象気功
象気功

本日の御神託


デジタルカメラ


ううむ、黒猫ブログの写真は携帯電話のカメラで写したものであるので、あまりにもひどいので、カメラを買おうということで、某価格.comでなんでもいいから満足度第1位のものを買おうと思って見てみたら、某ケーズwebで6800円のカシオのEXILIM ZOOM EX-Z330てなデジカメが第1位で、「おお、これは安い!しかしいくらなんでもこんな安もんで大丈夫だろうか?でも、安くても買った客の満足度第1位ならなんでもいい、他の店ではいくらかね?15000円?アマゾンはどうかな?19899円?おお!約6割引きではないか!在庫はあるのかな?あと残り僅か?こりゃ何がなんでも買うしかない!」なんてことで注文したのである。


それで、注文してから、落ち着いて調べてみたら、これ、けっこうどこでも似たり寄ったりの値段で特売にでるカメラで、性能はおねーちゃん好みにできてて、おっさんにはどーでもいい機能ばかりで、画質は値段でそれなりで、ううむ、大失敗かもしれないのである。

まあ、あたしは大昔、大手写真メーカーの下請けの大きなラボにいたことがあって、ラボの連中ってのはラボにいるからカメラオタクばかりだと思うとぜんぜん違って、釣りだの車だのが趣味で、あたしもカメラにはぜんぜん興味がなくて、それは、その当時はフィルムを現像して印画紙にプリントするわけであるが、その場合、そのラボの担当者のいわば趣味嗜好で色合い、明るさ、コントラストなんてもんが決まって、張り切って撮った写真も、撮った本人の意向なんてもんはプロラボに細かく指定しないかぎりは、本人の意図とは限りなく無関係な出来上がりに成ることがわかっているので、カメラの性能なんかどーでもいいということになって、ラボにカメラオタクはほとんどいないのである。


だから、その当時、一応キャノンの一眼レフのEOSてなのを買って、交換レンズやフィルターも買って、大きなバッグに詰め込んで、さっそく動物園に行ってフラミンゴだのマレーバクだのシマウマだのなんてのを写したりしてみたのであるが、まあ、これ、プロラボに出すほどの写真でもないし、その当時カラー写真は自分で現像プリントするのは不可能であるので、一般の業者に出してプリントになって帰ってきた写真を見て、まあ、一眼レフなので写りはそれなりであるが、想像とはぜんぜん違うできあがりで、まあ、いわゆるがっかりして、そのEOSはほとんど使わなくなって、ケースに入りっぱなしになってしまったのである。

まあ、現在ではデジカメで撮ったものをPCやテレビの画面で写したものを見るのが一般的であるし、出来上がりも画像編集ソフトで自分で補正できるので、自分の意図がそのまま反映された写真ができるので、そうなるとカメラの性能のよしあしが写真の出来上がりのよしあしの大きな要素にはなるわけである。


しかし、まあ、つーことで、あたしのカメラに対する認識の基本がラボ時代の「カメラの性能なんかどーでもいい」というところにあるので、性能もなにも確認せず、ものすごくテキトーに注文してしまったわけである。

まあ、それでも携帯電話のカメラよりは少しはいいかもしれないのであるが、まあ、なにしろ被写体が真っ黒けの黒猫のクーちゃんであるから、どーだかわからないのである。

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