象気功
会陰メソッド


会陰メソッド最終章

宇宙の氣を会陰に凝縮する


さて、会陰メソッドもついに最終章である。

尾骶骨と会陰の氣の穴を縮小し、尾骶骨と会陰の氣道を密封し、さらに全身の氣の穴を密封すると、体はガラス瓶の状態となり、氣の漏れがなくなり、その状態で気功法を併用すれば氣圧は限りなく上昇するわけである。

その上昇により、氣道の拡張拡大が促され、氣の総量が大きくなり、全身60兆の細胞を活性化し、あなたの体の根本を宜しい方向に変え、健康状態を宜しい方向に変え、運気を宜しい方向に変え、人生を宜しい方向に変えるわけである。


氣圧が上昇すると氣道の末端まで圧力がかかり、氣の動脈あるいはスシュムナー管から数限りなく枝分かれした末梢の氣道あるいはナディが開き、それに連動する毛細血管が開き、血流が改善し、全身の隅々の細胞までくまなく酸素と栄養素が送られ、細胞の再生修復が宜しい状態となり、健康状態が宜しい方向に向かうわけである。

しかし、これまでに何度も解説しているように、氣圧が限りなく上昇するということは、容易に偏差を招くということでもあるので、そこはそれ、中庸を旨として、偏差が出たら即中止して、慎重に様子を見ながら再開することが寛容であるのは言うまでもないことである。


酷い偏差を起こせば生活にも支障をきたして、何年もの時間を無駄にしてしまう場合もあるので、そのバランスを保ちながらの修行修祓ということを心がけるのが、一番最良の結果を生む方法である。

重篤な偏差により健康をそこなっては、なんのための会陰メソッドなのか本末転倒になるのであるが、まあ、気功マニアは限界を求めるのが常であるので、健康よりも氣の習得を趣味とする方は、人生を捨て命を捨てる覚悟で、氣圧の上昇に邁進していただきたいが、あたしはいっさいの責任を取らないのは言うまでもないことである。

ということで、本題の「宇宙の氣を会陰に凝縮する」に取り掛かるのである。


なんのこっちゃであるが、まあ、とにもかくにも、宇宙の氣である。

怪しいセンセー教祖グルの皆さんがこぞって口にするインチキタームの「宇宙」である。

まあ、原子も分子も素粒子もへったくれもなかった大昔のパ~の皆さんが、この世の組成は「氣」あるいは「プラーナ」であるとしたわけである。

もちろん、あなたもあたしも氣であるしプラーナであるし、あなたの周囲のものも空間も氣であるしプラーナであるし、地球も月も太陽系の惑星もその他の銀河も宇宙空間も、全ては氣でありプラーナであるわけである。


氣あるいはプラーナを素粒子と言い換えると、大変わかり易くなるのである。

しかし、宇宙の組成の90%以上は未だになんだかわからん暗黒物質であるてなことであるので、その暗黒物質も含めての氣でありプラーナであるということである。

とにもかくにも、この世に存在するものの全ては、氣でありプラーナであり、同じ次元にあり、一体であるのである。

あなたの身体とその他の事象は全てが繋がっており一体であるのである。


それを分け隔てているのが、左脳である。

まあ、人によっては左脳の役割の脳が右にあるので、当たり前であるが、その場合は右脳である。

それはともかく、まあ、とにかく、脳が勝手に、その氣でありプラーナであるものに壁を作って、あなたとその他の事象を隔てているわけである。

それはとりもなおさず「意識」ということである。

あなたの身体と周囲を分け隔てているものは意識の存在であるわけである。


逆に言うと、意識により、この世のプラーナあるいは氣は自由に操作できるということである。

それをできないようにしているのが左脳の機能であるわけである。

それが簡単にできては宇宙の存在自体がわやくちゃになってしまうからである。

それを、できる範囲内で操作しようとするのが、気功、ヨーガ、仙術、神道、などの氣のメソッドである。

その究極が意識により、宇宙全体の氣あるいはプラーナを会陰に「凝縮」するということである。

はてさて、嘘かマコトかやってみなけりゃわからない、神の領域に踏み込んで、宇宙をわやくちゃにするのかあなたの人生をわやくちゃにするのか、会陰メソッドはどこへ行くのか行かないのか、次回のお告げを待っててねうふん。

続く。

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