コトタマの反応部位「が・ガ」 いよいよ濁音部の解説に突入して、いつ果てるとも知れない大編纂のコトタマの反応部位は、「が・ガ」の解説である。 「ん・ン」のコトタマの解説で大団円かと思ったら、そうは問屋が卸さない「が・ガ」の解説である。 静音が終わって濁音である。 が・ガ行の濁音には鼻濁音もあるが、現在では一般的にはあまりご使用にならないので、鼻濁音の解説は割愛である。 てなことで、限りなくコトタマの反応部位の解説が続くことになるわけであるが、象の金神様からのお指図であるので、逆らうこと無く、不肖象師匠のライフワークともなるわけである。 ううむ、ライフワークって、勘弁してもらいたいもんであるが、まあ、どーせ暇つぶしであるので、そんなに意気込むことでもないは言うまでもないことである。 人生の基本は、ご先祖様からのタタリのDNA遺伝子のご都合と、生後から幼児期にかけての育つ環境による脳神経ニューロンシナプスの形成具合と、勝手につけられた名前あるいは呼び名による氣道の状態の形成で、そのざっくりとした方向性が決まり、いわば自動操縦によるオートマチック人生で死ぬまで右往左往させられるわけである。 つまり、すべては自分の意志とは無関係に勝手に決められてしまうのである。 自我意識が芽生えた頃には、その人生の方向性は概ねが決まっていて、その方向にオートマチックに爆走して、意に沿わない人生街道を艱難辛苦で歩いて、どなたも本人の意図とは無関係な着地点に到着してご臨終の運びとなるわけである。 オートマチックであるだけに、上手く行く者は何をしなくても上手く行き、上手く行かない者はどんな努力をしても上手く行かないのである。 たとえば、財運のあるものは何をしても殖財につながり、財運のないものは何をしても極貧赤貧の一生を送るのである。 方向性が悪いからである。 それが神の摂理であり、神の計画である。 その摂理・計画の一端が、コトタマの反応部位による氣道の状態の形成である。 コトタマの反応部位を知れば、人生の方向性を、意図した方向に変えることが可能である。 もちろん、コトタマの影響は、人生の方向性を決める複合的な要素の1つであるから、それで劇的に何かが変わるということではなく、象気功基本タームの「やらないよりはマシ」の範囲内の方向の修正である。 しかし、これが、まいどお馴染みのミリ単位ナノ単位の方向の修正でも、10年単位の時間をかけ合わせると、その方向性は大きく変わってくるのである。 それも、努力・精進とは無縁のオートマチックに自動的に方向の修正が行われるのである。 そうは言っても、選んだコトタマによる影響が、さらに運気の悪い方向に向かう場合もあるのであるから、そのコトタマの反応部位を知ることが必要である。 病的に臆病で神経質な者が、さらに氣を上げるコトタマを選べば、氣は上がりきって、ドキドキビクビクソワソワてな精神状態になり、人生がさらに困難になるのである。 あるいは、鈍感で場の空気を読めない者が、さらに氣を下げれば、誰にも相手にされなくなり、人生は落下の一途を辿る場合もあるわけである。 とにもかくにも、人生を自分の意図した方向に向けるためには、コトタマの反応部位を知ることが重要であるわけであるが、これが、科学医学から遠く離れた神のお告げという口から出まかせにより語られるゴタクであるので、この世のゴミ集積所で廃品回収を待つばかりとなるのは必定である。。 さて、その廃品とならんとする「が・ガ」のコトタマの反応部位は骨盤最下部の左右の股関節の部位を開き、氣道を通って左右の膝関節をの部位開くのである。 また、直腸周辺にも強い影響を与えて蠕動を起こす効果があるので、「ががががががが」と連呼すると速やかに便秘が解消されたりする場合もあるが、もちろん、重度の便秘は医者に行けである。 また、同時に左右の肩関節の周囲を開き、氣道を通ってr左右の肘関節の部位を開くのである。 股関節や膝・肘の周囲の氣道を開き血流を改善することにより関節痛などが緩和されたりもする場合があるが、これも身体のどこかが痛けりゃ医者に行けである。 精神的には、頭部から離れた胴体の最下部の部位を開くことにより、安定した精神状態を醸し出す効果があるのである。 「が・ガ」単独の効果としては、瑣末なことを気にしない泰然自若てな精神状態を醸し出すが、別の言い方で言えば、まあ、胴体の最下部から四肢を開くということでもあるので、限りなくお気楽で無神経なパ~の方向に向かうコトタマということであるわけである。 もちろん、苗字や名前の他のコトタマの組み合わせの兼ね合いもあるので、一概にそのような精神状態となるかどうかは神のみぞ知るである。 何事も表と裏があり、陰と陽、善と悪、明と暗、重力と反重力、物質と反物質、があっての宇宙の組成であるわけである。 なんでも神か宇宙のせいにしておけば、たいていは丸く収まるのである。 なんのクダリやねん。 しらんがな。 続く。 |