象気功
会陰メソッド


会陰メソッド実践

会陰メソッドで起きる偏差の対処法


さて、秋も深まり会陰メソッドも佳境に入ってきた今日このごろ、信者の皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。

まあ、なんども口を酸っぱくして解説していることであるが、会陰メソッド実践中に痛みやめまいや不快感などの偏差が出た場合は、即刻中止して、それが治まってから、慎重に様子を見ながら再開していただきたい。


その偏差は、氣道の狭窄あるいは閉塞している部位に、会陰メソッドによる急激な氣道の氣圧上昇で無理な拡張が起きることが原因であるので、とにもかくにも、不具合が起きない範囲内で慎重に行うことが肝要である。

特に、シロートさんの場合は、氣道があちこち狭窄あるいは閉塞している部位が多いために偏差が出やすい場合もあるので、くれぐれも不具合を感じたら即刻中止して、それが治まってから慎重に身体の様子を見ながら再開していただきたい。


偏差を押して会陰メソッドを根性で行っても、特別な能力が出ることもないし、気持ちよくなることもないし、至高体験もないし、神に近づくこともないのである。

会陰メソッドは、氣のだだ漏れを改善して、氣道の氣圧を正常な状態に近づけ、体力気力あるいは自然治癒力を正常な状態に回復するということが主な目的であるし効果である。

もともと普通に生活できる程度の体力気力があるものは、それ以上の体力にはならないし、それ以上の気力にもならないので、偏差を我慢して無理やり継続しても何も良いことは起きないということをよーく理解していただきたい。


しかし、あれこれの事情で氣の穴の締りが緩いことによる氣のだだ漏れが原因で、体力気力が底を付いて、疾病疾患等で医師にも見放された人が、正常な氣道の氣圧に近づくことにより、健康状態が改善回復するということはあるのである。

それを神がかりといえば神がかりであるが、言い方を変えると、健康状態がふつーになるということであって、健康状態がふつーの人はそれ以上にはならないので、ふつーの人には神がかりな効果はいっさい起きないということである。

また、雑談掲示板で会陰のチャクラが閉じるのではないかとご心配のシロートさんもおられるのであるが、チャクラは逆に開くのでご心配はいりません。


やってみればわかるが、会陰の氣の穴を意識で締めるとチャクラには圧力がかかり内側に向かって覚醒する方向に向かうので、逆に上級者の場合は無闇に圧力をかけると会陰も尾骶骨も暴発する場合があるということを留意して様子を見ながら実践していただきたい。

もちろん会陰や尾骶骨が覚醒と言う名の暴発をしても何もいいことはないということはこれまでに飽きるほど説明しているので、疑問のある初心者は最初からじっくりと読みなおして「なんだ、全部書いてあるじゃん」と再確認して感涙にむせんで嘘泣きしていただきたい。


まあ、会陰メソッドは簡単にできて効果が大きいことの裏返しで、シロートさんにもわかるぐらい偏差も出やすいのであるが、現在あたしが元気元気でバカは風邪を引かないという状態を継続しているのであるから、象気功が続いている限りはその効果は歴然であるので、まあ、てきとーにお楽しみいただきたいということで、本日のシロートお悩み相談室の回答をお開きとするのである。

さてさて、身体の仕組みを根底から変える会陰メソッドは、次回からさらに高位の段階に進んでいよいよ究極の秘技の伝授であるので、シロート衆も悩みの坩堝で業火に焼かれながら真っ黒焦けの煙もくもくのままで次回を待て。

続く。

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