象気功

コトタマ

言霊の人体における反応部位



コトタマの反応部位「て・テ」


日本を変え世界を変え宇宙を変えるコトタマの反応部位は、「あ・ア」「い・イ」「う・ウ」「え・エ」「お・オ」「か・カ」「き・キ」「く・ク」「け・ケ」「こ・コ」「さ・サ」「し・シ」「す・ス」「せ・セ」「そ・ソ」「た・タ」「ち・チ」「つ・ツ」に続いて「て・テ」の解説である。

まあ、なんである、「い・イ」が胃に影響があるからといって、「て・テ」の反応部位は手かというと、そーでもないのである。

そんなに簡単にものごとは運ばないのである。


それでは、「け・ケ」は毛になってしまうし、「め・メ」は目になってしまうし、「は・ハ」は歯になってしまうのである。

そんな単純なことであれば、神のお告げはいらないのである。

この世の仕組みはあなたの知らないところで決定されて、思うようにならない人生を歩かされるわけである。


まあ、人生が思うようになったら、簡単なゲームをやってるようで、それはそれで面白くないので、やはり波乱万丈でスリル満点のゲームのような人生が面白いわけである。

しかし、これ、スリル満点も度が過ぎると、乗ったバスがトラックに追突されたりして、その場でゲームオーバーになってしまうので、まあ、適度にスリル満点がよろしいわけである。


その「適度」にする方法が、コトタマの反応部位を知ることにより人生の方向性を知り、また、意図してコトタマを操ることにより方向性を変えるということである。

もちろん、人生の方向性はDNA遺伝子の組成やお育ちの環境などの複合的な要素が複雑に絡み合って決定されるので、コトタマの影響はそのひとつに過ぎないわけである。


しかし、これがつまり、「やらないよりはマシ」ということの香ばしい効果があり、方向性が僅かでも修正されれば、その先には大きな違いとなるのである。

何も知らず、何もしなければ、あなたの乗ったバスはトラックに追突される場所にまっしぐらである。


てなことで、この世の仕組みをみごとに解説したところで、「て・テ」のコトタマの反応部位は背骨の最下部の尾骶骨と仙骨の接合部分である仙角の周囲である。

経絡の経穴でいうと、後正中線を走る督脈の「腰兪」の周囲である。


それで、「て・テ」のコトタマでこの部位の氣道が開かれると、背骨の氣道を上昇し百会に達して、さらに下降して唇の下の承漿(しょうしょう) から胸部中央の膻中に達するのである。

膻中が開くとさらに氣道を下降し、気海・関元を通り会陰まで達し、さらに四肢に達するのである。


つまり、小周天の氣道を開くわけである。

四肢に達すれば手の氣道が開く感覚は当然あるので、「て・テ」のコトタマで手が開くというのもあながち間違いではないということになるが、実際の反応部位は仙骨の最下部である仙角の周囲であるわけである。


まあ、この部位はクンダリニーの基底部ということも言えなくもないので、クンダリニーの氣道を開くとも言えるわけである。

それで、気功に熟達して小周天の氣道が充分に開いている場合は、この部位が開けば、氣は背骨を駆け上がり、百会から体躯前面を下降して会陰に至り、その氣は四肢まで達し、全身の氣道を開くということである。


小周天の氣道が充分に開かれたいない場合は、尾骶骨のあたりがムズムズするだけであるかもしれないが、それが「て・テ」のコトタマの反応部位であるわけである。

なーるほどね。

続く。

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