象気功
象気功

本日の御神託


大地震


TOTOどころではないのである。

昨日、知人の見舞いに某病院に行って、駐車場に車を止めて、降りようと思ったらば車がぐーらぐら揺れ始めて、周りの車を見たらばどれもぐーらぐら揺れてて、「なんだこりゃ、いったい何が起きたんだ、天変地異か?地中からなんか出てくるのか?宇宙からの怪獣か?」なんてことで車外に出たらさらに揺れがひどくなって、大げさでなく地面が波打ってるのである。


地面に立ってるのに縦揺れしながらぐーらぐら横にスライドする感じであるのである。

「ありゃりゃ、こりゃ宇宙の怪獣じゃない、ついに関東大震災2が始まった、こりゃあ、東京は壊滅する。とてもはっきりとは言えない店もとてもはっきりとはいえないことしてくれるおねーちゃんも壊滅する。くそー、もっとあれしてなにしてこれしてそれそれしとけばよかったああああっ」なんてくだらないことが頭の中をぐーるぐる巡って、あれこれどーでもいいことを考えながら駐車場の中をぐーるぐる巡っていたら、近くの車からおじさんが降りてきて、いっしょに駐車場をぐーるぐる巡ったのである。

まあ、このおじさんはできるだけ安全なところに避難しようてなことで、どこに行っていいのかわからなくて混乱してあたしについてぐるぐる駐車場を回ってたんだろうと思うのである。

それで、病院の正面玄関を見ると患者さんや白衣を来た看護婦さんと思われる皆さんがぞーろぞろ出てきて、皆で入り口で不安そうに立ってるのである。


まあ、館内で避難勧告が出たのか、びっくりして外に出てきたのか、まあ病院は建築基準がそれなりに厳しいと思うので、できれば病院の中にいたほうが安全たと思うのであるが、とにかく、どんどん出てきて、皆で玄関前に立ってるのである。

揺れはなかなか収まらなくて、駐車場の周囲の30mぐらいの何本もの杉の木がぐーらぐら揺れて、「ありゃりゃ、倒れる倒れる、倒れたらあのへんの車が潰(つぶ)れる」なんて心配してたら、そのうち揺れが収まったのであるが、病院の入り口に行ってみると、どうも病院の中はてんやわんやで、とても見舞いなんか出来る状態じゃないので見舞いはしないでお帰りになったのである。

それで、車のラジオを聞いたら、この三陸沖を震源地としたマグニチュード8.8の日本の歴史上最大の未曾有の大地震であるのである。


うわあ!揺れた揺れた、なんだこりゃ、余震だ余震だ、仕事場は地震保険に入ってたっけか?おねーちゃんどーなの?え?入ってる?ああそう。

しかし、若い頃は大きな地震なんてえとけっこう気が動転して、大慌てで部屋から逃げ出したりしたのであるが、最近は腹が座ったのかなんなのか、めんどくさくて動くのもイヤなのである。

寝てたりしたら、もう、起き上がるのもめんどくさいのである。

おそらく、家が潰れても動かないので、布団の厚みだけが頼りであるのである。

ううむ、炉心溶融だそうである。

だからいわんこっちゃないのである。

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