象気功

気功修練

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名前:てだのふあ  


「何の真言でしょうか?」

はじめまして。いつも更新を楽しみにしてます。

さて、相談といってよいものか分かりませんが、以前「キリクキリリクオンケンバヤソワカ」という真言?のようなものをどこかで聞いたことがあるのですがどのように体に作用するのか、などご存知でしたら教えていただけますか?

・・よく分かりませんが、何か?に強力に利きますみたいな説明があったように思うのですが。よろしくないようなものであれば削除してくださいね。

よろしくお願いします。




お答え象師匠   

まあ、なんだなあ、これ説明するとものすごく長くなるからものすごくかいつまんで解説しますが、大昔に役小角(えんのおづぬ)さんって人がいて、その人がなんでも山の中に寺院を建てる大工さんだったんだそうなんであります。

それで、まあ、なにしろ神社仏閣でありますから、たとえば三徳山・投入堂みたいなとんでもない崖の真ん中あたりにお堂を建設してくれなんて注文が多いわけです。

それで現在と違ってクレーンなどの機械がありませんので、大工の技術の他に、ものすごく高度な建築能力がなければ建築できないのでそのための、恐怖克服だとか体力増強だとか能力開発だとかしないければならかったので密教やらなんやらを駆使して修行したんだそうであります。

それが、山岳信仰と神道、仏教、陰陽道、道教なんかと結びついて、修験道となっていまでも伝えられているわけです。



これは忍者のルーツとも言われているわけであります。

それで、その修行の中に密教の真言なども含まれていて、真言で能力開発をしたり、呪文で高さの克服やら神のタタリの恐怖やら死の恐怖やらから、恐いの恐いのとんでけーとやってたわけであります。

それでご質問のキリク系はバン・ウン・タラク・キリク・アクなどの恐いの恐いのとんでけーの部類なんでありますが、キリク系自体は首の付け根の甲状腺に影響を与えるわけであります。

しかし、この甲状腺は適度に活性化すると元気でやる気まんまん体力充分になるんでありますが、多すぎると甲状腺肥大でものすごく具合が悪くなるし、少なくても元気がなくなるとゆーやっかいなホルモンでありますので、荒神呪なんて恐ろしそうな名前をつけて、「効き目がすごいぞ気をつけろー」と注意を喚起してるわけであります。

まあ、そーゆーわけでべつに削除する問題でもありませんが、この呪文を朝から晩までわめいたりするのはやめにして、こわいこわいのとんでけーぐらいにした方が無難なんじゃないでしょうか。