経済象源論


金運象源論7


「キャバ嬢転職物語4」

さてさて、大河転職就職ドラマ「キャバ嬢転職物語」も波乱万丈の展開で第4回であるのである。

前回までに、おつむのちょーしは今ひとつだが、お顔がナイスでバディもナイスのおねーちゃんが「もう、びんぼーは嫌だ」と一大決心をして、これから、キャバクラ嬢として転職し大活躍をして、家を4軒買い、不動産賃貸業女社長として1代で大資産家になろうというときに、これを邪魔する、遮る、阻止する、ハードル障害はいったどんなものなのかということで、今回はキャバクラ転職物語のおねーちゃんの波乱万丈の大河ドラマの起承転結の転あたりに突入するわけである。

まあ、これ、勘違いしないでいただきたいが、キャバクラやお水のご商売の細かいお仕事やギャラの内容を紹介しているわけではなく、金運の所以(ゆえん)を解説しているわけである。

つまり、金、経済、経綸の大河の流れが支流でどう流れるかということの解説であるのである。



この流れを、自分を開いて受け入れ、自分の中を流し、また自分を開いて流しだすという、流れをいかに作り出し、いかに大きな流れにするかということの解説であるのである。

それで、おねーちゃんがお水に転職しようとすると最初にハードルとなるのが、家族の大反対であるわけである。

おかーさんはもちろん、無知から風俗関係をなにもかもいっしょくたにした「下品」あるいは「親戚、近所に顔向けができない」なんていわれも意味もない理由で大反対するし、おとーさんは自分の今までのあちこちのいろんなお店での他人の娘さんにやりたい放題の乱暴狼藉の経験から、「食べちゃいたいくらいかわいい自分の娘には、自分のようなゴキブリ男の相手はさせられん!」ということで、身勝手この上ない理由でこの転職物語に大反対するわけである。

これは、このようなご両親の場合には、おねーちゃんがいくら懇切丁寧に説明説得しても絶対に賛成は得られないのである。

さて、キャバクラ嬢転職への道でのハードル障害はこれだけではないのである。

無理解身勝手なご両親の大反対以前に、本人が周囲から夜の商売に就いたことをバカにされるだの蔑まれるだのと、その思惑で躊躇する場合もあるわけである。

その育った家庭のしつけ、教育、あるいは通った学校の同級生の思惑なんかをいろいろ考えて、自分で自分の心に枷(かせ)をかけていて、それをはずすことができないなんて場合も多々あるわけである。

また、夜の商売であるから、当然、酒が絡むので、不特定多数の酔った男性を毎晩相手にしてコミュニケーションを交わすことができるかどうかということもあるわけである。

だから、おねーちゃんが人と話すこと、つまり、コミニュケーションが大変苦手なんて場合もかなり、ハードルが高くなるわけである。

さらに、このおねーちゃんがナイスフェイス、ナイスバディな割には男性とのお付き合いご交際の経験があまりないなんて場合はこれ、酒席につく以前にもう、その時点でギブアップなんてこともあるわけである。

あるいは、シャイで、気が弱く、男性に対して恐怖心があるなんて場合は、これ以上のハードル障害はないので、もう、これ、当たり前であるが、キャバ嬢はぜんぜん無理であるのである。

また、このおねーちゃんが心配性な場合なんかはいろいろ先読みをして、経営者が悪質でお金をもらえなかったらどうしようかとか、怖い事務所が裏についていて無理難題を言われたらどうしようかとか、海外マフィアにつながっていて外国に売り飛ばされたらどうしようとか、もう、その想像力があらぬ方まで発展して、闇の中で魑魅魍魎(ちみもうりょう)が出てくるような世界を想像して、もうキャバ嬢転職は崖から転落、真っ暗な奈落の底で動けなくなって体中に虫にたかられて喰われるという怖気を奮う世界になってしまって、お金以前に命が大事となって転職なんかとんでもないことになるわけである。

まあ、そこまで行かなくても、単純に気が小さくて「夜の商売は怖い」「酔った男性は怖い」ということもあるのである。

しかし、ここには金が埋まっているわけである。

ここほれわんわんであるのである。

さて、ここほれわんわんのキャバ嬢をめざすおつむがすこーし残念でも、お顔もバディもナイスのおねーちゃんの行く末未来将来はいったいどうなるのか、波乱が波乱を呼んで波も風も嵐も怒涛逆巻く鳴門海峡を船は木の葉よ蟹工船で転覆せずに乗り切ることはできるのかできないのか、次回、クライマックスへと突入するのである。

もう、クライマックスかね。




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