかもしれない霊の皆さんはいつまで経っても成仏できないアホでヒマな霊の皆さんですので、人間がいないところではつまんないわけですから、とにかく人の居るところにうじゃうじゃうろうろしてるので、寄ってくるもなにも普段から霊をかきわけかきわけ生活してるわけです。
しかし、霊の趣味も千差万別ですので、この特別に引き寄せる効果のないお題目でも中にはもの好きな霊がいて寄ってこないとも限りませんが、このアホ連中は談笑してるだけもうじゃうじゃうへへへと寄ってきますのでいちいちそんなことを気にする必要はありません。
それで悪霊に憑依されるのであればその悪霊に類似した性格の方が問題なわけです。
象気功の除霊の章でも解説しているように、「明るく元気にさわやかに」に生活していればこの悪霊に憑依さる心配はありません。
悪霊に憑依されたくなければ、優しい心よりもこの「明るく元気にさわやかに」ということがポイントであります。
「優しく暗くうじうじと」生活していては意味がありません。
それから、ご質問のお題目を唱えていると「人から悩み事を相談される機会が増える」ということですが、まあ、例えば自分が誰かに悩みごとを相談する場合に、自分より情けない頼りない人には相談しないわけです。
豊かな気を発している頼りがいのある人に相談するはずであります。
だから、このお題目で丹田が活性化して気が溢れでいるあなたはそのように見えたわけです。
でも、DNAで設定された根本的な性格の弱さはなかなか変わりませんのでしんどくなってしまうのであります。
つまり、象気功の中でも何度も説明しているように、全てが先祖、両親から受け継いだDNAであらかじめ設定された範囲内においての変化なのであります。
だから、そのお題目で丹田が活性化しても、いきなりものすごく性格が変わったり、超人的な体力や能力になるわけではないんであります。
でも、気長に丹田を開いていればやらないよりもいい方向に向かいますので、まあ、頭がグルグルしない程度にやることをおすすめするなあ、あたしゃ。
言っときますけどね、あたしは日蓮宗からなんかもらってるわけじゃありませんよ。
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スピリチュアル・エマージェンシー?! |
名前:ももこ |
象師匠さま、わかりやすいお返事ありがとうございます! こちらのお返事が遅れてすみません。
このお経を唱えると霊が寄ってきやすいと、どこかで読んだことがあるので、頭がグラグラ、立つとフラフラ、額がムズムズという前記の症状は、もしかして霊が??と心配していました。
(アマゾンで取り寄せた「波動整体療法」という本か、それとも著者のブログに書いてありましたが。。どっちだろう。。)
「もともと足の方の気道が開いている人は、走り出したり暴れたりしますし」←これも思い当たります。
なんか、わけもなく動きたくてしょうがなかったです。(汗)
親の代から創○学会に入っていて、私も自動的に入会してるのですが、会合は嫌なので参加せず、自宅で時々お経を読んでいましたが、たまに自宅に訪ねてくる学会の人やうちの親に、私のフラフラ、グルグル症状を言っても、理解してくれたり説明してくれる人がいなく、どうしよう~~と一人で悩んでいました。
でも、あの症状は下丹田が活性化したからだという事がわかって、一安心です。
「明るく元気にさわやかに」生活し、そして、グルグルにならない程度に、お題目唱えたいと思います。
あの、もう一つお聞きしてよろしいでしょうか。
上記の症状になった同じ頃、精神的に不安定になったことがあるのですが、それをネットで調べてて、魔境やスピリチュアル・エマージェンシーについて読んでみると、なんか思い当たるところがあり、また、こちらの「気の過敏症」を読んでも思い当たることがありました。
(以前、占い師に「あなたは人の影響を受けやすいね。」と言われたことがあるので、気の壁が薄いのかもしれません。ひょっとして、アホアホ体質??)
不安定だった時は、ひたすら、「ありがとうございます」を唱えると気が下に下がるかんじ?で落ち着くので唱えてました。
それと、http://www.byakko.or.jp/4_method/prayer.htmlのお祈りを唱えたり、遠隔気功を受けたりしているうちに、だんだんと楽になり、お蔭様で、今はもとに戻りつつあります。
お題目を唱えて、再びこういうふうにならない為にも、何かアドバイスがありましたら教えていただきたいのですが。
それと、時々、本山博さんのヨガの本を見ながら、部屋で一人でヨガをやっていたことがあり、スポーツクラブに通おうかと考えてる最中ですが、ヨガもあまりやらないほうがいいでしょうか?
