象気功

コトタマ

言霊の人体における反応部位




コトタマの反応部位
「ぴゃ・ピャ」



こらまったどうじゃろかいのコトタマの反応部位は「ぴゃ・ピャ」の解説である。

さて、ご存じの方はご存じのように、ストレスで体に不具合が生じて、それが過剰な場合には死に至ることもあるわけである。


ストレスを引き起こす要因「ストレッサー」には「物理的ストレッサー」「化学的ストレッサー」「心理・社会的ストレッサー」てな種類があるわけであるが、めんどくさいのでざっくりと象気功的に「肉体的ストレス」と「精神的ストレス」に乱暴に分けて解説するのである。


ここで言及するのは主に精神的ストレスについてである。

精神的ストレスをごく平易に言うと、「自分にとって精神的に嫌なこと」である。

人体に精神的ストレスが加わるとどーなるかとゆーと、気功的には「氣道」が狭窄するのである。


氣道が狭窄すると血管が狭窄して血液の運びに支障が出てくるのである。

血液の運びに支障が出てくると人体の各臓器がうまく機能しなくなるのはそうとうなアホでもわかることである。


また、ストレスによる氣道の狭窄は血管のみならず神経組織にもダメージを与え、身体のあちこちの痛みとなって現れたりするのである。

筋肉などにも影響を与え、たとえば呼息筋・吸息筋が硬直して痛み、肺呼吸が困難になる場合もあるのである。


さらには心筋に影響を与え命にかかわる重大な機能障害を起こしたりもするわけである。

もちろんこれは過剰なストレスの話であって、多少のストレスは逆に人体によろしい影響を与えるということもあるので、なにごともすべてがすべて悪というわけではないのはこの世のことわりである。


それはともかく、過剰なストレスで体調不良を感じたら、最初にすることはまずストレスの元となる原因を排除することである。

当たり前である。

そうは言っても、その原因が仕事であったり、人間関係であったりするので、排除が困難である場合が多々あるが、命に関わると思った場合は、仕事を捨て、人間関係を捨てることも視野に入れて判断することが重要である。


たいていの人がそうであるように、ストレスの原因となる要素を捨て去ることが無理なら、ストレッサーを抱えたまま、氣道を開き回復するしかないわけである。

氣道を開くためには、問題のある部位に氣を送り、その周囲を弛緩させることである。


しかし、氣感の無いものに氣を送るだのなんだの言ってもできるわけもないわけである。

まあ、簡単なのはその部位に意識を送って筋肉を緩めるという感覚を持つということである。

しろーとさんにもわかりやすい氣の極意は「力を抜く」ことである。


筋肉が緩めば必然的に体は緩むのである。

氣に習熟していて、身体の状態を感知できるものはその部位に「氣の息」を吹き込むのである。

さらには象気功の「弛緩メソッド」である。


全身を緩めて狭窄していた氣道を開き回復するわけである。

てなことで緩んだ身体になったところで、「ぴゃ・ピャ」のコトタマの反応部位は胸の中央にある胸骨体の下部である。

経絡経穴でいうと任脈の壇中あたりの周囲である。


もちろん壇中の周囲を中心に氣道を開くので、主に心臓の機能に影響に与え、さらには肺の機能にも影響を与えるコトタマであるわけである。

「ぴゃぴゃぴゃのぴゃーぴゃー」と連呼すれば胸骨体下部の氣道が開き弛緩して周囲の血流が改善されるのである。


言ってみればコトタマを唱えることは弛緩メソッドの一部であるとも言えるわけである。

「ぴゃ・ピャ」のコトタマは胸の下部を中心とした周囲の氣道を開き、心筋を緩め、吸息筋・呼息筋を緩め、生命活動に最も重要な呼吸と血流をよろしい方向に向かわせるのである。


さあ、あなたも今日から「ぴゃぴゃぴゃのぴゃーぴゃー」と絶叫連呼して心臓と肺の氣道を開き、やらないよりマシの範囲内で機能を改善して、生命の息吹をいかんなくあれこれしようではありませんか。

あれこれが出たところで本日はこれまで。

あーそうかよ、そりゃよかったな。

師匠ったら、最近はこれがお気に入りね。

続く。

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