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大丹田の人の運命?
名前:あすとらいあ   
こんちくわ。
(・ω・)ノシ

今回の金輪周天法の記事はとても笑わさせていただきましたです。
やっぱりお笑いの神様が降臨されたときは笑いの威力も
素晴らしいのでございまする。

ところで、笑って氣道が弛んだのはいいのですが、雑質問でありまする。
大丹田とかの運命の質問です。

オイラは誰が大丹田とかまったくわからないのですが(まあ象師匠とか一部の感受性の強い人しか分からないとおもいますが)、上り詰めた大丹田の人って転がり落ちるとなんか、えらい下の下まで転がり落ちる気がするのですが、気のせいでしょうか?

運命が「上の上」なら不運な事があっても「上の中」ぐらいで済めばいいとおもうのですが、たまにですが、もう、見ていると「下の下」・・・それこそ普通の人の「中の中」以上に悲惨なところまで転がり落ちていく感じがしますがどーでしょうか?

むかーし有名だったプロ麻雀から小説家になったお人、まあ麻雀映画にも何本かなりましたが、そのお人はまあ、運の取り合いみたいなことをやって生活していたから多数の人の運の人生をみてきたそーですが、その人曰く、「人生9勝6敗位がいちばん。勝ちすぎや全勝は危険。真下まで落ちる。」みたいな事を言っていたのをおもいだしやした。
「人間死ぬときは何やっても死ぬ。」みたいなこともいっていたかなぁー。

まあ、なんだ・・・象気功の「人生大体よければいーじゃねーか」に通じるところもある気がしますが。。。

んで質問ですが、なんで運の「上の上」の人(大丹田??)は転がり落ちると「下の下」へいくのでしょうか?
株とかで大金持ちからいきなり転落して、電車にダイブしちゃう人も沢山いるようですし・・・

氣道との関係はなにかあるのでしょーか?

逆に「下の下」の落ちるまで落ちてから、「上の上」へ行く運命の人もいる気がします。
ホームレスからしゃちょーになったりとか、大借金から億万長者になったりとか・・・


運命って「上の上」から「下の下」ってひょっとして繋がっていますか?

人生人間観察マニアの象師匠に是非ともお伺いしたいですた。


お答え
象師匠  
まあ、なんと申しましょうか、象気功やこの掲示板でも何度か解説しておりますが、人生の浮き沈みは丹田の大きさだけで決定されているわけではありません。
それに加えて、おつむのちょーしや、体調、社会状況、国の方針、めぐり合わせてなことが総合的に影響し合いその人生が決定されるわけであります。
また、人間は大丹田、小丹田に関わらず、その組成の基底となるクォークと同様に振動し、ゆらいでいるわけでありますので、人生も当然、上下左右にゆらいでいるわけです。
体調のバイオリズムの他に人生のバイオリズムというものが存在するわけです。
まあ、それで、大丹田のお人はその種々の状況の中でも、なにしろ大丹田でありますから、ほとんどが下の下の下の底辺を徘徊している小丹田の人に比べて、人生の振幅が比較にならないほど大きいのであります。
つまり人生の振幅が大きいのでありますから、上がるときはものすごく上がる変わりに、失敗して下がるときも、ものすごく下がるわけであります。
その人生の最低ラインは「死んじまう」とゆーことでありますが、世の中の大多数の小丹田の皆さんはどなたもこの最低ライン付近を超低空飛行でうろうろして、操縦を誤って年間3万人以上もうっかりお自死なされているわけであります。
それで、まあ、あなたのお読みなった阿佐田さんのお説の通り、人生も博打も市場経済と同様に上昇が極まってピークを迎えると、そこからは当然下降に転じるわけでありますが、そのピークを感じることがこれがなーかなかできないように神さんがお造りになられておりますので、その状況判断を間違えるとチャートを読みきれずに、勝ち抜け、あるいは勝ち逃げできなくて、中には人生の崖からまっさかさまに転落してしまうお人もおられるわけであります。
まあ、今回の「金輪周天法」の章で大丹田のお人は「陽気お気楽楽観の風船が大きく膨らんでいる」と解説しておりますが、その大丹田のお人もその大きく膨らんだ風船を押しつぶして破裂させるほどのとんでもないショックにあえば、あなたのおっしゃるとおり当然下の下の下の下まで転落するのであります。
まあ、しかし、そのどん底であなたいわく「電車にダイブしちゃう人も沢山いる」てなことでおっ死んだりするのは、実際には小丹田の人の方が圧倒的に多いのでありますが、小丹田のびんぼー人の皆さんの場合は社会的に影響もありませんし、どーでもいいとるに足りない存在でありますので個人的にはニュースにもなりませんが、その中にとーきどき大丹田大失敗組のお人もおられるので、そーなると新聞、ニュースも面白おかしくとりあげ、社会をにぎわせますので、目立つのでありますが、実際にはごくたまにであって、大多数の大丹田の皆さんは豪快お気楽極楽な人生を最後までお過ごしになって、しかし、その皆さんも最後にはどんな名医にかかっても癌か脳梗塞か心臓病で小丹田の皆さんと同様に必ず死んじまうわけであります。
もちろん、お説のとおり、『運命って「上の上」から「下の下」ってひょっとして繋がっています』ので、上がれば下がり、下がれば上がり、大金持ちからホームレスになるお人もおられれば、ホームレスから大社長になられる人もおられるのであります。
要は人生のゆらぎ、振動、振幅の度合いとありがたーい神さんの思し召しとゆーことであります。
その振幅が大きいほうがいいと思う人は象気功を読めばいいし、振幅が小さくて超低空飛行が好きと言う人は読まなきゃいいわけであります。
ご理解いただけますでしょうか。


