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名前:インキ |
はじめまして。真言を唱えて三週間程になる私であります。
さっそくですが、教えていただきたい事が三つほどあります。
一・他の真言ではならないのですが、不動明王の真言を唱えている時だ け頭頂がいつも決まって痺れたようにジワ~ンとなります。
この真言により開かれる箇所は体の下部のほうとあり、頭頂とはぜんぜん違うので唱えるのは控えたほうがいいのでしょうか?
二・真言を唱える際、それぞれの真言により開かれるとされる体の部分 に意識を向けながら唱えたほうが、意識しないで唱えるよりはいくらかでも効果が増しますか?
三・真言は唱える場合、食後すぐは控えたほうが良い(血行の関係等)などの注意事項は何かありますか?
以上よろしくお願い致します。
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お答え |
象師匠 |
身体の下部を開いてもその気が網の目のように全身につながっておりますので、もちろん頭部にも影響がないわけではないわけです。
気道(気の道)は人それぞれに身体の部位によって細くなったり、通りにくくなったりしていますので、唱える真言によっては「頭頂がいつも決まって痺れたようにジワ~ン」となったりすることもあるわけです。
それで、いつも言うことですが真言を唱えてどこか具合が悪くなったり、痛くなったり、不都合があった場合にはこんなもの唱えてもろくなことはありませんから、即刻おやめになることをお薦めいたします。
しかし、まあ、これにハマると中毒みたいなもんですから、「何か奇跡が起きるかもしれない」という期待で止めることもできないでしょうから、様子をみながら少しずつ唱えていただきたい。
絶対に無理をしたりして身体を痛めては行けません。
それで次のご質問の「意識しないで唱えるよりはいくらかでも効果が増しますか?」ということについては、まあ、そりゃ意識しないよりはした方が効果はあると思いますが、実際にはどっちでもたいした差はありませんので、どちらでもかまいません。
量の問題であります。
しかし、最初からいきなり何時間も唱えるのは、前述の気道の狭窄の問題があり、血管などを痛めないとも限りませんので、まあ、常識的な範囲内で様子をみながら唱えていただきたい。
最後のご質問については食前食後食事中、歩きながらでも走りながらでも寝転んでも入浴中でもなんでも結構です。
真言は音声、言葉でありますので、基本的に話しているのとなんら変わりませんので、深刻に考える必要はないわけです。
逆にに言うと「話す」ということは真言を唱えているのと同じことでありますので、それなりに身体に影響があるわけです。
細かいことは「正しい真言の唱え方」で解説しておりますので、ご一読いただきたい。
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Re: 開く箇所 |
名前:インキ |
丁寧でわかりやすいお答えどうもありがとうございました。
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