象気功

コトタマ
言霊の人体における反応部位



序論3
コトタマの細胞への影響



各コトタマにより身体の各部位が開かれ、氣のバランスが変わるわけであるが、影響はそれだけにとどまらず、細胞自体に影響を与えるのである。

コトタマの発する振動により、細胞の振動が変わるのである。


人体約37兆個の細胞は、振動する素粒子の集合体であるから、コトタマの振動に共鳴して、その「音・オン」の方向性に合うように変化するわけである。

それは声に出す出さないにかかわらず、思うだけでも細胞は共鳴し、変化するのである。

これが脳波あるいは意識あるいは念の力であるわけである。


これは「細胞の方向性」が変わるということである。

もちろん、声に出さないでコトタマを唱えた場合には、それは脳細胞に共鳴するということである。

脳細胞の共鳴は、氣道を通り全身の細胞に共鳴するのである。


1個の細胞が変われば、全身の細胞が変わるのである。

1個の細胞の方向性が変われば、総体としての全身約37兆個の細胞の方向性が変わるのである。

たとえば、老化ということでも、手の指先の細胞だけが老化して、他の細胞が老化しないなんてことはないわけである。


手の指先の細胞が老化していれば、脳も含めて、全身の細胞が老化しているのである。

これと同様に、脳細胞の方向性が変われば、全身の細胞の方向性が変わるのである。

特定のコトタマを唱える、あるいは思うということは、脳の振動を変え、方向性を変えるのである。


もちろん、それは時間あるいは回数により変化の度合いが違うわけであるが、この変化は、できないことができるようになったり、思わぬ方向性に人生が変化するということにつながったりする場合もあるのである。

脳学者のご意見では「脳は死ぬまで成長する」ということであるが、これは「脳細胞は死ぬまで変化する」ということでもあるわけである。


つまり、脳細胞の振動も死ぬまで変化するのである。

これは全身の細胞の振動による方向性も、死ぬまで変化するということである。

しかし、現在の自分の細胞の方向性なんてことが分かる人はおられないのである。


それでも、中には、どうも自分の人生はやることなすことがくだらないことばかりで、ろくなものではないと気がついている人もおられるはずである。

あるいは、自分はどうも運が悪くて、やることなすことが悪い方向に行くと感じている人もおられると思うがのである。


これは運が悪いのではなく、細胞の方向性が悪いのである。

悪い方向に向かうように細胞が望んでいるのである。

たとえば、交通事故に遭うような運転をしたがるし、遭難するような山に軽装で登りたがるのである。


さらにいえば、災害や災難に遭う地域に住みたがるし、落ちる飛行機や沈む船に乗りたがるのである。

事故・災難・不運の方向性に向かうように細胞が行きたがるのである。

しかし、それはいわば神の意図であるので、自分ではいかんともしがたいわけである。


その神の意図をコトタマにより変えることができるのである。

コトタマにより身体の各部位が開かれ、氣のバランスが変わるわけであるが、そのことにより全身の細胞の方向性も変わるのである。

つまり、個々の細胞の氣のバランスが変わるということである。


1個の細胞の変化は全身の細胞の変化であり、全身の氣のバランスの変化は1個の氣のバランスの変化である。

これは個々の細胞の振動が変わるということであり、個々の細胞の方向性が変わるということである。

1個の細胞の方向性が変わるということは、全身60兆以上の細胞の方向性が変わるということである。


コトタマによりあなたの細胞の振動が変わり、あなたの運気の方向性が変わるわけである。

もちろん、細胞の振動による方向性はDNA遺伝子やお育ちの環境なども含めた複合的な要因によるわけであるから、そのひとつであるコトタマによる振動への影響は「やらないよりはマシ」という方向性の変化であるのは言うまでもないことである。

続く。

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