象気功
気功修練
気の悩み相談室



マイナスエネルギー浄化の方法
名前:ももこ   

師匠さま、こんにちは。
またお伺いしたいことがあります。

昨日、妹にさんざん理不尽な事を言われたり、数々の暴言を浴びせられ、今までの経験で、私が反論するともっと大喧嘩になるので、
グッと黙って聞いていたのですが、心身共に、どっと疲れてしまいました。(^▽^;)

その後一人になってから、カッカした気を下げようと、不動明王の真言を唱えてみたり、プラスのイメージで息を吸ってマイナスエネルギーをふぅ~っと吐く、などとやってみたのですが、なんとなく頭の方にまだ負のエネルギーが残っている感じがしました。
そこで、もしこの負のエネルギーを浄化する真言がございましたら、
教えていただけるとありがたいのですが。。師匠さまのお時間のある時でいいので、よろしくお願い致します。

(もし、後に教えていただける「除霊」の項目と関連していましたら、その時まで首を長くして待っております。)




お答え
象師匠  
人間は「喜んだり」「楽しんだり」「悲しんだり」「怒ったり」「怖がったり」するようにできているわけであります。

つまり神さんがそのように造って、そうせよとおっしゃられておられるわけであります。

まあ、それで、喜んだときにはドーパミンやベータエンドルフィンなんかの気持ちのよい脳内物質が放出されて、逆に恐怖や不安を感じたときにはアドレナリンが放出され、怒りを感じたときにはノルアドレナリンが放出されて活性酸素もどんどんできて、血液は酸化されたりして「心身共に、どっと疲れてしま」ったりするわけです。

では、なぜ神さんは「喜び」はともかく怒りや不安や恐怖なんて感覚を人間に与えたかといいますと、たとえば怒りや不安や恐怖を感じないと生命維持に問題が出てくるからであります。

現代はともかく、大昔はライオンが目の前にいても怖さを感じなければ食われてしまうのであります。

同じように、自分の捕まえたウサギを他人に取られそうになっても怒りを感じて、攻撃をするぞという意思を表さなければウサギを取られて今日のごはんはなくなってしまうわけであります。
縄張りを侵されても、怒りを表さなければ、住居も妻子も略奪されて、野垂れ死にするのであります。

この辺りのジャングルは、なんか毒蛇が居そうだなという不安を感じないと、コブラに噛まれてはいそれまでよとなってしまうからであります。


まあ、現代でも形は違え同じような状況で人間は生きているわけであります。

だから、怒りや不安や恐怖というのは人間にとってマイナスどころか、生命維持の問題から最も重要な脳の要素なわけなのであります。

仏さんも、たとえば不動妙王像なんてのはものすごい憤怒の相をして怒っておられるわけであります。

ですから、怒りや不安や恐怖は「負のエネルギー」というわけではありませんので「浄化する真言」というものはありません。

ただ、まあ、怒ったままでは、たしかに気持ちはよくありませんので、真言や意識で気を下げればセロトニンなどが放出されて、怒りなどが緩和されて多少は落ち着きますのでいろいろ試してみるとよろしいかと思います。

それで、まあ、「阿しゅく如来」の章をすみからすみまでお読みいただくとお分かりになると思いますが、あなたが、人間として生まれてきたのはカルマの刈り取りのためでありますから、まあ、妹さんの悪口雑言もそれよって、あなたのカルマが刈り取られて、あなたの言葉をお借りすれば、いわば「浄化」されるわけでありますので、妹さんのお役目に感謝してありがたくお受けすると言うのが正しい法であります。




Re: マイナスエネルギー浄化の方法
名前:ももこ   
師匠さま、今回も丁寧なお返事ありがとうございます。

仰るように、怒りや不安や恐怖といった感情は、生きていくのに必要なものなんですね。

「阿しゅく如来」の章も、改めてありがたく読ませていただきました。

>それで、まあ、「阿しゅく如来」の章をすみからすみまでお読みいただくとお分かりになると思いますが、あなたが、人間として生まれてきたのはカルマの刈り取りのためでありますから、まあ、妹さんの悪口雑言もそれよって、あなたのカルマが刈り取られて、あなたの言葉をお借りすれば、いわば「浄化」されるわけでありますので、妹さんのお役目に感謝してありがたくお受けすると言うのが正しい法であります。

あれから、「ああ。。、私も同じようなことを亡き父にしたことがあるなぁ。。お父さんごめんね。。」と、思っていました。

こちらに来てこれを読んで、改めて納得できました。 母の介護で疲れている父に暴言を吐いたことに、ずっと罪悪感を持っていましたが、今は私が父と同じ立場になり、妹がお役目を果たしてくれたのですね。。

師匠さまの愛あるお言葉、とても心に響きました。
気づかせていただき、ありがとうございました。