健康象源法


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骨細胞と機械刺激
(八段錦八段目の効果)



あたしは骨が丈夫であるのである。

生まれてこの方、骨折の経験がないのである。

子供のころは柔道少年であったし、中学時代は体操少年であったし、高校時代は空手少年であったし、成人になってからはしばらく合気道おじさんであったのである。

だから、背負い投げを頭から喰らったり、鉄棒で頭から落ちたり、殴られたり蹴られたり、関節わざで腕をねじられたりしたのであるが、骨折して接骨医のお世話になったことは1度もないのである。

つまり、骨が丈夫であるのである。

これはなーんでかと考えると、まあ、子供の頃からそれなりに運動をかかさない生活が骨を丈夫にしてると思うのであるが、その根本的な原因を考えて見るわけである。

骨は骨細胞で形成されてるわけである。

骨細胞は機械刺激により、破骨細胞に比較して急速かつ一時的なメカニズムにより、骨代謝に大きくかかわるつーことである。

機械刺激とは物理的な力、あるいは力による変形を指すのである。

つまり、骨は重力により常に物理的な力がかかっているし、飛んだり跳ねたりすれば、骨に圧力がかかり、たわんだり捻れたりという変形を繰り返しているということである。

骨細胞はその機械刺激によって、反応して、骨表面の骨芽細胞や破骨細胞とも細胞間コミュニケーション・物質の交換を活発に行っているといわれているのである。

骨は骨芽細胞と破骨細胞により、常に新陳代謝が行われ、新しいものになっているわけであるが、骨細胞に機械刺激が少ないと、破骨細胞の働きが上回るためににより骨密度が下がり、機械刺激が多いと、骨芽細胞が活性化して骨密度が高くなるということであるわけである。

その機械刺激の代表が重量であり、さらに動くことによる身体への振動、あるいは打突による振動であるわけである。

だから、お相撲さんは両方とも兼ね備えたお仕事であるので、骨が尋常でなく太く、骨密度が高いわけである。

まあ、昨今の若いお相撲さんは、食生活や四股や鉄砲といった古くからの伝統的な稽古をしないという稽古法の変化で骨が弱いというご意見もあるが、それでも、一般のあたしたちとは比較にならない太さと骨密度であるわけである。

しかし、格闘技としての内容も尋常でないので、骨に負荷が極端にかかるために、いくら太くて丈夫な骨を持っていても骨折やケガがつきもののお仕事でもあるわけである。

さらに、骨密度が高いのは、バレーボールの選手や、重量挙げの選手である。

バレーボールの選手は飛び上がって、降りるときに、どすんとかかとから脳天まで強い重力をともなった機械刺激が加わるので、いやがおうでも骨密度が増すわけである。

重量挙げの選手は、これはもう名の通り地球を引っ張りあげるよな重力が骨全体にかかるわけであるから、骨密度はそらもう、これ以上ないてな具合に高いわけである。

これの逆が宇宙飛行士の皆さんであるわけである。

なにしろ無重力の状態で数ヶ月も過ごすわけであるから、重力も機械刺激も極端に弱くなるために、骨芽細胞に対して破骨細胞の働きが限りなく上回るわけである。

何もしなければ、男性でも骨はスカスカになってしまうのである。

まあ、だから、われわれが、骨芽細胞を活性化して骨密度を高めるためには、宇宙飛行士の皆さんとは逆に、重力と機械刺激を利用すればいいわけである。

前述の相撲の四股は、過多足立ちで足を高く上げて片足に全体重がかかることにより重力の影響を十分に受けて、ドスンと地におろし機械刺激を与えるのであるから、下半身の筋力強化も含めて、非常に優れた骨密度を上げる方法であるが、これは体力がないと続かない人もおられるのである。

それで、誰にもで簡単にできる骨密度を上げる方法は、かかとをできるだけ高く上げて、つま先立ちになり、そこから一気にドスンとかかとを地面に下ろす運動である。

これは、気功法の八段錦の最後の八段目に行われる動作であるが、重力と体重を利用して、全身の骨細胞に機械刺激を与える方法である。

八段錦の八段目がわからない方はユーチューブなどでお調べいただいて、これを1日に5~10回程度行えば、骨芽細胞が活性化されて、骨密度は徐々に高まるわけである。

まあ、やってみればわかるが、これを硬いコンクリートはアスファルトの上でやると、かなりの衝撃で、5回でも骨細胞への刺激は十分である。

逆に言うと、家の中などでこれを毎日やると、土台や床が壊れる可能性もあるので、できれば戸外でやることをご推奨申し上げるのである。

また、骨細胞は骨芽細胞や破骨細胞に対して物質の交換をするだけではなく、全身の臓器内蔵に対しても物質の交換を行い、コミュニケーションをしているという研究者もおり、骨細胞の数は老化と緊密に関係しているというマウス実験のデータもあるつーことである。

だから、アンチエイジングのひとつの方法としての骨への機械刺激を日々継続することが健康法の最終目的である不老長寿への方向性である。

つまり、老化で骨細胞が減るということよりも、骨細胞が減ると老化が促進されてしまうということに問題があるわけである。

骨細胞に機械刺激を与えることにより、骨細胞減少を防ぐことは老化防止になるということである。

まあ、八段錦は800年の歴史があるという説もあるので、このかかと上げの動作を行うと元気になり若返るということを、骨細胞の研究もなにもない時代に思いついた人は実にエライと思うのはあたしだけではないと思う今日このごろである。

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(2014/02/12)



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