Re: 大丹田の人の運命?
名前:あすとらいあ  
ハハッーーm(_ _)m

大変丁寧な説明に感服しましたです。
とてもよく理解できました。
いや、正確には「理解したつもり」であって象気功もまだまだ、本当の意味でぜーんぜん、わかっていませんが・・・
愚者のオイラは自分の体験でしかわかりませんので、実践するしかないですな。

>その組成の基底となるクォークと同様に振動
この部分でなーるほどー!と分かりました。
クォークとかレプトンとか、はたまたタキオンとかフォトンとかなんか素粒子がありましたね・・・
この世界の物質がすべて振動しているとかなんとか・・
実際の意味ではぜーんぜんですが、象気功メソッドの「揺する」が理解が少し深まった気がします。

>ピークを感じることがこれがなーかなかできないように神さんがお造りになられておりますので

色川さんほどのギャンブラーばかりでなく、人生でうまくいっている人って引き際が上手ですよね・・・
よく分からない人って「今こそ運の波にのれー」って突っ込んでいって、せっかくの勝ち分が無くなるばかりか、ケツ毛までむしられて戻ってくる気がしやす・・・やっぱりこれも大丹田で察知するのかな?


んで、また重ね重ね質問すいません・・


>小丹田の皆さんと同様に必ず死んじまうわけであります。

どこまで逃げても「死」は逃れられないワケでありますので、「受け入れる」しかないワケございますが、象気功の本文で

>身体操作で、この、「全身」の「氣道」が「開いている」という「感覚」が「正確」につかめると、気功は完成であります。

こういう気功とかスピリチュアル方面はぜーんぜん疎いんですが、この文章でハハーンとまた理解していないくせに分かったつもりになったのであります。
しかし、この「全身」の「氣道」が「開いて」いても必ずいつか死んじゃうとおもいますが、最後の最後には結局「氣道」は閉じちゃうのでしょうか?
それとも「氣道」は「開いた」まま死ぬことはできるのでしょうか?

死ぬのはしゃーないですが、できれば大往生・・・とはいかずとも小往生ぐらいで死ぬときもコロリと運良く死にたいんですが、あんまり死に様と氣道はカンケーありませんかね?
のたうち回って、病院のベッドの柱つかんでイテーイテーと神様のSMプレーはちょっとキツイので避けたいのでございます。
「らくーにコロリと逝きたい」とちょーしのいいことをおもっているのですが・・
ポックリ寺に毎年お参りにいくおじいさんおばあさんの気持ちでございまする。

>上がれば下がり、下がれば上がり
以前象気功の質問掲示板に「丹田が急に閉じる」ことがあるというのがありましたが、逆の意味の質問ですが、「丹田が急に開く」ことはありますか?
「窮鼠猫を噛む」つーか、「背水の陣」で下の下運命の人のが追いつめられて土壇場で「腹をくくる」のか、「腹を決める」つーのか・・
それとも下の下から上の上に上がる人はやっぱり「勝つべくして勝った人」でしょーか?
やっぱ小丹田はそのまま下の下からそのまま落下で人生ゲームオーバーでしょうか?
下の下の谷底から上の上へはい上がれるのは獅子だけで、猫はやっぱ無理な気もしますが・・・


いつでもおヒマなときで結構ですのでまた回答頂けたらありがたいですた。


お答えその2
象師匠   
まあ、そうですねえ、氣道は開いたままでも死んじゃうことはできます。
ですから、死と氣道とは関係ありません。
まあ、それで、あなたの死に際がどーなるかは神様の思し召し次第であります。
次のご質問の、逆の意味で丹田が急に開くことがないではないですが、丹田は閉じるときは簡単に閉じるのでありますが、開くときはものすごく頑固で固くて容易ではありませんので、まあ、ほんのすこーしだけでしょうねえ。
もちろん『下の下から上の上に上がる人はやっぱり「勝つべくして勝った人」』であります。
それもこれも含めて何もかも神様の思し召しで、生まれるときにすでに決定されていることであります。
その神様はあなた自身であります。
つまり、にっちもさっちもいかない人生も、神様であるあなたが選んで決定した人生であります。
象気功の「カルマ編」「輪廻編」などを再読いただき、人生の悲哀をしみじみと噛み締めて、なるべくしてなり、ならないべくしてならない人生をお楽しみいただきたい。
まあ、ときどき言うことですが、あたしは、足がありどこにでも行けて、手があり字を書け絵が描けキーボードが打てなんでもできて、目が見え海も山も花も見えテレビも映画も見え、口がありいーろいろな世界中の美味しい物を味わえ、耳が聞こえ潮騒を聞き風邪の音を聞き木々のざわめき虫の声を聞き世界中の音楽を聴き、鼻があり樹木の匂い花の香り料理の匂いを嗅いで美味しく食べることができると思うとそれだけでホントに嬉しくて泣きそうになることがありますねえ。


Re: 大丹田の人の運命?
名前:あすとらいあ  
なるほど・・・

死に様と氣道は関係ないのですね。
眠っている間にこっそり逝きたかったのですが・・

背水の陣で下の下から上の上の役満の国士無双!とは簡単にはいかないのでございますな・・・(´・ω・`)


オイラが選んだ人生ですか・・・まったく記憶にございませんが、まあ多分「貧乏虚弱病弱体力無しのブサイク」のキャラでRPGゲームをスタートさせちゃったんでしょーかねえ。

まあ、人生うまくいかないからオイラも含めて象気功とか読んでいるのは間違いないかと・・・w

オイラは宇宙の写真みると涙がでるなぁー。
宇宙旅行行くには金だな。やっぱ金。

ってことで回答ありがとうございました!
m(_ _)m