象気功
象気功

本日の御神託


気功大達人の動きが小さい理由


ううむ、どうもなんだね、まあ、そんなとこだ。

やっぱり、気功ネタがいいよね。

何をいってるんだか、まあ、いい。

動画サイトで中国気功の動画なんか見てると、老師つーのか、マスターつーのか、まあ、大達人なんていわれるようになると、気功法や太極拳の動きなんかがものすごく小さくなるのである。

まあ、老師つーのは中国語では、「先生、教師、師匠」てなことであるので、意味合いが多少違うかもしれんのであるが、とにかく、これ、年齢を重ねるほど、どんどん動きの大きくなる気功家ってのはあまりいないのである。


まあ、年寄りになって動けなくなるてな体力的な都合もないではないと思うのであるが、あたしもだんだん中高年の代表みたいな年齢になってきて鑑(かんが)みるに、ううむ、鑑みるは何かを手本にすることだからちがうか、顧みるかな、まあ、いいや、とにかく、気功を長くやっていて、身体が気に敏感に反応するようになると、ほんの少しの手の動きでも大量に気を発生させることができるのである。

手のひらを向かい合わせただけでも、気のボールを作るもへったくれもなく、どんどん気が発生するのである。

しかし、まあ、気功をやってなくて気なんかわからなくても、たとえば、運動すれば誰でも血行がよくなり、当然、毛細血管の血流は増加して、気がどんどんできるわけである。

気功の本来の目的は、気道経絡に気を充足して血管、神経、リンパなどの流れを良くして、身体のメンテナンスを良好に機能させるてなことであるわけであるので、運動やスポーツなどはこれ、即、気功法であるわけである。


しかし、これが困ったことに運動やスポーツには疲労と活性酸素の発生が伴うのである。

それを、疲労と活性酸素の発生を伴わずに気だけ発生させようというのが気功法であるわけである。

そうなると、動きが最小限で最大の気を発生させる方法が気功法としては最良であるわけである。

だから、気功や太極拳の大達人の最小限の動きは、気功法としては理に適っているわけである。

ところがこれ、ほとんど動かないわけであるので、健康法としては効果が半減であるのである。

たとえば、血流をよくする健康法の代表が温泉治療、湯治であるのである。

しかし、これ、動かずに毎日温泉に入って、「あ~極楽極楽」とやってると、運動不足で筋力は衰えて、身体はどんどん虚弱になって、しまいには健康を損なうのは当たり前であるのである。


人間は動かなくてはいけないのである。

重力に逆らって動くことによって、筋力が保たれ、増大し、毛細血管が育ち、血液が隅々まで行き渡り、メンテナンスも良好になり、強靭な身体を作り、健康を保てるわけである。

機械も使わなければ錆びて動かなくなるのと同様に、人間はとにかく動かなくてはいけないのである。

動くことは脳を使うことでもあるのである。

身体も脳も使わなければどんどん萎縮するのである。

関節の軟骨も適度に刺激がなければ萎縮するのはご存知の通りであるのである。

だから、気功法も動きを小さくしてはいけないのである。

あるいは気功法と併行して運動、スポーツを行うことがよろしいわけである。

まあ、あたしゃ主に運動ばっかりですが。

オチがついたところで昼飯である。

食うことばっかりかね。

だから、運動しないとね。

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