経済象源論




融資2


なんとゆーか、まあ、クレジットカードのネタをあれこれいじっていて気がついたのであるが、わが社は無借金経営を建前としているので、今まで、銀行融資も公的融資も消費者金融も闇金融も無縁で、ぜんぜんお付き合いがなくて、その辺の知識が欠落していることがよーくわかったのである。

とくにキャッシングという言葉について、漠然としたイメージがあっただけで、正確なところがよくわからなかったのであるが、どうも、これ、担保なしで借りられる範囲内の小額の借金のことであるらしいという意味の和製英語であるらしいことがわかったのである。

それで、どうもローンというと、銀行などの金融機関が会社の場合は事業の運転資金や資産購入資金、他社の株式購入資金などに、あるいは個人向けには住宅購入資金、自動者購入資金、進学資金などに金銭を貸し出すことであるので、いわゆる融資と同義であるわけである。

当然、ローンの場合は担保をとられることが多いわけである。



しかし、これがキャッシングローンなんて言葉もあるので、何がなんだかわからなくなるわけである。

キャッシングでローンであるから、まあ、日本語にすると小額融資分割払いであるわけである。

まあ、小額な借金を長期にわたって分割して返済するわけである。

まあ、クレジットカードや消費者金融のリボルビング払いなんかもそれに入るわけであるが、リボルビング払いの場合は借入額が増えても一定額の返済であるので、その返済期間が延びていくわけである。

返済期間が延びれば当然金利分が増えるわけであるということを認識しないといけないわけであるが、返済額が一定なので、その実感がなく、借り入れが過度になりがちであるのである。

日本語でなくカタカナにすると意味合いがなんとなくぼやけて借りる方も気楽になるのかどうか知らんが、とにかく、融資業界はよくわからない和製英語の花盛りであるのである。

まあ、借金というと身もふたもないので、なんとか貧乏くさいイメージを払拭したいと思うのが経営側の事情であると思うが、契約書をよーく読んでから借金していただきたい。




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