コトタマの反応部位「びゅ・ビュ」 高天原に集う神々の肉叢の組成であるコトタマの反応部位は「びゅ・ビュ」の解説である。 まあ、なんである、当たり前の話であるが、人間は食ったものでできているのである。 だから、食により細胞が変わり、脳が変わり、思考が変わり、健康状態が変わり、能力が変わり、行動が変わり、運命・運気が変わるわけである。 良いものを食えば細胞は勝手に良い方向に行き、悪いものを食えば細胞は勝手に悪い方向に行くわけである。 しかし、この食については、人によって免疫・アレルギーあるいは耐性・不耐性てな問題があり、また好みがあって、人それぞれでいやおうなく違うわけであるので、何が良いのか何が悪いのかは人によっていやおうなく千差万別である。 巷間に垂れ流されてるマヌケな健康情報番組のように何が良いとか悪いとか軽々に言えることではなく、実際には「あたしの場合は」としか言いようもないのである。 たとえば、乳酸菌だのビフィズス菌だので腸内環境をよろしくしてアレルギーにに良いとされるヨーグルトは、カゼインアレルギーのあたしの場合はアレルギー物質満載の毒である。 ヨーグルトを漫然と常食すると、皮膚、気管支、鼻腔などのあちこちに炎症が起きて、ひどいことになるのである。 スーパーに売ってる限りのヨーグルトを試してみたが、全部だめである。 ヨーグルトをやめると数週間でみごとに快癒するのである。 もちろん豆乳ヨーグルトはへーきである。 また、食品アレルギー27品目のうちの「乳」以外は、何をどれだけ食ってもへーきである。 生卵もカキもエビもカニもそばも小麦粉もピーナツも牛肉も鶏肉もさばも大豆もぜんぜんへーきである。 まあ、そうはいっても、牛乳やヨーグルトやチーズてな乳製品をできるだけ食わないようにしてるだけで、添加物のカゼインまで避けるような厳密なカゼインフリーてな食生活ではないので、通常は飲めや食えやの極楽人生である。 また、あたしの場合は、ローヤルゼリー、にんにく、メロンを食うと、口唇、胃、腸てな消化器にあれこれ炎症が起きるのである。 これはあたしの場合であるが、人によっては前述の27品目の多くにアレルギーがあったり、他の食品に不耐性があったりなかったり、あるいは「好き嫌い」ということも加わって、多種多様な食生活が営まれ、細胞が作られ、脳が作られ、臓器が作られ、人それぞれの多様な運命・運気が作られるわけである。 つまり、運命・運気は食によるところが非常に大きいわけであるが、出産時、乳幼児期に形成された腸内細菌の構成で一生にわたる食生活がほぼ決められているので、「何が良い何が悪い」てなことを言っても、基本的にはどーにもならんのである。 つまり運命・運気の一端は食により勝手に決められているわけである。 まあ、昨今は解決策として、便移植てな治療で、腸内細菌の構成を変えて、食や免疫を変えるという方法もあるが、重篤なお病気ならともかく、「運気を変えたい」てな理由では、医師に相手にしてもらえないのである。 つーことで、食とともに運命・運気を決め、あるいは変えるコトタマの「びゅ・ビュ」の反応部位はふくらはぎの真ん中あたりの周囲である。 経絡経穴でいうと、腓腹筋とアキレス腱の分かれ目あたりの承山穴(しょうざんけつ)の周囲である。 まあ、その場所は足の長さによっても違うので、どこから何センチてなことではないが、ざっくりと膝の裏とくるぶしの中間てな部位である。 経穴としての承山穴は腎機能の調整、ひざ痛、腰痛てなものを緩和する部位である。 精神的には、氣はもちろん下がるので、精神安定の効果もあるわけであるが、コトタマとして同時に心臓の部位にも影響があるので、不動心を養うてなことではないのである。 いずれにしても身体はコトタマによりできているといってもよろしいわけである。 「始めに言葉ありき」はどこかのおっさんかおばさんが口から出まかせで言ったと思うが、そのとーりである。 もちろんそれは脳機能によるわけであるが、人間が宇宙そのものまで支配しようてな科学の進歩も、その先にある情報の進化も、言葉によりなされるわけであるので、これを神の采配と言わずしてなんと言うのか。 しらんがな。 てなことであるが、「びゅーびゅーびゅっびゅっびゅのびゅー」と終日めいても、これでいきなり腎機能が劇的に改善したり、ひざ痛腰痛が無くなったりてな奇跡がおきることはないのは言うまでもないことである。 あなたのご両親ご先祖から受け継いだDNA遺伝子の力をあなどってはいけないのである。 それが簡単に変わってはこの世は無茶苦茶になるので、そりゃもうガッチリと配列されており、遺伝子操作をしない限りは遅々とした変化が起きるのみである。 その遅々とした変化が次代に受け継がれ、数万年単位の進化となるわけである。 もちろん氣道も個々に強固に決定されており、容易には変えることができないが、それでも、「やらないよりはマシ」の範囲内で氣道は変わるのである。 それを古来より修行という形で行ったわけである。 ありがたいありがたい。 なんで? 続く。 |
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