英語版象気功<Zo-Kiko Tai Chi Official English Website>
気功の穴
象気功
気功実践編
呼吸法
| 呼吸法については、もう山ほど本が出ていて、内容も似たりよったりで、どれをやってもたいした効果のちがいはないのであるが、まあ、一応「象気功」でも解説してしまうのである。 呼吸法はなんだかんだ言っても要するに深呼吸が基本である。 ただ、深呼吸と言っても死ぬほどおもいっきり吸い込んで、息が止まるほど吐ききるのは、気の習得以前に、健康上問題があるし、うっかりすると肺に重大な損傷を与えたり、長く息を止めることにより脳に損傷を与えないとも限らないので、だいたい80%吸い込んで、80%吐くのがいいんじゃないでしょうか。 それでも、 「そんな、甘いことじゃ呼吸法にならん、肺が壊れるほど吸って、倒れるほど息を吐かなくては修行にならん!」 と、おっしゃる向きには、特にお止めはしませんのでがんばっていただきたい。 さて、息を吸うとどーなるか? そーである。 酸素を体内に取り込むのである。 そーするとミトコンドリアがエネルギーを作るのである。 それで、人間も動物も元気に動き回れたりできるわけである。 なにしろ、飯は1週間や2週間食わなくても普通の健康体であれば、まず死ぬなんてことはないが、呼吸は5分止めるだけで、意識不明になったり、うっかりすると死んじゃうのである。 とにかくいつも呼吸をしていなければならないので、めんどくさい限りであるが、やめるわけにもいかないのである。 しかし、酸素を取り込みすぎると酸素は毒素となって、活性酸素を発生させるので、なんでもほどほどである。 人生に限らず、なんでも中庸が最適なのであります。 過ぎたるは及ばざるがごとしなんてもんじゃなくて、逆効果の場合が多いのである。 だから、どんなに優れた呼吸法でも一日中やってるのはアホ丸出しである。 深呼吸がいいからといって、やり過ぎると、いろいろな疾病の原因となる身体にとっての毒素である活性酸素が多く発生するだけでなく、体に必要のない酸素が入りすぎるので、体が調整して酸素の取り込み量を少なくしてしまうだろうから、マラソンの高地トレーニングの逆で酸素取り込み能力が弱くなってしまうだろうなのである。 さて、呼吸法で一番有名なのは、「丹田呼吸法」である。 これは「お釈迦様の呼吸法」などと言われてますが、お釈迦様に直接聞いたわけじゃないので真偽のほどは定かではないが、なにしろお釈迦様もやってたとゆーぐらいえらい呼吸法なんである。 まあ、方法について簡単に解説するのである。 ①椅子などに座り、姿勢を無理のない範囲内で正し、臍下丹田に意識を沈める。 ②みぞおちに両手の指先をあて、ごく軽く押しながら、身体をゆーっくりと、くの字に折り曲げながら、丹田から息を吐き出すような気持ちで、息を鼻から静かにゆーっくりと無理のない範囲で吐ききる。 ③くの字の姿勢で息を吐ききったら、みぞおちの手を緩め、身体を元の姿勢に戻しながら、息を鼻から静かにゆーっくりと丹田に吸い込み始め、上体を少し反らせる程度に姿勢を戻すまで、無理のない範囲内で息を充分吸い込む。 ④息を無理の範囲内で充分に吸い込んだら、再び、みぞおちの指先を、ごく軽く押しながら、身体をゆーっくりと、くの字に折り曲げながら、丹田から息を吐き出すような気持ちで、息を鼻から静かにゆーっくりと無理のない範囲内で吐ききる。 ⑤くの字のまま吐ききったら、③に戻る。 以上をお好きなだけくり返す。 おわり。 方法については指導者によっていろいろなのであるが、基本的にはゆーっくりと息を丹田に吸い込んで丹田からゆーっくりと吐ききるとゆーことである。 このさい絶対に息を途中で止めてはいけないとか、吸い込んだら3秒止めてから吐けとか、三呼一呼吸でハッハッハーであるとか、波浪息であるとか、大振息であるとかいろいろあーでもないこーでもないといろんなことを言うのであるが、まあ、とにかく無理のないように丹田を中心に深い呼吸をして、ゆっくりと息を吐ききればいいのであります。 息を吐くときに「んー」という音声を出せという指導者もおりますが、これはヨーガのブラーマリー呼吸法からきてるんじゃないかと思うのでありますが、なにしろ丹田呼吸法はお釈迦さまの呼吸法と言われるぐらいでありますから、ルーツはもちろんヨーガでありましょうから、まあ、出したい人は出してみてください。。 どーやっても、基本的には複式呼吸をゆっくりとやるだけなので、それ以上の神がかり的な劇的効果はないのである。 あたりまえである。 しかし、友人の内科医によると、無理な運動をするよりは、深呼吸を朝晩10回から15回ぐらいずつ日々継続してやった方が心肺機能の向上、あるいは衰えを防ぐということも含めて、健康には効果的だそうであるから、バカにしたもんでもないのである。 だれでも経験からわかるように、病気のときは呼吸が浅くて早くなるもんである。 老人もなにか特別なことをしていなければ、やはり呼吸が浅くて早いのである。 つまり、病人や老人の逆の呼吸をしようというのがたいていの呼吸法の基本であります。 まあ、神道の息吹永世の伝なんかも同じように複式呼吸をゆーっくりやって、ハの言霊とともに息を吐ききるのである。 ヨーガの呼吸法も基本的には似たり寄ったりで、息を吐ききるということを基本にいろいろなバリエーションを作っているわけであります。 この丹田を中心に息を吸い込んで吐ききるということには、酸素、二酸化炭素の交換以外に、横隔膜や腹筋なんかによる内臓マッサージの効果もあるわけです。 内臓をぐりぐり動かすと、内臓の血管や筋肉もうりうり刺激を受けて、血液もリンパも神経もうりうりして、酸素も行き渡り喜ぶわけであります。 それでヨーガなんかでは、もう、なにがなんだかわからない、息止め自慢や腹筋動かし自慢としか思えないところまでバリエーションができているわけでありますが、どーでもいいので紹介はいたしません。 まあ、ご存知のとおりヨーガでも気功でも禅でも瞑想でも神道でも、とにかく気の世界では腹式呼吸を中心とした、この「呼吸法」が大変重要視さるわけであります。 それは「呼吸」によって、特に「呼気」つまり息を吐くときに気が多く発生するからであります。 それも、ゆっくりと吐くと身体が自然にゆるんで全身の毛細血管が開いて血行がよくなって気が発生するわけであります。 よく、「緊張したときは1回大きく深呼吸をすると落ち着く」というのは、深呼吸をして息を大きく吐いたときに身体が緩んで毛細血管が開いて、頭に上った血液が下りてくるからであります。 まあ、三呼一呼吸のように勢いよく「はっはっはっー」と吐いても内臓をゆすって内蔵の血行はよくなるわけでありますが、それよりも、ゆっくりと大きく吐く方が身体は緩むのであります。 全身が緩んで血行がよくなれば気は嫌でも溢れてくるわけであります。 「呼吸法2」に続く |
Copyright (C) Zoukikou All Rights Reserved 無断転用転載厳禁 プライバシーポリシー Contact