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回答室

名前:モッチ  


象師匠様、はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
真言関連の質問させてください。

「般若心経」の最後の「ギャーテイギャーテイハーラーギャーテイ・・・」

の部分は一種の真言(マントラ)だと思うのですが、この真言が関係するチャクラとその作用、それと、サンスクリット語で「ガーテーガテーパラガテーパラサムガテー」と唱えた場合の違いがもしあるのであれば教えてください。

よろしくお願いいたします。



お答え
名前:象師匠   
まあ、陀羅尼(真言)はサンスクリットをできるだけ発音通りにその国の言語に当てはめて表現したものなわけであります。

このガーテーガーテー云々もサンスクリットを聞いた人がローマ字表記にしたものなので厳密に言えば正確な発音ではないわけであります。

だから、これを作った人が身体のどこに正確に影響を与えたいのかは、サンスクリットを直接聞かないと判断できないわけです。

でもまあ、大抵の有名な陀羅尼の発音表現はそれほど作った人の意図とは離れていないでしょうから、そーゆーことで読んでいただきたい。

それで、この般若心経の最後にとってつけたような陀羅尼は、中国語訳のカタカナ読みもローマ字サンスクリットも、だいたい、尾てい骨のあたりに影響があります。

いわゆるムラダーラ・チャクラの部位でありますが、まあ、この陀羅尼の意図は、そこを開発するというよりは、その陀羅尼の後半のボジソワカの効果もそうですが、般若心経を読んで頭に上った気を最後に下げて、まあ、落ち着いて終わりなさい、ということなんじゃないでしょうか。



ありがとうございます
名前:モッチ   
早速のお答え、ありがとうございます。

この、真言部分こそ、般若心経における神髄だと思っていたのですが、上がった気を下げる効果しかなかったのですね・・・。

私の祖父は「健康のため。」とか言って、毎日、般若心経を唱えていますが、薬師如来の真言でも唱えさせた方が効果が見込めそうですね。

お答えその2
名前:象師匠   
まあ、般若心経を読めば呼吸法にもなって、心肺機能の活性化にもなりますし、横隔膜や腹筋の運動にもなりますし、読誦はそれ自体が脳の活性化に効果的だそうですから、お祖父様はおやめになる必要はないでしょう。

他の真言は効果がわからないままに、たくさん読誦しますと、真言によっては気が上がりすぎたりしますので、意味を中心とした般若心経が一番無難だと思いますね。