象気功

会陰メソッド


会陰メソッド実践

尾骶骨の氣の穴を捉える


ううむ、昨日18日午後6時半に起きたバンコクのエラワンプームの前のばくだんのばくはつは、象気功タイ本部のあるマンションと目と鼻の先である。

タイで布教中は年がら年中うろうろしてる場所であるので、あたしが巻き込まれてもなんの不思議もない場所である。

しかしそこはそれ、象大神のご利益で難なく難を免れたわけであるが、タイにいると腕力なんてのはなんの役にも立たないのである。


もめごとを起こすと、そのへんのおじさんでも長い料理刀を振り回すし、たいていはすぐぴすとるでうたれちゃうのである。

タクシーのうんちゃんたちとバイクタクシーのにーちゃんたちのショバ争いのもめごとでもすぐぴすとるのうち合いである。

さらには日本でいえばアルタ前の交差点の人混みでばくだんであるので、筋肉を鍛えるよりも運を鍛えないと生き残れないのである。

強い弱いではなく、日常生活が生きるか死ぬかであるのである。


日本では安全が当たり前であるが、タイに限らず諸外国、特にアジアの発展途上国では危険が当たり前である。

人間の命が十把一絡げで、人ひとりの命の価値がものすごく安価であるのである。

人間のひとりの命は地球よりも重いなんて世迷い事を言ってる余裕はないのである。

タイで布教をしていると、運を鍛える象気功はタイに住む者には最強のメソッドであるということが実感されるわけである。

しかし、これが、さらに、「運」の前に、人生の第一は「健康」である。


たとえ、人生にどんなに崇高な目的があっても、健康な身体でないとどーにもならんのである。

たとえば人を助けようと思っても、自分の健康状態が最悪で息も絶え絶えでは、人を助ける前に、自分が助けてくれーになってしまうのである。

その、何よりも優先される健康状態を回復あるいは維持するためのひとつの法が会陰メソッドである。

ひとつの法というよりも究極の法といっても過言ではないのである。

たとえば、会陰メソッドのほんの入口の肛門や尿道を適度に締めるということを行うだけでも、免疫力・自然治癒力はそれなりに上がり、疾病疾患による炎症はそれなりに収まる方向に向かい、虚弱体質はそれなりに改善されるのである。


また、他の気功法あるいは氣のメソッドと違い、それが、即実感されるところに会陰メソッドの特質があるのである。

気功法は基本的に数ヶ月あるいは数年という長いスパンで励行して、徐々に効果が現れるというのが通例であるが、会陰メソッドに関しては、行えば熟達・非熟達の度合いに関係なく、それなりにすぐ効果を実感できるのである。

しかし、それは健康状態の回復あるいは改善であって、それが即、劇的な運気上昇をもたらすということではないのである。

運気上昇をもたらすには、氣道の拡張・拡大による、氣の総量の増大が必要であるからである。


まあ、これまでに、何度も解説しているように、氣道は硬くて脆いゴムの管のようなものであるので、太くしようと思って圧力を無理にかければ、簡単に破れて、いわゆる氣道の穴が空いて、氣圧は下がり、逆効果となり、場合によってはその修復に数年という膨大な時間を無駄にする場合もあるのである。

これは実はあたしの実体験であるが、同様にアホ丸出しの氣道破裂を何度も起こして何年も人生を無駄にしたインド方面のおっちょこちょいおじさんのゴーピ・クリシュナさんの自伝をお読みになれば、詩作能力が開花しただの至高体験しただのてな妄想幻覚思い込みはともかくとして、あたしやゴーピさんの氣道に何が起きたか、あるいはあたしが何を言ってるのかよーくご理解いただけるのである。


まあ、とにかく、氣道の拡張・拡大に関しては、おっちょこちょいな方法を排して、慎重に日々圧力をかけて、時間をかけて成就するしかないのである。

しかし、運気上昇よりも、その前に健康成就であるのは当たり前である。

虚弱体質や重篤な疾患・疾病で動くこともままならないで、運気もへったくれもないのは当たり前である。

つまり、逆に言えば、動けて、普通に働ける人は会陰メソッドなんか読む必要はないのである。


会陰メソッドは全世界70億人のうちの体力下位20%14億人の虚弱体質・体力飢餓難民・体力貧困層・びょーにんに向けての布教であるから、おつむのちょーしはともかく「馬鹿でも元気」な皆さんは会陰メソッドなんか読んでる暇があったら、自分のことはさておき、世のため人のために生きることを実践し、徳を積み、この世の存在である宇宙の進化に少しでも貢献する人生を送ることをオススメするのである。

まあ、前述したように、会陰メソッドの健康回復・自然治癒力回復の効果は、誰でも試してみればすぐ実感できることである。

熟達・非熟達の別なく、それなりに効果をすぐ実感できるメソッドである。

だた、勘違いしてはいけないのは、気功法というのはで、身体を本来あるべき正常な状態に戻すことが目的あるいはその効果であって、超人的な能力を引き出すてなことが目的ではないし、いずれにしても、そんなことはホラ吹きの妄言であるし妄想であるので、どーやってもこーやっても起きないのはゆーまでもないことである。


さて、とんでもなく長いフリートークの後は本日の本題である。

氣道の氣圧を調整するために、波動である氣を放出する放射装置的なものが尾骶骨である。

その放出・放射のもとになるものは、尾骶骨から背骨を通って百会までの脳を含めたいわば中枢神経の大動脈としての氣道である。

ざっくりと経絡でいうところの後正中線を走る督脈と考えてもいいのである。

また、あるいは、ヨーガでいうところのナディの大動脈であるスシュムナーと考えてもいいのである。


つまり、尾骶骨は身体の中心となる最大の氣道からの放射・排出口であるわけである。

だから尾骶骨を意識で締めるということは、氣の密封容器を作るための会陰メソッドの中核といってもいいわけである。

意識で尾骶骨を締めることができれば、最大の氣道の氣圧が上がり、全身の氣圧はいやでもそれなりに上がるわけである。

さて、しかし、これを意識で締めることが氣のしろーとさんには、なかなか困難であるわけである。


氣が分かれば締めた時の反応を感覚として捉えられるので、逆にものすごく簡単なことであるが、そうは言っても誰でも氣感が備わるというわけではないので、そこをなんとかしなければならないわけである。

そこで、イメージを利用するという方法が一番簡単に効果を得られるだろうつーことで、そのイメージトレーニングをあれこれ解説するのである。

さて、そのイメージであるが、まず、尾骶骨に意識を置くのである。

尾骶骨を意識で締めるのに他に意識をおいてどーするんだというごもっともなツッコミには知らん顔して、意識を置くというのは、その部位を思うということである。


ううむ、まあ、尾骶骨のイメージが人によって違うだろうから、これではさらに分かりにくいかもしれないのであるが、点ではなく円として捉えて、その周囲全体を締めるというイメージである。

もし、氣感がある場合は、それを締めることにより、背骨を中心として、手足まで全身の氣圧が上がることを感覚として捉えることができれば、それが正解である。

さらに上級者の場合は、尾骶骨の氣の穴を感覚で探して、それを捉えて実感することである。

たとえば人体の穴である肛門のように、尾骶骨の氣の穴を実感として捉えるのである。

尾骶骨の氣の穴を捉えて締めることができれば、背骨を中心とした最大の氣道の密閉度は格段に上昇するのである。

さてさて、穴がない尾骶骨の穴を捉えるとはなんぞや、そんなところに穴を空けて何をどーするのかてなこったいああめんどくせ。

完全に飽きてるのね。

続く。

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