コトタマの反応部位「に・ニ」 人類の脳を操作して世界平和を実現するかもしれないコトタマの反応部位は、「あ・ア」「い・イ」「う・ウ」「え・エ」「お・オ」「か・カ」「き・キ」「く・ク」「け・ケ」「こ・コ」「さ・サ」「し・シ」「す・ス」「せ・セ」「そ・ソ」「た・タ」「ち・チ」「つ・ツ」「て・テ」「と・ト」「な・ナ」に続いて「に・ニ」の解説である。 言葉は人を操作するのである。 それは意味による考え方の操作である。 まあ、その考え方により、脳内ホルモンの放出に影響がないでもないので、それはそれで身体を変えるわけである。 しかし、たとえば言葉の意味を解しない動物の場合は言葉の意味による影響は受けないのである。 オウムや九官鳥やインコやカラスなども言葉を発するわけであるが、もちろん彼らも言葉の意味による影響は受けないのである。 言葉の意味を解しないからである。 しかし、言葉の意味を解しない他の動物も、コトタマの影響は人間と同様に受けるのである。 氣道の開く部位は違っても、それなりにどこかが開き、氣道のバランスが変わり、行動が変わるのである。 言葉の意味とは無関係に、音・オンにより細胞が変性するのである。 もちろん人間においても、言葉としては無意味な組み合わせのコトタマでも、氣道に影響を与え、血流を変え、細胞の活性度を変え、ホルモンのバランスを変え、脳を変え、性質あるいは性格さえも変えるのである。 つまり、運命を変えるということである。 そのことに気がついた古代の皆さんが考え出したのがマントラ・真言・言霊・祝詞・題目である。 だから、それらには、言葉としてはまったく無意味なコトタマの組み合わせのものも多々あるわけである。 人類の夢は戦争のない世界である。 争いのない世界ということである。 争いの原因は恨み・つらみ・妬み・嫉み・憎しみ・怒りといった方向性の精神状態である。 これを消すコトタマの組み合わせができれば、それを広めることにより、あるいはそれを送り込むことにより、人類の心から恨み・つらみ・妬み・嫉み・憎しみ・怒りてな精神状態を無くすことができるわけである。 意味のある言葉には、「意味」のためにそれを否定するものもいるわけである。 しかし、無意味なコトタマの組み合わせは、無意味であるだけに否定のしようがないのである。 それが何かの形で全世界に広がると、知らぬうちに世界が変わるのである。 不肖象師匠が神に与えられた使命はまさにこのことである。 世界平和実現である。 めんどくせーから、やなこったい。 てなことで、「に・ニ」のコトタマの反応部位はみぞおちの上部の周囲である。 胸骨最下部の剣状突起の下あたりの周囲である。 ここは氣道を通じて胃にダイレクトに影響のある部位である。 「に・ニ」のコトタマにより胃の毛細血管や神経叢に影響があり、血流が改善され、胃の細胞の再生修復メンテナンスが良好になるのである。 精神的には、この部位が開くと氣は氣道を身体下部に向かうので、反応の位置が高いにも関わらず、氣が下がって精神状態が安定する方向に向かうのである。 もちろん、その効果は他のコトタマとの組み合わせによるので、たとえば名前に「に・ニ」が入っていても、一概にそれで、胃が丈夫であるとか、心が安定しているとかではないのである。 氣道がよりその方向に開き、バランスがよりその方向に向かうということである。 方向がほんの少しでも違えば、時間の経過で大きな違いとなるのである。 たとえば船の方向がほんの少し変わると、数時間の航海の後には、ものすごく違った場所に到着するのである。 何もしなければ、これまでと同じ方向に、自分の意志とは無関係にとめどなく迷走するだけである。 これを意図して方向を決めようというのが、コトタマの反応部位を知るということである。 やるもんだね、象師匠は。 なめてんのかてめー。 なんで怒ってんの、この人。 続く。 |