象気功

気功修練

気の悩み相談室
回答室


「気」と「意識」と「感情」の関係
名前:まう   
下で体調と気の強さの関係について質問させて頂いた者です。
また不勉強なことをお聞きして恐縮ですが「気」と「意識」と「感情」の関係についてご意見下さい。

私は10年くらい前からストレス解消でヨガをダラダラといいかげんに続けてきたのですが、現在も気は殆ど解りません。
3ヶ月間だけ新宿2丁目にあるヨガ教室に通って、そこで教えてくれた人は「気は丹田に沈めて~、意識は眉間に~、胸は温かく~」と口を酸っぱくして繰り返していました。
気は良く解らないのですが、息を吸うと緊張して頭がカ~ッとなるので上がってるのだろうと思ったわけです。
それで呼吸を見直して練習しまして、今は息を吸っても気を臍下に留めておけるようになってきました。

私のようにあまり気が解らない人からすると「意識」と「気」は常に同じものだと思っているフシがあります。
だから「気は丹田に沈めて~、意識は眉間に~、胸は温かく~」みたいな器用なことが出来るわけがないと思っていました。
それで自分なりに象師匠の「気は何億とある毛細血管の中を血液が通るときの波動である」ということを踏まえて考えて見ました。
例えば私が日常よくやっていて非常に便利だと感じていることですが、「寒くなってきたから足でも暖めるか」と思えば足を暖めに血液が集まり、腹の調子が悪い時にそこに意識を起いて修復しながら(私は気が実感として良く解らないので単に「意識」を置くだけです。)同時にTVを見るなどということもできるなら、気と意識は別々に行動?しているということですよね。
ヨガだとソーハムの呼吸のように、気だけは丹田において体から意識だけを抜いて体の外や他人の体や動植物の体に遊びに行くということもあるわけで(幽体離脱とは違う)、意識というのはそうとう自由に行動できるものらしいとは聞いたことがあります。
でも気もどこへも行けるんですよね?
感情は意識とは別のものだと聞きました。
感情は気といっしょに動くものですか?
先の「気を丹田に沈めて意識を眉間にして胸は温かくしておく」というのは、冷静で肝が据わっていると同時に思いやりがある、という社会性プラス個人の個性を維持する波動を作るためらしいですが、「感情」と「意識」と「気」は全てバラバラに行動できるものでしょうか?
これはすごく難しいことのように感じます。
普通だと「感情」と「意識」と「気」がみんなくっついて動いている気がします。

気は血液の波動だけど、気と意識と感情の関係が混乱しています。
ご意見をお伺いできればうれしいです。


お答え
象師匠  
まあ、なんべんもいいますが、気は細い管を物が通るときの波動であります。
人間の場合おもに血液が毛細血管を通るときの波動であるわけであります。
その波動は脳の生みだす想念、つまり意識によってコントロールすることができます。
脳は想念を生み出しますが気は身体が生み出すのであります。
それで、身体には気の通り道「気道」があるのであります。
この「気道」も想念によってコントロールできるのであります。
気道は神経とともに全身に張り巡らされておりますから、足に意識を送れば足の気道が開いて、もちろん、血管にも気道が張り巡らされておりますから、気道が開き血行がよくなり、『「寒くなってきたから足でも暖めるか」と思えば足を暖めに血液が集ま』ってあたたかくなるわけであります。
「感情」「意識」は脳が生みだす想念でありますが、「気」は想念ではなく、身体が生みだす波動であります。
ですから、脳が生みだす意識、感情と身体が生みだす波動である気は違うわけであります。
まあ、あなたがヨガ教室で習ったことはそのヨガのセンセイの見解で指導法でありましょうから、みなさんご商売でありますので、あたしから正しいともなんともいえませんし、「ヨガだとソーハムの呼吸のように、気だけは丹田において体から意識だけを抜いて体の外や他人の体や動植物の体に遊びに行くということもある」というぱーのセンセイがおられるのであれば意識が外に遊びにいくのでありましょから遊びに行っていただきたい。
その他のぱーのセンセイのご意見についてはそのセンセイの立場見解もあるわけでありますのであたしからはなんともいえないわけであります。
それで、あなたのご質問疑問はほとんど総て象気功に書いてありますのでとにかく一度、「象気功」と「気の悩み相談室」を最初から全部読んで頂いて、再度ご質問いただきたい。


Re: 「気」と「意識」と「感情」の関係
名前:まう   
ややこしい質問にも丁寧にお応え頂きありがとうございました。

>「感情」「意識」は脳が生みだす想念でありますが、「気」は想念ではなく、身体が生みだす波動であります。
ですから、脳が生みだす意識、感情と身体が生みだす波動である気は違うわけであります。

そういうことなんですね。
もう一度HPをじっくり読んで理解してみます。
ありがとうございました。