度々すみません、よろしくお願い致します。
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お答えその2:象師匠 |
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ううむ、ああ、なるほど、わかりました。
まず、「上記の症状になった同じ頃、精神的に不安定になったことがあるのですが」とゆーご質問でありますが、これは南無妙法蓮華経のお題目の中の「南無」という言霊に原因があります。
この南無という音声は実際には「ナン」と発声するわけですが、これがお臍からみぞおちの周囲を開いて消化器系に影響を与えるわけですが、この「ナン」という言霊は心臓の部位のアナハタ・チャクラにも影響を与えます。
するとアナハタ・チャクラは生命維持のための不安を作り出す作用がありますので「不安」になるわけです。
まあ、とにかくこの南無妙法蓮華経は宗教のお題目としてはとにかくよくできていて丹田を開いて元気にしておいて、その上でアナハタ・チャクラに多少の影響を与えて不安にすると、信者は何かに頼らずにいられなくなって、ますますその宗教、お題目にすがるわけです。
もともと、南無というお経の意味は「帰依する」とい意味なのでありますが、言霊と意味がまさに一致しておりますので腎臓の「ジン」が腎臓に影響を与えるのと同じようにその言霊があたえる効果でできた言葉なんじゃないでしょうか。
このお題目は丹田で精神を安定させておいて、アナハタ・チャクラで不安にするというものすごく矛盾したところがあるわけですが、人間の多様な精神作用をうまく利用したなかなかグーなお題目なわけです。
それを理解した上で唱えれば元気になって仏様にすがって幸せになるわけですが、あなたの場合この文章を読むと、ご自分でも気づいておられますが、気にとても敏感な体質ですので、「気の過敏症」でも解説しているとおり、落ち着くまでお題目を含めて、気や宗教、精神世界の関係のことは遠ざけた方が賢明でしょうね。
○会の皆さんは気の世界のことには無頓着ですし、他の宗教と同じように幹部はお金集めに忙しいし、一般信者の皆さんはお題目による欲望達成と折伏ノルマ達成に忙しいのであなたの症状なんか理解する人はおそらくおられないので相談しても無駄でしょうね。
「スポーツクラブに通おうかと考えている」のは大正解でありますが、ヨーガや気功はやらない方がいいんじゃないでしょうか。
気の関係のことは離れてジムワークとか、ジャズダンスとか、エアロビクスとか水泳、剣道、空手、なんて方面のいわゆるスポーツをやりましょう。
どうしてもヨーガをやりたいなら、ストレッチと呼吸法を中心とした体操みたいなヨーガならいいんじゃないでしょうか。
現在の精神状態で気や精神世界の関係のことを離れるのは不安でしょうが、あたしは現在気の関係のことはぜんぜんやってなくて、運動ばっかりやってますが、なんにも問題はありませんし、クルクルパーでないまともな友達もたーくさんできますのであなたの場合とくに肉体的には元気らしいのでとにかく運動しようではありませんか。
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何度も読み返しちゃいました |
名前:ももこ |
象師匠さま、再びお返事ありがとうございます!
>まあ、とにかくこの南無妙法蓮華経は宗教のお題目としてはとにかくよくできていて丹田を開いて元気にしておいて、その上でアナハタ・チャクラに多少の影響を与えて不安にすると、信者は何かに頼らずにいられなくなって、ますますその宗教、お題目にすがるわけです。
なるほど、思い当たることあります。
象師匠さまは、それぞれの言霊がどの臓器やチャクラに影響を与えるか、とてもお詳しいですね。
このように教えてくれる人がまわりにいなかったので。。。。。。だから、思い切って、象師匠にお聞きしてよかったです!
あの、「だんぎょうれんぎょう云々」という言霊なら、丹田だけ開いて、アナハタ・チャクラは刺激しなく安全なのでしょうか?
でも、なるべく気の関係のことから離れて、何かスポーツをして体を動かし、汗を一杯かこうと思います!
そして落ち着いたら、再びお題目を唱えてみようと思います。
こちらのホームページは大好きなので、時々遊びに来ますね。
お忙しい中、いろいろ教えてくださり、どうもありがとうございました。
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お答えその3:象師匠 |
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まあ、どの言霊も気に敏感な人にはもろ刃の剣で、危険ととなり合わせですので、べつにこんなものやらなくてもどーってことないわけですから、やめちゃってスポーツやそのほかのもっと楽しいことに興味を向けた方がいいと思いますねあたしは。
元気で明るく楽しく暮らしてくださいね。
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