象気功

コトタマ

言霊の人体における反応部位




コトタマの反応部位「きゅ・キュ」


直面する世界の危機からあなたを救い、人類の進化の方向性を変えるコトタマの反応部位は、清音「あ・ア」~「ん・ン」、濁音「が・ガ」~「ぼ・ボ」、半濁音「ぱ・パ」~「ぽ・ポ」に続いて拗音「きゃ・キャ」の次は「きゅ・キュ」の解説である。

まあ、とにもかくにも、なにしろ「きゅ・キュ」である。


キュッキュッキューのキュである。

おばけのキューちゃんである。

ありゃりゃ、なんだなんだ、仕事場の窓の外の電線にカラスが大量に集まってこっちを見てる。

ものすごいね、10羽以上おられるではないか。

電線の上でフラフラしてるが、電線の上が苦手なカラスもいるわけね。


ううむ、カラスは屍肉に群がるというから、あたしが自分でも知らんうちに死んでるのかしらん。

じゃあ、これを書いてるあたしはいったい誰なんだ。

これをパラドックスと言うのかもしれん。

言わんな。


しかし不吉だ、これは天変地異の前触れかてなことで、カラスてなものは、集まっただけで、ひどい言われようである。

これが鳩なら吉兆あるいは瑞相である。

ものごとは個々の脳による見え方次第である。

同じことが人によっては凶兆であり、別の人によっては吉兆である。

だから、「カラスが集まるのは何か良いことがある前ぶれ」と捉える人もいないではないわけである。

おらんだろ。


それではカラスが救われないのでのへんで本日のお題の「きゅ・キュ」のコトタマの反応部位は胸骨の最上部の胸骨柄の中心当たりである。

喉の付け根のへこんだ所の少し下の周囲である。


鎖骨の起点の胸鎖関節の間から少し下の周囲である。

経絡でいうと喉の付け根の天突の下の璇璣(せんき)の周囲である。

この部位が開くと、胸全体の氣道が開くのである。


もちろん、喉の周囲を開き、さらには眉間の印堂・額中央の額中を開き、さらに一部は髪の生え際の神庭から頭頂部の少し前の百会まで開くのである。

胸から喉の周囲が中心であるから、呼吸器系はもとより、胸腺と甲状腺を取りまく氣道が開くことにより毛細血管が開き、細胞の再生・修復がよりよく行われ、正常な機能に回復する方向に向かうわけである。


人体のちょーしというものは、毛細血管のちょーしに左右されるということは、さすがに昨今の健康情報番組でもあれこれ取り上げられるので、象気功で何事につけ毛細血管を重視する当初よりの神のお告げが今さらながら成就された今日この頃であるが、まあ、とにもかくにも、毛細血管を開き育てることが人体のあらゆる生命活動において、その良し悪しに直結するわけである。


気功やヨーガ自体が本来は毛細血管育成の方法といっても過言ではないのであるが、その途中で体験するどうでもいいことが中心となって、大げさな方法や無理なメソッドにのめりこんで、逆に健康を損なったり、鶴ちゃんのように奥さんに逃げられて家庭を損なったりするわけである。


お釈迦さんも「苦行は何の意味もない」と喝破されているとおり、身体を痛めたり、極端な無理をしてもろくなことはないのである。

精神的には、もちろん胸から頭部が開くのであるから、「やらないよりはマシ」の範囲内でおつむのちょーしも軽やかにシフトアップしてアホなあなたの人生のレベルアップに多少なりとも貢献するわけである。


しかし、肚をドドンと据えて、日本のいや世界のリーダーになりたいなんて人にはあまり効果はないかもしれないのである。

でもまあ、何事においても多少なりともIQが上向きになることも重要であるとは思うので、まるっきり効果がないとは言えないのは言うまでもないことである。


そうは言っても、教育の方法によって、大馬鹿が小馬鹿になる可能性はあるが、ぱ~が天才になることは断じてありまへん。

同様にコトタマで大馬鹿が小馬鹿になる可能性はあるが、能無しがいきなり天才になることは断じてありまへん。


たとえば、大天才の空海さんは虚空蔵求聞持法のご利益ではなく、ありがたい先祖からのDNAのご利益で最初から天才であったということである。

天才という概念も、発達障害を伴った2Eあるいはギフテッドという場合もあるので、空海さんは秀才の極みという方が正解であると思うが、とにもかくにも、猿が人間になることは、遺伝子をいじくっても現在のところ非常に困難である。


てなことで、自分の親を見れば、自分の能力はだいたい予測がつくのである。

親兄弟姉妹親族のどこを見回してもろくなもんがいない家系に生まれたあなたが、いきなり大天才になる方法なんか存在しないのである。


いかに前頭葉を活性化する「きゃ・キャ」も「きゅ・キュ」も、「やらないよりはマシ」のご利益であって、ぱ~がいきなりアインシュタインにならんのは、そうとうなぱ~やぷ~でも想像に難くないのは理の当然である。

てなことで、呼吸器系・胸腺・甲状腺のメンテナンスも滞りなく行き渡り、「やらないよりはマシ」の範囲内で前頭葉も軽快に回転数を上げたところで本日の講義はこれまで。

お帰りはあちら。

どっちだよ。

続く。

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