象気功

コトタマ
言霊の人体における反応部位



コトタマの反応部位「ご・ゴ」


あなたの人生の混乱の根本原因を示し、今後の人生設計の礎となり得るコトタマの反応部位は、「ご・ゴ」の解説である。

団塊世代も余すところなく老人老婆となり、高齢化社会真っ盛りの今日このごろ、歩くのもやっとの老人ドライバーが街中に溢れて、加齢による頭部不具合の老人運転暴走車に巻き込まれてお亡くなりになるてなニュースが連日報道されて、おちおち歩いてもいられない昨今、象気功信者の皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


老化で感覚が鈍ってブレーキとアクセルを踏み間違えた暴走車がいきなりアクセル全開の全速力で、歩道を歩いてる人をなぎ倒すわけであるから、史上最強の霊能者の不肖象師匠と言えども、この混乱の時代にどこで何がどうなるかを予測することは全く不可能である。


つまりは「運」の問題である。

まあ、これが万事で、何に気をつけていても、人生は予測不能のことが大半であるので、避けようもないのである。

「運が悪かった」ですべてが終わってしまうのである。

それではその「運」をなんとかしましょうというのが象気功である。


「運」は細胞の方向性である。

細胞の方向性が悪いと、よろしくない方向に勝手に進路を取り、事故が起きる場所に勝手にご到着遊ばすのである。

「運」の悪いものは、どういうわけか、その時間にその場所に行きたくなるのである。


どういうわけか、その日に落ちる飛行機に、その日に乗ってしまうのである。

どういうわけか、その日に災害の起きる場所に、その日のその時間におられるのである。

災難に向かって怒涛の直進である。


逆に「運」の良いものは、どういうわけか災難のある場所と時間を、自分の意志とは無関係に避けるのである。

また、生活習慣も同様である。

「運」の悪いものは喫煙飲酒はもとより、悪いとわかっていても、どうしてもそのような生活をこよなく成就して、がん、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、てなことで寿命を縮めるあらゆることに専念なされるのである。


全くのバカ丸出しであるが、本人の意志とは無関係に細胞が勝手にやるのである。

寿命も細胞が決めるのである。

いわば自動運転である。

その自動運転のプログラミングの一端がコトタマの影響による氣道の状態の形成である。


コトタマの影響により、細胞の振動・波動が変わり、氣道の状態が変わり、大脳辺縁系の状態が変わり、情動が変わり、思考が変わり、行動が変わり、運気が変わるのである。

もちろんまいどおなじみのお約束で、DNA遺伝子のご都合や、お育ちの環境による脳細胞ニューロンシナプスの形成具合などの複合的な要素が絡み合うので、コトタマの影響による氣道の形成はその一要素ということである。


DNA遺伝子の人為的操作は科学・医学の発達に待たなければならないし、お育ちの環境はあなたの意志ではいかんともしがたいのであるが、コトタマによる氣道の操作は、その反応部位を知れば、能無しのあなたでも可能である。


つーことで、能無しのあなたのための「ご・ゴ」のコトタマの反応部位は会陰の少し前の内部の周囲である。

恥骨の周囲の前側内部である。

胴体の最下部の内部である。

この部位が開くと氣がこれでもかと下がるのである。

氣が下がれば、ストレスが緩和されるのである。


ストレスてなものは、生命の危機に直面したときに、脳がパニックを起こして氣が頭部に集まり、危機に対応するために主に動物脳に血液が集まり、それにともない血圧を上げるために血管によろしくないホルモンを怒涛の放出で、血管にダメージを与え、大脳辺縁系などにもいろいろ悪さをして、細胞の方向性を健康面からはよろしくない方向に向けるわけである。


もちろん、ストレスはその場の生命の危機を脱するための反応であるから、そこで死んじまえば健康もへったくれもないので、とにもかくにもその危機を回避するためにはよろしい生体反応であるわけである。


しかし、これが常時継続するとなると慢性ストレスということで、血管にも脳にもよろしくないことが満載となり、寿命をそこはかとなく縮めることになるのである。

そこはかの使用法がまちがっているかどーかは放っといて、慢性ストレスは、その上がった氣を下げることによって緩和されるのである。


科学も医学もへったくれもなかった大昔の皆さんも経験上の感で、悩み、恨み、妬み、嫉み、辛み、怒り、恐れなどが原因となるストレスでオツムにいつも氣が上がってるのは実によろしくないということがわかっていたので、それを解決するには「上虚下実」あるいは「臍下丹田」「放鬆」「静功」「瞑想」てなことで、これを緩和するメソッドをいろいろ考案なされてきたわけである。


「ご・ゴ」のコトタマはその上虚下実を、意識を用いずとも唱えるだけで成就するコトタマのひとつである。

また、他のメソッドのように、複雑なテクニックや時間を要せず、声に出す出さないに関わらず、唱えるだけで簡単に瞬時に氣を下げるのである。


つまりパ~でもバカでもアホでもトンチキでも能無しでもできて、実に簡単平易で効果満点のまことに美味しいメソッドということである。

さらに、氣感があり氣道の状態がわかる人は、「ご、ご、ご、ご、ご、ご、ご、ごげごっごーっ」とこれを連呼するだけでも氣はググイと下がるのを実感いただけると思うが、そうでない人もなんとなく肩の力が抜けるのがわかるとご推察申し上げるのである。


さらに連呼し続けると、氣が沸いて下腹部が充実してくるのがわかるのである。

氣を下げるわけであるので、どっしりと落ち着いた強い精神状態を醸成するコトタマであるが、半面、自分勝手な思い込みで、周囲の状況を鑑みない性格を醸し出す場合もあるのである。


何事も表裏・陰陽があるのはご存知のとおりであるが、それを踏まえた上で意図した方向にコントロールするのが猿ではない我々の人たる所以である。

しかし、オツムの状態が猿に極めて近い人も多々おられるのはこの世の仕組みであるので、この象気功をまともに理解できないために的外れな方向に驀進する人がおられるのもこの世の仕組みである。

なんでんのそれ。

続く。

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