象気功
気の悩み相談室



気の色と手をこすって感じる気について
名前:ふぃらきー   

ブックマークで毎日拝見しているものの一人です。

象師匠のおかげで、半信半疑だった気の世界も、わりとすんなり入れたような気がします。気を目視できるとかそういうのはまだいまいち出来てないのですけど。

気というのは脳から出る電磁波の強化されたもので、それにイメージが加わって、成り立っているのではないかとかふつふつ思いながら、今日もお邪魔させていただいています。

そこで、ひとつ、ふたつ疑問に思ったことがありまして。


1:今回の章でも触れられていた「気の色」なのですが、他サイトでの気の見方などで「赤は情熱…」などと書かれていたのですが、これは本当なのでしょうか?

これは、相手の気の気配(感情etc…)に、イメージによって着色されていてるとかそういったものなのでしょうか?

2:「手をこすって離してみると熱を感じる」というお手軽な気の感じ方というのがありましたが、これはただの熱ではないんですか??

あまりにも初歩な質問で申し訳ないです。どうも独学でやっていると自分の感覚だけが頼りになってしまうので、よくわからないのです。





お答え
象師匠   
まあ、気については、象気功の「気とは何か?」の章あたりから、もう一度読んでいただきたい。

それで、「気は人間の場合、何億とある毛細血管の中を、血液が通るときの波動である」という象気功としての、気についての見解を理解していただけないと、あたしの話はなかなか理解していただけないと思うのであります。

それで、「気とは何か?」や「丹田とは何か?」をお読みいただいたことを前提にお話をいたしますが、たとえば、気功や呼吸法やヨーガの経験のある方は、丹田に意識を置くと気がドンと出るのがわかるのであります。

脳からドンと出るのではないのであります。

また、「気とは何か?」の章でも解説しておりますが、大きな樹木からも気が豊かに溢れ出ているわけであります。
しかし、樹木にはもちろん脳がありませんので、脳から気が出ているわけではないのがわかるわけであります。

脳から発するのは気ではなく、想念、つまり意識、いわゆる念の力であります。

その意識によって、気をコントロールすることはできますが、意識と気は別物であります。

とゆーわけで、これらのことをご理解いただいたことを前提にご質問にお答えいたします。


まず、「気の色」についてでありますが、気は波動でありますので、それを色として認識する人も、先天的、後天的を問わずいるわけでありますが、しかし、それは、優れていることでも、気に関することの修行が進んだとかの問題でもありません。

その見え具合も、感情などによって毛細血管の開き具合もちがって周波数も違うでしょうから、いろいろな色として認識する人もいるわけであります。

基本的には人間は気や電磁波や音などの波動は眼球では認識しないようにできているのであります。

しかし、LSDなどの幻覚剤や麻薬を使用したりすると、脳にそれが影響を与えて、音などの波動でさえ、色として見えるそうであります。

それと同じことが、気の関係のメソッドをこなしていると人によっておきることがあるのであります。

ふだん発生しない部位に電位が発生したり、脳内麻薬のβーエンドルフィンが放出されて、その結果として過剰なドーパミンが放出されたり、セロトニンが働き出したりで、脳が異常をおこすのであります。

これは統合失調症と同様の、幻覚、妄想を引き起こすのであります。


つまり、脳にとっては、あまりいい状態ではないわけであります。
ですから、その色についても人間は一人一人、それぞれDNAがちがいますし、くるくるぱーになっている度合いも違いますから、脳の部位で発生する電位や脳内ホルモンの放出の具合によって、同じことを見たり感じたりしているわけではありませんので、赤く感じる人もいるでしょうし、オレンジに感じる人もいるでしょうし、透明と感じる人もいるのであります。

簡単にいうと本人がそう見えるだけで、それが共通というわけではないのであります。

そーゆーわけで、「他サイトでの気の見方などで「赤は情熱…」などと書かれていたので]あれば、そのぱーの人にはそう見えたのでありましょうし、そのぱーの人の見解でありますから、それが本当かどうかはあたしからはなんとも言えないわけであります。

次のご質問の「手をこすって離してみると熱を感じる」というのは、手をこすっているのでありますから、当然、摩擦熱によって、熱も発生しているでしょうし、また、血行もよくなりますから、皮膚温もあがって、当然、遠赤外線も放出されて、「ただの熱」も感じるわけであります。

しかし、手は人間の感覚にとって重要な部分でありますので、神経が細かく張り巡らされていて、それに付随して毛細血管も格段に多いのであります。

前述したように、「人間の場合、気は何億とある毛細血管の中を。血液が通るときの波動であります」から、手をこすって、血行がよくなると、当然、手の毛細血管の血行がよくなり、気がドンと出てくるわけであります。

これは気功や呼吸法やヨーガなどで、ある程度、身体ができてくると、わかるようになりますが、これも、本来はわからなくていいことですので、わからなくても気にする必要はありませし、わかることが優れていることでもありません。