象気功

コトタマ

言霊の人体における反応部位



コトタマの反応部位「ま・マ」


あなたの人生をいやおうなく極楽バラダイスあるいは混乱と苦悩へ導くコトタマの反応部位は「ま・マ」の解説である。

なにしろ「ま・マ」である。


魔法の「ま・マ」である。

摩訶不思議の「ま・マ」である。

てなことで、変幻自在でブリリアントなハワイアントークも華やかに、「ま・マ」のコトタマの反応部位は、へその少し上の背骨側の内部の周囲である。


どこがブリリアントなハワイアントークやねんっ、単なる手抜きやんけっ、なめとんのかこのあほんだらっ、てなことを言われてもいっさいの反省もなく、経絡の経穴で言うと、後背部を走る督脈の命門より少し上の懸枢あるいは腎兪の部位の内部の周囲である。


周囲であるから、どこそこの何ミリ上ということではなく、だいたいそのあたりということである。

「ま・マ」は腎臓と副腎に影響の大きいコトタマである。

腎臓は言うまでもなく、血液の老廃物を濾過し排出する重要な臓器である。


腎臓の働き如何で、健康上に大きな差異が生じ、最悪の場合は人工透析に至るのは、どなたもご存知の通りである。

他の臓器同様に、腎臓は毛玉上に密集した毛細血管の塊であるので、「ま・マ」のコトタマはその氣道を開き、より良い血流の状態を生み出し、より良い老廃物の排出を促し、体力・気力を生み出すということである。


また、「ま・マ」のコトタマは副腎にも影響を与え、副腎が活性化されると、アドレナリン、コルチゾールなどのいわゆるストレスホルモンと呼ばれるホルモンが軽やかに放出されて、生命の危機などのさまざまなストレスにより良く対応し、さらには男性ホルモンであるテストステロンを含みステロイドホルモンの放出も軽やかになり、より闘争的な性格も養生されるのである。


これらはもちろん、外敵に襲われることが日常の原始の時代においては生命維持のために重要なホルモンである。

しかし、現代においては、生命維持には無関係でも、過剰な精神的ストレスに継続的に何度も晒されることにより、ストレスホルモンの過剰な分泌を恒常的にもたらすことで、脳の扁桃体にも影響を与え、また、テストステロンを含むステロイドホルモンの放出を抑制してしまうこともあるので、様々な精神疾患や疾病の原因となることもあるのである。


もちろん、それは過剰な精神的ストレスに晒された時の生体反応であって、「ま・マ」のコトタマでストレスホルモンが過剰に分泌されるということではないのは言うまでもないことである。

精神的には、「ま・マ」が名前についている場合は、ともすると強さを通り越して、わがままと取られかねないぐらい独善的な性格になる場合もあるが、もちろん、他のコトタマのとの兼ね合いもあるので、それだけで性格ができあがるということではないのは言うまでもないことである。

続く。

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