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| 名前：しずく |
象師匠様、はじめまして。
私は独学でヨガ、瞑想をしているのですが、独学だとクンダリニーが覚醒したとき危険だと書かれているのをよく見かけます。
瞑想するとクンダリニーは覚醒してしまうのでしょうか？
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お答え |
| 象師匠 |
ううむ、なんだなあ、瞑想ね、これ解説してると、サイトをもうひとつ立ち上げることになりますので、もう、もんのすごくはしょって解説するわけであります。
まあ、ヨーガでもメディテーションでも禅でもなんでもいいんでありますが、たいていは、まあ、生老病死の苦しみ、悩みを始めとして、性欲、食欲、金銭欲、などの欲望や妄想、それに、うらみ、つらみ、そねみ、ねたみ、いかり等々、この世の人間に発生する心の悪や苦しみから逃れたいとゆーところから入るわけであります。
それで、内観だの、気づきだの、集中だの、歩行瞑想だの、いろいろ方法を駆使して、心をそれらから逸らして、心を浄化しようとするわけであります。
それで、大昔のインドのおじさんなんかが、あーでもないこーでもないと身体のあちこちに意識を送ったり集中したりしていたらば、
「あれれ、なんだこりゃ、なんだかしらんが、気持ちいいぞ、おお、心の雲が晴れて青空だー、うわあ、みんなの心が見えるぞ、宇宙の真理が見えるぞ、おおおお、これが悟りだ悟りだおいらは悟ったぞーっ」
とゆーのでβーエンドルフィンやドーパミン、セロトニンなんかの脳内ホルモン大活躍のくるくるぱーおさとり状態を発見したり、
「ありゃりゃ、なんだこれ、肛門や尾てい骨のあたりや、下腹のあたりがなんかが熱くなったり開いたり破裂したりするじゃあーりませんか、うひゃあ、胸も、のども、眉間も、額も開くぞ、なんだこりゃ、もう、びっくりしたなあ、ううむ、これ、なんだかすごい勢いだからチャクラ（車輪）とゆー名前にしましょうか、ねえ、みなさん、どうでしょうか」
とゆーことで、クンダリニー・ヨーガなんかが生まれ、そこから派生して仙道術の大周天なんかもできたわけであります。
そーゆーわけで、クンダリニー・ヨーガや仙道術や密教系宗教などのカリキュラムを実践した場合には、独学でも敏感な人の場合、まれにチャクラやそのほかの部位が開くことがありますが、とんでもない無茶をしたのでなければ、それで頭が破裂するなんてことはありません。
それ以外の本来の目的である、こころの苦しみや妄想、悩みなどから逃れることが目的の瞑想の場合は、クンダリニーが覚醒するなんてことはまずありませんので、安心して三昧の境地を求めて励んでください。
しかし、三昧や悟りといわれる状態を一度経験すると、その気持ちよさを脳が覚えてしまい、それをもとめるために今度は気が上がって不安感や恐怖感があらわれたりして、それとの戦いになって本末転倒になったりしますから、あくまで、瞑想本来の目的を忘れずに邁進していただきたい。
それで、道元さんなんかは、 「只管打坐(しかんたざ)」（ただ座れ、悟りをもとめることさえいけない）と教えているわけでありますが、道元さんはあの通りの人で何が言いたいのかさっぱりわかりませんから、だーれも理解できずに、みなさん混乱したまま三昧、悟りを求めて、毎日座り込んで楽しんでいるわけであります。
しかし、それで心が浄化されて高い意識レベルになるなんてことがあるのかどうかはなんとも言えませんので、お楽しみお楽しみであります。 |
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Re: 瞑想 |
| 名前：しずく |
わかりやすいお返事ありがとうございます。
クンダリニーを覚醒させる特別な瞑想をしなければ平気なんですね。
安心しました。
瞑想はとても気持ちがよいので、これからも続けていきたいと思います。
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