象気功
気の悩み相談室



法身・報身・応身について
名前:底無しの青空   

法身・報身・応身の三種類あるそうで、

法身は「アビラウンケン」→大日如来の真言にて既出(心臓)

報身は「アバンガンランケン」

応身は「アラハシャノウ」→文殊菩薩の真言にて既出(膝から下)

それでは、「アバンガンランケン」はどこを開く真言なのでしょうか?

それと、子年の守り本尊とされている千手観音の真言の効果も
教えて下さい。





お答え
象師匠   
まあ、前にも言いましたが、あたしはべつに仏教研究家でも密教マニアでもありませんので、ニ身説あるいは三身説については、それがどーでも、なんの興味もありませんし、たいして詳しくありませんので、知ってることしか知りませんので、まあ、知ってる範囲内でお答えいたします。

まあ、法身(ほっしん)は生身(なまみ)に対してお釈迦さんを法としての存在として認識するということであります。

また、応身(おうじん)はその法としての真理を人間の身体を持って、具体的な行動で人々を救い導くために働く姿を表されたものであります。


この法身(ほっしん)、応身(おうじん)の後に現された報身(ほうじん)についてはなかなか、その解釈が一定しないのでありますが、まあ、修行の結果として現された仏の真理、修行し成仏するお釈迦さんの仏性が現れたお姿てなことであります。

まあ、これらについてはマニアそれぞれに解釈が違うのでありますが、あたしはどーでもかまいません。

お好きなように解釈していただきたい。

法身仏は大乗仏教では毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)で、密教では大日如来(だいにちにょらい)であり、応身仏は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)あるいは釈迦如来(しゃかにょらい)、報身仏は阿弥陀仏(あみだぶつ)あるいは阿弥陀如来(あみだにょらい)であります。


まあ、大乗仏教における毘盧遮那仏はサンスクリットで「ヴァイローチャナ」で、密教における大日如来はサンスクリットで「マハー・ヴァイローチャナ」でありますから、両者は教義的に本来かなり性格が違うのでありますが、まあ、大乗仏教の毘盧遮那仏の考え方が密教化して大日如来になったんだからいいんじゃない、とゆーことで同一視してる見方もあるのでありますが、あたしはぜんぜん興味がありませんのでどっちでもかまいません。

また、お説の応身仏が文殊菩薩であるというのは、あたしは今日までぜんぜん知りませんでしたので、これについてはまるっきりなぜなのかわかりませんし興味もぜんぜんありませんので解説はいたしません。

その後に現れた四身説、五身説、六身説なんかについては、もう、めんどくさくて死にそうになりますので、絶対に質問しないでいただきたい。

それで、ご質問の「アバンガンランケン」については、まあ、だいたい脚部上部を含めた下腹部の周囲であります。
千手観音の真言は「オン・バザラ・タラマ・キリク・ソワカ」であります。
これは脚部を含めた腹部の最下部と甲状腺に影響があります。



Re: 疑問
名前:底無しの青空   
「アバンガンランケン」→下腹部から脚部上部

変な質問をしてしまってすみませんでした。

おかげさまで胸のつかえがとれたようです。

>千手観音の真言は「オン・バザラ・タラマ・キリク・ソワカ」であります。
>これは脚部を含めた腹部の最下部と甲状腺に影響があります。

確か脚部と腕部は関係してるんですよね。

千手観音の名に相応しい真言ですね。

解説ありがとうございます。