象気功

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身体の下部だけが開いている場合
名前:のうまっく  
更新ありがとうございます。
今日も人生観が変わるような深い話でした。
もちろんお笑い部分も好きですよ。

質問ですが、今日の更新にありました
「前から解説しておりますが、身体の上部が開いてなくて、下部だけ開いていると、この家族のように人の迷惑なんかまるっきり気にならないごりっぱなのーたりんになれるわけである。」
というところで、今までは、「ふぅーん、そういうものか」と思っていました。
しかし、よくよく考えると、なぜ下部だけ開いていると人の迷惑を気にしないパーになるのでしょうか?

人の迷惑を気にするか気にしないかはDNAに刻まれた性格だと思うのです。
まあ、「上部が開いてなくて、下部だけ開いている」というDNAを受け継いだのだと考える事もできますが。

よろしくお願いします。


お答え
象師匠   
まあ、なんですねえ、十三佛真言の弥陀如来の章あたりを再読いただくとお解りになると思うのでありますが、心臓にはICNシステムという、まあ、いわゆる第二の心臓といわれる脳に良く似た組織があるのであります。
この、第二の脳は何か状況が変化したときに、直接心臓の機能を司って危機などに対応して、瞬時に心拍数を上げたりするわけです。
また、なにか嬉しい状況のときなんかはドキドキ、わくわくさせたりするわけです。
それでこの心臓の脳に良く似た組織は愛情、感情などにも大きな影響を与えるのであります。
相手の立場に立つ、思いやる、愛する、相手を大事にする、また危機に対応する生命維持のための組織でありますから、原因のない不安なんてえ心の働きもこの組織による影響が多大にあるのであります。
このことをむかーしのヨーガのおじさんおじーさんたちも経験から気が付いて、心臓の部位のアナハータ・チャクラを開くと相手の心が見えるなんて言い張ってるわけであります。
それで、丹田から脚部を含めた下部を開いた場合は、まあ、ごく簡単に言えばこれ、生命エナジーとしての氣を製造する部位であるわけですから、人の正邪には関係なく生き抜くためのエネルギーを生産し、もちろん慈愛や人のことを考えるなんてことにはさらさら影響を与えないわけであります。
また、身体の最上部の頭部のサハスラーラであるとかアジナーなんてあたりを開いた場合は前頭葉を刺激しますから、お利口さんになって、お勉強、お仕事などには大変活躍できるのですが、人間としての最重要な、愛、慈愛、恋情、思いやりなんて部分には、まあ、知識としての倫理観なんかは育ちますから、まるっきりと言いませんが、決定的な影響はないのであります。
これらの部分だけを開いても霊性なんかはあまり出ないのであります。
サハスラーラが開いたなんて言い張ってる皆さんがそろって、ゼニ儲け、スケコマシにご執心なのを見てもご理解のとおりであります。
それで、まあ、今回のご質問の文章の部分の場合は世間話のついででありますので、おおまかに上部と下部なんて解説をいたしておりますが、ごくかいつまんでわかりやすく言いますと、身体下部を開いた場合にはパワー、エネルギー、生命力の源としての氣を製造し、みぞおちを中心とした中上部を開いた場合には、愛情、思いやり、慈愛、不安などに影響があり、最上部である頭部を開いた場合には知性、知識、記憶、理解なんて部分に影響があるわけです。
ですから、愛情、思いやり、他人の立場に立つなんて高級な脳の活動の身体中上部の部位が開かずに、身体下部の丹田から脚部のエネルギー製造部分だけを開くと人のことを考えない今回のネタの家族のようなごーつくばりのりっぱなのーたりんぱーの皆さんが出来上がるわけです。
また、中上部が開かずに身体最上部の頭部と丹田、脚部を含めた下部のみが開いた場合には、ひじょーにおつむの回転がよろしくて、思いやり、慈愛、なんて感情は心底ありませんから、ひとのめーわくなんか歯牙にもかけない悪質な詐欺師やマルチ商法、インチキ宗教、悪徳企業経営者や困った国のリーダーなんかに枚挙にいとまがないわけであります。
もちろん、「人の迷惑を気にするか気にしないかはDNAに刻まれた性格」の一部でありますので、この、基本的な性格の一部を決定する、まあ象気功では「開いている」「閉じている」と表現しておりますが、その開き方は親から受け継いだDNAに刷り込まれているわけです。
ただ、そのDNAで受け継いだ基本的な氣道の開き方と相まって、胎教や幼児期の育つ環境によって、その環境によりよく適合するように、脳のシナプス、神経細胞も形成されますので、そのDNAの範囲内で、極悪な家庭に育てば極悪になり、思いやりのある家庭に育てば思いやりある人間になるわけであります。
今回の例に上げた家族の場合は下部が開いて、最上部と中上部がほとんど開いていない似たもの夫婦ご両親のDNAを娘さんのM・Eさんがみごとに受け継いで胎教、環境の影響も素直に受け継いで、なーかなか香ばしい思いやりもめーわくも関係ない、また不安なんて感情もほとんんどありませんから、裁判結果がどーだろうが、ネットで顔をさらされようが知ったこっちゃない見本のようなのーたりんぱーの家族が出来上がり、通販業者の皆様に多大なご迷惑をかけているわけです。
まあ、余談ではありますが、この心臓や上腹部のあたりに意識を置いても、なんら不安感も思いやりもわかないとゆー方は、つまりそこがお開きなってらっしゃらないわけですので、のーたりんぱー、あるいは迷惑人間である要素は充分にあるわけです。
ややこしい内容でありますが、ご理解いただけましたでしょうか。


Re: 質問
名前:のうまっく
詳しいご説明ありがとうございました。
十三佛真言の弥陀如来の章、もう一回見てみます。

僕はの受け継いだDNAはおそらく中心部と上部がまあまあ開いていて、
下部はかなり閉じてる身体だったのだと思います。
でも象気功に出会ったおかげで下部を開く努力をし、少し前に質問した
「四股踏み」が効果抜群で現在とっても調子が良い状態が続いております。

本当にありがとうございます。

もう一つ質問させてください。
下部がかなり閉じていて、対人恐怖or鬱病レベルの人が、不動明王真言を
唱えまくり、四股踏みまくりの生活を続ける事でどこまで丹田は大きくなるものなのでしょうか?

麻○太郎レベル(大丹田の持ち主と勝手に思いました)までいく可能性もありますかね。
それとも持って生まれた素質にはなかなか勝てないもんですかね。


お答え
象師匠   
まあ、そうですね、「下部がかなり閉じていて、対人恐怖or鬱病レベルの人が、不動明王真言を唱えまくり、四股踏みまくりの生活を続ける事で」それなりに丹田も大きくなりますが、まあ、まいど申し上げますがそれもご両親から受け継いだDNAの範囲内ということでありますので、「麻○太郎レベル(大丹田の持ち主と勝手に思いました)までいく可能性」があるかどうかはなんとも申し上げられませんが、まあ、氣道のバランスはやらないよりやった方が確実に「麻○太郎」さんの方向に近づくと思いますねえ。
まあ、いずれにしても、次回に四股について解説する予定でありますのでお楽しみにお待ちいただきたい。


Re: 質問
名前:のうまっく   
四股について解説してくださるのですね。
楽しみにしてます!

お答えありがとうございました。