まあ、たとえば、氣や気功、あるいは真言などでは「腹痛」や「風邪」さえ治せないわけです。
象気功の中や、掲示板でも何度もお答えしておりますが、氣や真言で神懸りなことは何もおきません。
ですから、病気の場合は良い医師を探してその診断を仰ぎ、その指示に従うのが最良の方法であります。
間違っても、くだらない氣や霊能者や祈祷師、新興宗教などの役にもたたない治療と称するまやかしに頼ってはいけません。
腎不全による人工透析患者はあたしの周囲にも何人もおり、その病状、悩み、苦しみはよく理解しておりますが、現在の所、医学でも、種々問題のある腎移植以外には「治る」治療法はないと思います。
しかし、透析装置も知人が最初に透析を始めた30年前に比べると格段の進歩でありますので、今後も少しづつ良くなり、楽になると思います。
あたしの知人に50歳を過ぎてからプロテスタントの牧師になってすぐ腎不全を起こし、あなたのように人工透析を始めた女性がおりましたが、その女性はそのまま透析をしながら、某所の教会で恵まれない人々の世話に奔走し、その後十数年神様にお仕えして、最近亡くなられました。
あなたが人工透析にとらわれることよりも、それはあなたの呼吸と同じように止められないことであるのでありますから、呼吸と同様にお考えになって、人生を前向きにダイナミックに過ごされることを願っております。