象気功

コトタマ

言霊の人体における反応部位




コトタマの反応部位「きゃ・キャ」


もはや象師匠のライフワークとなった感のあるコトタマの反応部位は、清音「あ・ア」~「ん・ン」、濁音「が・ガ」~「ぼ・ボ」、半濁音「ぱ・パ」~「ぽ・ポ」に続いて拗音「きゃ・キャ」の解説である。

いつになったら大団円を迎えるのか想像もつかない途方もない長期大連載となったコトタマの解説も清音・濁音・半濁音がなんとかかんとか終了して、さて、拗音(ようおん)の反応部位の解説である。


おいおい、まだ続くのかよという声も想像に難くない今日この頃であるが、まあ、これを後世に残してとっととあの世におさらばするのがあたしの定められたお役目であるとひしひしと脳の奥から叫ぶ人がいるのはああかみのこえかねあれはあたしのおつむもついにこわれてとほほとなるのかしらんとううういかんほんとにおかしくなってきた。


拗音は勅音(ちょくおん)の反語で、真っすぐな音に対して曲がった音てな意味合いである。

べつに発音がひん曲がってるつーことではないが、とにもかくにも曲がっているらしいのである。


拗音はア行とワ行をのぞく文字に小文字の「ゃ、ゅ、ょ」をつけて表記される類いのアレである。

ちなみに拗音には合拗音(例:くゎ、ぐゎ)と開拗音(例:きゃ、しゃ、ちゃ)があるが、べつに言語学を云々しようてな企画ではないので、もちろん現代用語でお使いになる開拗音の解説である。


とにもかくにも、とっぱじめは「きゃ・キャ」の反応部位の解説である。

ノウボウ・アキャシャ・ギャラバヤ・オン・アリ・キャマリ・ボリ・ソワカの中に2度出てくるキャである。

記憶力を始めとしておつむのちょーしをよくするてなことで、天下に名高い虚空蔵菩薩の真言である。


この真言はどういうわけか拗音のオンパレードである。

まあ、元来がサンスクリットをカタカナにしたわけであるので、どの表記のどれが正しいのやらはともかくとして、さらには事の真偽もともかくとして、バカを直すのに限りなく効果の期待される虚空蔵求聞持法では「キャ×2、ギャ、シャ」を100万回繰り返すわけである。


まあ、このことで聡明な読者はお気づきの方もおられると思うが、このへんのコトタマが前頭葉を刺激し、しいては百会を開くコトタマであるわけである。

まあ、これ、百会がどこであるかということにもなるが、象気功では頭頂部の少し前あたりの、手で氣を送るとウフフというぐらいくすぐったい部分である。


まあ、これ、氣がわからんとウフフもケケケもないもんであるが、まあ、気功でいうところの「耳の穴から上に垂直にたどった部分」てなことでもよろしいのである。

つまり、おつむを開きたいマントラを作りたいときはこのあたりの拗音をふんだんに盛り込めば「やらないよりはマシ」の範囲内であなたの貧弱なIQも多少なりとも改善されるかもしれないわけである。

それでは、ぱ~でお悩みの皆さんには天の助け神の救いのコトタマの一発目の「きゃ・キャ」はいったいどこなのか?


頭部なのか腹部なのか、はたまた肛門なのか尿道なのか?

シモネタかよ。

これって、ほんとに後世に残るのかねしかし。

超天才霊能気功師のあたし以外に成しえない非常に重い企画であると思うが、なにしろ根がお笑い出身であるので、笑いをととらずには夜も日も明けないのである。


ううむ、長過ぎてじゃすとしすてむのほーぺーじびるだーがフリーズしてしまうので、このへんで本題に戻ると、「きゃ・キャ」のコトタマの反応部位は胸の胸骨体の中央から少し上の周囲である。

経絡で言うと前正中線を走る任脈の胸部中央より少し上の華蓋の周囲である。


この部位が開くと、氣道を通って、眉間の印堂を開き、額の中央の額中を開き、髪の生え際の神庭を開き、その一部はさらに氣道を上昇して百会を開くのである。

精神的効果としては、もちろん限りなく氣が上がるので、度胸を据えることはおぼつかないが、おつむの回転を限りなくよくする効果は「やらないよりはマシ」の範囲内で脳機能の活性化を促し、親先祖の祟りのDNAのせいでおつむのちょーしがいまひとつなあなたの人生にひとすじの光明となるのである。

てなことで一つお願いします。

続く。

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