神とチンパン君［象気功]

◆神とチンパン君

どなたも一度は神頼みをした経験があると思うが、なんの効果もないということもご経験の通りである。

たまさかに効果があったとおっしゃる向きもあるが、これは神頼みをしなくても結果は同様であるのは、冷静に考えればわかることである。

現在も、どー考えてもいるわけもない神の教えや預言を巡って世界中が大揉めであるわけであるが、神の教えやお告げなんてもんがあるわけもなくて、神の教えあるいは神のお告げあるいは神に選ばれたものあるいは神の言葉を伝えるものてなものは、古今東西、全てが少しオツムのちょーしの良いあるいは逆にオツムの壊れたホラ吹きのおっさんやらおばさんやらの口からでまかせであるのである。

神の教えあるいは神のお告げと言い張っているのは、神の子と持ち上げられても、預言者と持ちあげられても、神ではなく、まぎれもないただの人間が言い張ったり書いたりした口からでまかせの類いである。

それで、その口からでまかせの類いを言い張ったり書いたりした人が、神の電波が入ると本気で信じているとすれば、当然、オツムが壊れている人であるわけである。

これが、科学も医学もない古代であるから、やみくもに神の思し召しとされたわけであるが、これをこの世の仕組みがそれなりに解明されてきた現代に当てはめようとするから、揉めなくてもいいことで大揉めに揉めて、それに乗じてじゅーだのおばくだんだのてなへーきをあれこれ売って大儲けしている人も多々おられるわけである。

まあ、ちょっと考えればわかることであるが、これがわからないから、ちょっと口のうまいおっさんの口から出まかせを聞いたり読んだり唱えたりして、世界中のあちこちでおころしあいをなされているのである。

まあ、たとえば、オツムのちょーしを測るひとつの基準として、IQがあるわけである。

勘違いされると困るが、IQはあくまでもひとつの基準であって、それでその人間の優劣が決まるということではないのはゆーまでもないことであるが、まあ、とにかくざっくりと、人間の平均的なIQを100として、その上下で脳の機能の一面を評価するわけである。

これがチンパンジーであると、まあ、人間のIQ基準をチンパンジーに持ち込むのは筋違いであるつーよーなもっともなご意見はさておいて、とにもかくにも一説にはチンパンジーのIQは40～60程度であるつーことである。

つまり、ふつーの人間との差は概ね50程度であるわけである。

これが、人間の上位1％ぐらいの皆さんはIQが120以上あったりして、中には160だの180だのてな人もいるわけである。

つまり、あたしら、平均的なパ～は、その人らからみるとIQ的にはチンパン君に見えるのである。

これはIQの面からみたことであるが、人心掌握あるいは操作という能力つまりマインドコントロールということにおいても、IQ同様にあたしらパ～をチンパン君とみる人も古今東西古代からいるわけである。

あなたもあたしもチンパン君であるから、操作し放題である。

それが、神同様にものすごくあやふやな存在である心の問題ということを全面に押し出して操作するので、あたしらチンパン君は手もなくひねられてしまうのである。

そら、あなたもあたしもチンパンジー並みの能力であるから、どーにでもなるわけである。

その上、チンパン君であるパ～はすぐちょーしに乗るので、扱いやすいことこの上ないのである。

現在のあちこちのでっちあげの教団でも、教祖様が出てきた日には、チンパン諸君は、踊りだすは、泣き出すは、痙攣するは、感極まって気を失うはで大騒ぎである。

このちょーしに乗りやすいチンパン君をあれこれ嘘八百で言いくるめれば、家財を投げ打ってお布施はするは、あいつをどついて来いといえば躊躇なくおどつきに行くのである。

ありもしない天国だの地獄だの転生だのを持ち出せば、女性や子供でも簡単に喜んでおじばくなされるのである。

操作し放題である。

当たり前であるが、その操作は神がやっているのではなく、あなたやあたしをチンパン君と見立てている人心掌握術に長けたホラ吹きのおっさんやおばさんであるということを理解すると、この世の方向性が見えてくるのである。

その方向性の一端が、「あなたもあたしもチンパン君」ということである。

チンパン君から見たら、そら、ただの人間であるホラ吹きのおっさんも神に見えるわけであるので、崇め奉ってしまうのは当然のことであるわけである。

IQが半分しかないチンパン君がどのように頑張って考えても、ただの人間であるホラ吹きのおっさんに敵うわけがないのである。

これはこの世の根幹である経済経綸も同様である。

あたしらチンパン君は簡単にいいように操作されて、70億人の0.01％以下のとんでもない資産の大富豪と、99.99％以上のその他大勢のびんぼーにんというよーな、めちゃくちゃな富の不均衡が生まれるわけである。

それではあたしらチンパン君はどーしたらよかんべかつーよーなあれこれを神のお告げという名のもとに自動書記の御筆先に乗せて開示する神示が象気功であるわけである。

なにしろよかんべかであるのである。

もちろん神示であるだけに、世界三大しゅーきょーの教義同様に口からでまかせであるのは象気功信者には周知のことである。

世界広しといえど、世界三大しゅーきょーをまとめてディスるのは象気功だけである。

ううむ、気功とかんけーねーし、全体的に意図がわからん。

しかし、お笑い番組とはいえ、これ、大丈夫かね。

しゅーきょーをいじるとろくなことはないのである。

それを神罰と言い仏罰と言うのである。

まあ、象気功はライブ生放送であるので、それでも一応UPするわけである。