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苦行と丹田
名前:chelin  
いつも楽しく拝見させていただいております。
脳の気が降りると丹田が大きくなる、という説明を読んで思ったのですが、断眠や断食は、わざわざ脳を委縮させて丹田を大きくする方法なのでしょうか?
それともほかに意味があるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。


お答え
象師匠   
まあ、紀元前にお釈迦さんが難行苦行の修行の結果、「難行苦行はなんの役にもたたない」と喝破したのでありますが、周囲のわかったつもりのぱーの皆さんはそんなことぜんぜん聞いちゃおりませんから、現在にいたるまで、その本系の仏教においても断食だの、水断ちだの、断眠だのとなんの役にもたたない「難行苦行」をこれでもかと行してお楽しみであるわけです。
お釈迦さんのいうとおり「断眠や断食」は苦行として考えるのであればなんの役にもたちませんので、もちろん「わざわざ脳を委縮させて丹田を大きくする方法」ではありません。
断食については、もちろん脳が萎縮するまでやるのはナンセンスでありますが、月に1日程度の適度な断食であれば、カロリーの取りすぎ、あるいはアレルゲンの減少、余分な塩分の排出などによる健康効果はあります。
断眠については、睡眠不足で体を壊して入院できるというありがたい効果はあります。
ご理解いただけましたでしょうか。