象気功
象気功

本日の御神託


カレー


まあ、なんだな、時間がないので、15分ぐらいでなんかオチをつけたたいもんである。

そうはいってもネタがあるわけでもないので、いつものようにいきあたりばったりの口からでまかせであるが、ううむ、まあ、カレーね、カレーをうちの店子の料理屋のおばさんが作りすぎたといって、さっき鍋一杯もってきてくれたのである。

五杯分ぐらいのカレーである。

カレーは好きなのであるが、ひとりで五杯も食わないので、あしたも、あさってもカレーを食うのである。


これじゃ、顔がまっ黄色になって、肝臓病と間違えられるんじゃなかろうかなんて、どーでもいいことを考える始末であるのである。

どうも、カレーとラーメンはあたしにかぎらず日本人の好きなメニューであると思うのであるが、まあ、どうも、これ、インド料理や中華料理のカレーやラーメンとは味も調理法も違う和食になってるのである。

和食だから日本人は大人も子供も大好きなわけである。

まあ、あたしはカレーはタイのつーつーのココナッツオイル入りのくそ辛いカレーが好きで、ラーメンはワイハーのダウンタウンの安直な中華料理屋の細麺のラーメンが一番うまかったのであるが、日本の有名ラーメン店のあの腰があると言いはるくそ固い麺も、しつこい豚骨も一度もうまいと思ったことはないので、まあ、味は、育った地方と家庭の味に左右されるので、あたしは下世話な工業地帯の乱暴な育ちであるので、そのような好みであるわけである。


まあ、だいぶ前であるが、あたしが横浜中華街の聘珍樓で知人とメシ食って、帰りに「さすがにうまいな」なんて話をしながら歩いてたら、となりを歩いていた30前後の家族連れのみずしらずのおにーさんに「聘珍樓のどこがうまいんだ!」と怒られたことがあるのであるが、どうも、このおにーさんは東北の出身らしく、馬鹿高い聘珍樓のお食事を頂いたら、とんでもなく口に合わなかったらしいのである。

まあ、「まずいから金返せ」とも言えないので、憤懣やり方なく歩いてたら、あたしらの「うまい、うまい」という話が聞こえたので、酒の勢いも手伝って、あたしらに聘珍樓の苦情を言い始めたわけである。

まあ、人によっては本格中華のコースも「金返せ」ということになるのである。

つーことで、どうかね。

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