象気功

コトタマ
言霊の人体における反応部位



コトタマの反応部位「け・ケ」


象気功信者と阿呆マニアだけがはっきりとは言えない場所から粘液をダラダラ流して待望のコトタマの反応部位は、「あ・ア」「い・イ」「う・ウ」「え・エ」「お・オ」「か・カ」「き・キ」「く・ク」に続いて「け・ケ」の解説である。

ひどい書き出しである。


これでは芥川賞は無理かもしれないのである。

誰があくたれ小僧だ。

耳がおかしいのかお前は。

ちがうもんねー、アタマがおかしいんだもんねー。

ううむ、これをまじめに読んでる皆さんにはたいへんすまんねすまんねつーことで、無駄なフリートークはこれくらいにして、さっさと解説するのである。


「け・ケ」のコトタマの反応部位は、背中の背骨の左側の胃の裏側あたりの周囲である。

経穴で言うと、背骨の左側の胃兪・脾兪の周囲である。

もちろん、胃兪・脾兪の背骨の両サイドの経穴に反応するのであるが、主な反応としては背中の左側の胃の周囲である。


部位が部位であるので、胃を中心に膵臓、脾臓に影響があるわけである。

また、その影響は左の腎臓から足に向けた経絡・氣道に抜け、上は顔の左半分の経絡・氣道に抜けるのである。


氣道はつながっているので、コトタマは点で反応するのであるが、その反応は周囲の氣道につながり、周囲の臓器に及び、さらに微妙な反応が全身の経絡を辿るのである。

「け・ケ」のコトタマの大きな影響はもちろん胃である。


だからといって、「けけけけけけけけけけけーっ」と朝から晩まで喚いても、胃潰瘍がいきなり治るとか、末期の胃がんが消えるとかではないのは言うまでもないことである。

胃の周囲の氣道を開き、それに連動した毛細血管を開き、細胞の再生修復メンテナンスをよりよく行うということである。


いわゆる「やらないよりはマシ」の効果である。

胃は健康の土台であり、体力・スタミナの要所である。

体力は気力を生み、豪放磊落な人生を華やかに彩るわけである。

胃が弱いと、気力が半減し、ドドメ色の人生をよたよたと歩くことになるのである。


しかし、胃弱であると、ものごとを悲観的に考えるのは当然であるから、マイナス思考で消極的な人生になるのは当然であるし、胃が丈夫であれば楽観的になるのは当然であるから、プラス思考で積極的な人生になるのは当然である。

胃の調子の善し悪しは人生の行く末に多大な影響を与えるのである。


まあ、ところがこれ、諸刃の剣で、胃が丈夫でも食い過ぎればいろいろお病気で寿命を縮める事になるし、胃弱で食い物に慎重なためにご長寿ということも多々あるのがこの世の面白いところである。

それもこれも神の采配であるので、心して「けけけのけ」である。


だから、健康な一生を願って、健一、健太郎、健子(たけこ)、健美(たけみ)、てな名前を付けるのは、コトタマ的にはあながち的外れでもないわけである。

しかし、それもこれも、DNA遺伝子の範囲内であるし、食生活の事情や喫煙・飲酒の影響が多大であるので、必ずしも胃の健康を成就するということではないのは論を俟たないところである。


また、精神的なことで言えば、この部位は意志にも強い影響を与えるのである。

意志の強さはこの部位の開き具合により多大な影響を受けるのである。


もちろんこれも、影響があるということであって、意志の強さあるいは精神状態は、DNA遺伝子の配列具合・スイッチの入り具合や、お育ちの環境にる脳細胞ニューロン・シナプスの形成具合や、さらには食生活も含めた腸内細菌の意向などの複合的な要素が絡み合うので、「け・ケ」のコトタマの影響によるこの部位の開き方は、その複合的要素のひとつであるということである。

続く。

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